『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』@新宿武蔵野館(18/10/01(mon)鑑賞)
映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』予告篇|9.22(土)新宿武蔵野館ほか全国順次公開
Netflix | バッド・ジーニアス 危険な天才たち
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本日の映画『バッド・ジーニアス』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。カンニングをビジネス化しちゃった学生たちのお話を描いたタイ映画で、ネタ元は中国の実話だそうで。格闘アクション以外でも、タイ映画はエンタメの実力を発揮できるのか。公開以来、評判は上々のようなので楽しみです。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月1日
『バッド・ジーニアス』観終わりました。奨学金付きで金持ちの子弟の通う進学校超天才のヒロインが、仲良くなった超ボンクラのクラスメイト女子の尻拭いでカンニングを始めたことをきっかけに、しまいには国際スケールのカンニング大作戦になってしまうお話(爆 タイ映画、あなどれね〜(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月1日
『バッド・ジーニアス』:ヒロインが近眼で目付きが悪くした黒木華みたいな娘(何だその例えは(^^;;)で、だいたい仏頂面なのだけど、学業は超優秀。普通に考えれば優等生キャラなのだけど、普段からさほど金持ちでもない家庭で学費のことばかり考えてるせいか、金が絡むと倫理観が揺らぎがちでw #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月1日
『バッド・ジーニアス』:そこにボンクラな金持ちの友達から、「入学時に寄付金積んだから、合格できた」みたいな話を聞かされると、ちょっとカチンときて、金持ち子弟相手のカンニング・ビジネスにのめり込む。だが、客に底の抜けたボンクラがいたことで、別の奨学生男子に気づかれる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月1日
『バッド・ジーニアス』:結果バレて、奨学金も没収。加えて父親にも本気で怒られて反省。しばらく大人しくしていたのだが、例のボンクラな金持ち友達から、米国留学のための国際テストでのカンニングを持ちかけられ、かつ画期的な作戦を思いついてしまった以上、やるしかない!? …というお話。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月1日
『バッド・ジーニアス』:前にインド映画でカンニングをネタにしたシーンを見た時にあまりの屈託のなさに唖然としたことがあるけど(^^;;、この映画では一応「悪いこと」として描かれます。でも学校や社会のそこかしこで顔を覗かせる剥き身の資本の論理にカチンときて、それに叛逆したくなる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月1日
『バッド・ジーニアス』:その絶妙なさじ加減で、観客の感情移入を誘い、悪漢物語(ピカレスク)の大冒険として成立させてる。そこも上手いんだけど、この映画の凄みは中盤以降で、金持ち子弟のクライアントの資金力をバックに作戦のスケールが急拡大(爆 更にヒロインも心理的に追込みがかかる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月1日
『バッド・ジーニアス』:姐さん、ここまでの事を仕出かして、はいさようならと下りれると思ってるんですかい……的な事情で(^^;;、作戦から下りるに下りれなくなる。この辺りではっきりしてくるのだけど、この映画、因果応報の論理が徹底していて、誰もがきっちり落し前をつけさせられる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月1日
『バッド・ジーニアス』:たかがカンニング映画なのに(^^;; そう、たかがカンニング映画だけど、因果応報を徹底することで、まるでNY連銀の大金庫を襲うが如き緊張と凄みが画面に宿る。それも道理。留学志望の若者の夢を強奪しようという襲撃計画なのだもの。大金庫の金塊に勝るとも劣らない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月1日
『バッド・ジーニアス』:クライマックスの大作戦は、緻密な作戦とそれが不測の事態の連続でピンチピンチでさあどうなる?とそこもエンタメ的に素晴らしかったのだけど、本作の白眉は、ラストにヒロインに突き付けられる落し前。自分が何を壊してしまったのかを容赦なく突きつけられる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月1日
『バッド・ジーニアス』:よくある青春ボンクラ・コメディから始まったはずなのに、ことここに至っては、立派なハードボイルドの境地へとたどり着く。過酷な現実認知の先に、ヒロインは何を選ぶのか……は、実際に映画を観ていただくとして(^^;;、青春学園ものでもこういう骨太感は出せるのね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月1日
『バッド・ジーニアス』:タイ映画ここにあり。タイ映画は、トニー・ジャー先輩だけじゃないんだぜ、と知らしめるエンタメ映画であると同時に、学園青春映画の枠組みを(いろんな意味で)拡げてくれる映画でした。こりゃあ、邦画もうかうかしてらんねぇぜ! #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月1日