『サリュート7』@ヒューマントラストシネマ渋谷(18/02/03(sat)鑑賞)
本日の映画2本目『サリュート7』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。80年代の実際の宇宙事故からの生還を描いたロシアの宇宙開発映画。なんか、最近のロシア映画は、CGで何でも表現できるようになったのを、実に楽しげに享受してて、観てる側も嬉しくなる勢いがあるよね。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『サリュート7』観終わりました。本編の8割くらいは衛星軌道上!(爆 漂流する宇宙ステーション復旧のために送り込まれた宇宙飛行士2人。極限状況下での作業と絶体絶命の危機を越えて、2人は帰還できるのか? ……いやぁ、旧ソ連宇宙開発史に疎いんで、落ちを知らない分、楽しめました(^^) #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『サリュート7』:基本的な物語構造は、『アポロ13』型の米国の宇宙事故ものと同じなんだけど、それだけに国民性とか意思決定メカニズムの違いが確認できて面白い。微小隕石かデブリの直撃で全機能喪失に陥った宇宙ステーション「サリュート7」。早速、米国が回収の姿勢を示す。#fr18_n
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『サリュート7』:「いいから撃墜しちまおうぜ」という共産党中枢と軍部に対し、宇宙局長官は宇宙飛行士を送り込んでステーションの復旧を主張する。しかし、複雑にスピンするステーションに、手動操縦出軌道船をドッキングできるのは、勤務資格喪失中のベテラン飛行士のみ! #fr18_n
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『サリュート7』:ソ連中の宇宙飛行士がシミュレーションで失敗していたこの難任務を、主人公が見事成功させるまでが、手に汗握る展開なのだけど、それもまだ序盤の山場。ドッキング成功後も、次々に発生するピンチを、地上の管制チームと連携しながら乗り越えてゆく。#fr18_n
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『サリュート7』:……いや、どうも後半は他の宇宙事故のエピソードから持ってきてるらしいんだけど(^^;; 意外と面白いのは、党中央と軍部から無理筋のプレッシャーを受けながら、管制チームがあくまで科学合理的に対応を検討し、のるかそるかの決め所は現場の暴走で乗り切るという(爆 #fr18_n
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『サリュート7』:実際の旧ソ連宇宙開発での事故対応がどうだったかは裏取ってないので何とも言えないけど、少なくともこの映画では、現場の独断専行を是として描いていて、それを責める描写はない。旧ソ連(あるいは現ロシア)の危機対応の理想像って、本来こういうのなんですかね。#fr18_n
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『サリュート7』:宇宙飛行士たちがピンチな状況下で軽口を叩いていたり、私たちが抱きがちな旧ソ連人感とのズレも見どころのひとつ。考えれば当たり前だけど、究極の極限環境である宇宙開発の現場で働く人たちの価値観に、西側も東側もないよね。まぁ、問題はその外側にあるわけだけど……。#fr18_n
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『サリュート7』:あとはやっぱり、宇宙開発ものだけに、地球や宇宙空間を背景に描かれる軌道上の描写のスケール感や美しさ。自分は昨今の邦画を基本的に好感を持って観ているのだけど、こういう「誰も見たことのない絵面を見せたい」欲求を最初から諦めてるんじゃないかというのが残念でね。#fr18_n
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『サリュート7』:アニメでは、結構、頑張ってると思うのだけど、CGで色々やれるようになったのは、邦画もロシア映画もインド映画も一緒なんだから、邦画の実写も宇宙開発ものとか宇宙艦隊戦とか、やればいいのに。日本の映画屋は宇宙とか興味ないんですかねー(-o-;; #fr18_n
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『サリュート7』:それはそれとして。がっつり全編、旧ソ連宇宙開発漬けという、筋ものにはたまらない映画です(^^) 上映館も上映回数も限られてる映画ですが、実写で見たかった絵面、見たことないシーンが詰まってて、落ちを知らないので最後までハラハラできるw、非常に面白い映画でした。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018