『アトラクションー制圧ー』@新宿シネマカリテ(17/8/15(tue)鑑賞)
「アトラクション-制圧-」 2017年8月、新宿シネマカリテ他全国順次公開
本日の映画2本目『アトラクションー制圧ー』@新宿シネマカリテに劇場入りしました。ロシア専門家の方によると、ロシア版『シン・ゴジラ』的に、がっつり本気の危機管理シミュレーションに取り組んだ侵略SFだそうですが、さて。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年8月15日
『アトラクションー制圧ー』観終わりました。邦題がこれなので侵略SFかと思い込んでましたが、ファースト・コンタクトもので、宇宙人の青年と女子高生が恋に落ちるジュヴナイルなSFロマンスもの。それで、こんなにミリタリー色が強くなっちゃうのが、ロシアらしいというか(^^; #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年8月15日
『アトラクションー制圧ー』:基本的に登場人物それぞれ立ち位置が違って、それによって見えるもの、見えないもの、大切なものとそうでないものが違うから、コミュニケーションに失敗する。それを親子や男女の関係から、国家と異星人まで、丁寧に重ね合わせてる。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年8月15日
『アトラクションー制圧ー』:ミクロとマクロで同じ構造を繰り返すことで、ディスコミュニケーションを乗り越える重要性のテーマが強化される、いい作りです。主人公に振られた元恋人が、宇宙船墜落で被害を出した住民を煽って暴動起こしたり、ミクロ-マクロの繋ぎ方が上手いんだよね。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年8月15日
『アトラクションー制圧ー』:こういうお話では、政治や軍隊が無能なのがお約束。でもプーチンのロシアだからな……と、不安に思って観てましたが、そこはちゃんと定跡どおり。まぁ、無能、というより、やる事やってるんだけど、事態が異常すぎて機能してない、というか(^^;; #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年8月15日
『アトラクションー制圧ー』:他者を警戒しすぎて攻撃的になりやすいロシア社会の気質を批判的に皮肉ってたり、こういう映画が娯楽映画として撮られて、ちゃんと国民的ヒットをしているロシア社会は、案外、基層の部分では健全なのかもしれないと感じました。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年8月15日
『アトラクションー制圧ー』:ロシアSFは旧ソ連時代からの豊かな蓄積があるし、映画界もCGを大きく取り入れることで、ダイナミックな絵作りを手がけるようになってきてる。案外、このジャンルは、これからのロシア映画界を担う、大きな売りになるかもしれないですよ(^^) #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年8月15日
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