『灰とダイヤモンド』@立川シネマシティ/CINEMA ONE(18/09/30(sun)鑑賞)
本日の映画『灰とダイヤモンド』@立川シネマシティ/CINEMA ONEに劇場入りしました。1959年公開。ドイツ降伏後のポーランド、ロンドン派抵抗組織に所属していた青年のお話…と聞いただけで、地獄映画確定なわけですが(-o-;; 同時代の世界中の映画に多大な影響を与えた映画だそうですが、初見。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月30日
『灰とダイヤモンド』観終わりました。1945年5月7日、ドイツが降伏文書の調印したその夜。ポーランドの地方都市で市長以下、地元要人が集まるパーティが開かれるホテルに、共産党書記と彼を狙うテロリスト・マチェックがいた……というホテルを舞台にした一夜の物語。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月30日
『灰とダイヤモンド』:いや、まぁ、終戦後のポーランド国内の西側系抵抗組織(パルチザン)なんて、どん詰まりもいい所で、仲間はどんどん捕まってくし、共産党とソ連軍の支配は強化される一方だし、ドイツとの戦いを終えたばかりの西側社会が解放戦争始めてくれるわけもないので、展望もない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月30日
『灰とダイヤモンド』:当然、この映画は共産党支配体制ががっちり出来上がった戦後十数年経ってからの映画なので、体制側を悪として描くより、反体制派となる主人公側の非を責める部分(間違えて一般人を殺しちゃうとか)が大きいのだけど、その後、米ソ冷戦も終わりを告げて30年も経つ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月30日
『灰とダイヤモンド』:それだけの時間が経ってしまうと、「どっちが正しい」という党派性などどうでも良くなり、時代のどん詰まりのルートに入り込んでしまった青年の動揺と足掻きの物語として、普遍的な輝きを放つ。同時代の西側の青年たちも、同じように感じてたのだろうけど。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月30日
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