『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』@池袋新文芸坐(18/07/14(sat)鑑賞)
MIFUNE: THE LAST SAMURAI_予告_180512
Mifune: The Last Samurai Trailer
本日の映画『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。三船敏郎没後20周年を記念してのドキュメンタリー映画。監督は日系米人の方で、ハリウッドと邦画双方の映画人のインタビューや記録映像から浮かび上がる「世界のミフネ」の実像だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年7月14日
『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』観終わりました。当然だけど黒澤明との関係の話が中心で、岡本喜八作品への言及はなし(一部作品のフィルムは使われてたけど)。三船敏郎は「侍」…成熟した男性性のシンボルみたいな俳優だけど、それが空回りするような役をやらせてた岡本喜八にも言及しないと。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年7月14日
『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』:三船敏郎の評伝的なものをあまり読んでこなかったので、この映画ではじめて知ったのだけど、戦時中の三船敏郎は特攻隊を送り出す指導官だったとか。とすれば、全滅する少年軍学隊を描いた『血と砂』の出演は、依頼する側も請ける側もどれほどの覚悟だったのか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年7月14日
『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』:三船敏郎自身は、その家父長的責任感を東宝に突け込まれる形で、多数の制作スタッフを抱えて独立を余儀なくされ、また作風の転換からか黒澤明とも疎遠になったこともあり、映画人として晩年も幸せだったかというと評価は難しい。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年7月14日
『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』:結局、「侍」から降りれなかった人……という言い方は厳しすぎるだろうか。晩年の鶴田浩二が、TVドラマを利用して上手く枯れてゆくことに成功していったのと対照に。まぁ、でもそこはなー。全盛期にあれだけ成功しちゃうとなぁ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年7月14日
『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』:まぁ、「三船敏郎の偉業」云々というより「男稼業の畳み方」とかについて考え込んでしまったのは、この映画そのものより観てるこちらの問題かとも思うけれど。いずれにせよ「三船敏郎入門」としては、いいドキュメンタリーだったと思います。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年7月14日