『さよならの朝に約束の花をかざろう』@立川シネマシティ/CINEMA ONE(18/02/24(sat)鑑賞)
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【映画パンフレット】さよならの朝に約束の花をかざろう 監督 岡田麿里 声 石見舞菜香、入野自由、茅野愛衣、梶裕貴、沢城みゆき、細谷佳正、佐藤利奈、日笠陽子、久野美咲、杉田智和、平田広明
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本日の映画1本目『さよならの朝に約束の花をかざろう』@立川シネマシティ/CINEMA ONEに劇場入りしました。僕らのマリーこと脚本家・岡田麿里の初「監督」作品。さて、どうなりますでしょうか……。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月24日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』観終わって、友人たちとダラダラと感想戦を経てのレビューをざっと。とりあえず、お母さん、ごめんなさい映画(号泣 長命種の少女と彼女に拾われた男の子の、数十年に渡る母子関係のお話。#魔女集会で会いましょう の映画化作品というか(^^;;#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月24日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:歳月と共に役割が変化してゆく「女の人生」ものは、割と古くからあって、直近の変わり種としては『悪女 AKUJO』なんかもそうだけど、本作もその内のひとつ。ただし、本作のヒロインは長命種なので、歳をとらず、少女の外見のまま。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月24日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:設定的にはどうあれ、これはお母さんになっても、おばあちゃんになっても、求められるロールモデルがどうあれ、女性の本質に少女性があるという意味なのかな。逆に言えば、少女の目線で、母親の役割を捉え直す映画、というか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月24日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:こう書くと非常にミクロな話のように見えるだろうけど、昭和の「女の人生」ものの多くがそうであったように、母子の暮らしとマクロな国家の興亡の話が対置して描かれ、最終的に交差する。ああ、これはマクロをミクロに落とし込む手法でもあったのだな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月24日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:勿論、そっちが主題の映画ではないので、作中の国家像はぼんやりとはしているのだけど、ミクロで私的な母子の生活の外側に、マクロな国家や国際関係が存在し、個人の生活を左右され得ることを示しているのは好ポイント(^^)。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月24日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:ミクロとマクロを繋ぐラストワンマイルをどう描くかは、このところ個人的に意識している点なのだけど、本作はそれを母子の生活や身体性のレベルまで落とし込めていて、そこは非常に上手かったですね。ああ、このやり方があったか、という。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月24日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:母性がテーマの話として、「子供が可愛い可愛い♪」だけでなく「子離れ」の部分にも踏み込んでいて、これができただけでも素晴らしい。まぁ、母性の負の側面(グレートマザーの暴走)までは踏み込まないので、やや優等生的ではあるけど。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月26日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:いわゆるマリー的なえぐみは、主人公の幼馴染の同種の少女の運命に集約されていて、それはそれで充分に残酷ではあるのだけど、もっと酷い話を期待……げふんげふんw もとい、予想していたので、そこは初監督作品として抑制した部分だったのかな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月26日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:あとは男性陣の扱いで、「(母・恋人・想い人を)守りたい」と誓う男か、国家権力と一体化して女性を支配する王族しか出てこないので、男性が抱える「仕事を通じて社会と繋がりたい欲望」の切実さが弱い。しかしまぁ、これは「お母さん」の話だからなぁ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月26日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:それと男性キャラの見た目で言うと、主要キャラはヒゲがないのね(^^;; 男性キャラのヒゲとか白髪とかは、作中の時間経過を表現するツールとしてかなり有効なツールだし、少年から大人になった象徴でもあるはずだけど、それを避けたのは何故だろう。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月26日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:自分も日本人なので、少女マンガ的なデザイン感覚の文脈は理解するから、それが致命的なポイントとは捉えないけど、でもこれがハリウッドやインド映画なら、男の子がヒゲのおっさん化する「成長」を描いていたろうとも思う。この辺も興味深い。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月26日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:度々触れているように、このお話は「お母さん」の話なのだけど、そこに注力する余り、社会や男性性の描写が若干甘いきらいはある。ま、でもそこは、男性作家が自分の問題として対峙すべき課題なのでしょう。あるいは韓国映画でも観るかw #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月26日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:もう一度、テーマの話に戻すと、長命種の母と人間の子の生命時間の差を核とする本作は、確かにファンタジーであり、SF的とも言えるのだけど、しかしそれを言えば、私たち人間どうしだって、生きてる時間はそれぞれに違うのだ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月26日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:今日元気でも、明日事故や病気の発作で死ぬかもしれない。あるいは、不健康な生活をしてたって100歳を越えて大往生するかもしれない。若者は老いた自分の姿を想像もつかないだろうし、日々余命を意識しながら生きている人もいるだろう。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月26日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:そう考えると、私たちの社会も多様な生命時間の織りなす世界の中にあり、そのもっとも身近で、最初に出会う事例が親子関係という指摘は、確かにその通りだ。そこで私たちが、人生最初の関係性をどう紡いできたのかを振り返る意義は、思いのほか深い。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月26日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:当代一級のクリエイター勢に支えられたビジュアルの素晴らしさがありながら、語り口はセリフ過多であろうかと思います。しかし、過剰なダイアログの奔流で、感動へと畳み込んでゆくのがマリー節の真骨頂であり、ここまで来れば立派な持ち芸ですわ(^^) #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月26日
『さよならの朝に約束の花をかざろう』:岡田麿里という時代を代表する脚本家の初「監督」作品を、どこへ出しても恥ずかしくない「傑作」にするのだ、という制作陣の強い意志と愛情がフィルムの端々から伝わってくる作品です。映画監督デビューに、これ以上ない祝福の門出となる映画でしたね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月26日
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