『英国総督 最後の家』@新宿武蔵野館(18/08/15(wed)鑑賞)
本日の映画『英国総督 最後の家』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。英国のインド支配が終わり、退去することになった最後のインド総督マウントバッテン卿一家と総督邸に集う人々のお話だそうですが、さて。#fr18_n pic.twitter.com/FGD7vHeETc
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月15日
『英国総督 最後の家』観終わりました。近代インドの国産みのお話ですね。つっても「明日から独立だよ」「やったー! バンザーイ!」なんて甘っちょろい話ではなく、パキスタン分離独立に伴う100万人の宗教虐殺と1400万人の民族移動(と家族離散)が発生した、凄まじい痛みを伴った話です。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月15日
『英国総督 最後の家』:資本関係がどうなってるか判りませんが、監督はこの大虐殺を生き延びた女性の子孫だそうなので、インド系の方でしょうね。作中の言語は英語ベースですが、音楽やロマンスの扱い方がインド映画らしい(^^) 情緒的な部分もそうだけど、英国映画だったら、もっと邪悪かもw #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月15日
『英国総督 最後の家』:英国総督府ではなく、公邸に視点を置いたことで、マウントバッテン卿夫妻の苦悩とそこを訪れるインド・パキスタン建国の父たちの動き、公邸に勤める庶民の男女目線の「独立」への想いなど、多層なレイヤーの目線を盛り込むことができて、いい着眼点だったと思います。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月15日
『英国総督 最後の家』:本作の白眉は、マウントバッテン卿が苦労してまとめた分離独立案が、戦時中にチャーチルが遺した(この時点でチャーチル死んでないけどw)、米ソ冷戦を見越した戦略プラン通りだったとぶち撒けたことで、それに対するインド側の「ふざけんな!」という感情を拾ってる点。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月15日
『英国総督 最後の家』:インド独立に伴う周辺状況を国際政治のマクロから、庶民目線のミクロまで、ざっと把握するのに非常に適した映画ですし、インド映画を観ていく上で、非常に優れた補助線となる映画だと思います。あとインド映画のパキスタンの扱いの微妙な感じの理解にもつながるかとw #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年8月15日
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