『恐怖の時間』@ラピュタ阿佐ヶ谷(19/01/05(sat)鑑賞)
本日の映画2本目『恐怖の時間』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1964年公開。エド・マクベイン原作小説を基に山崎努&加山雄三主演のスリラー。警察署に爆弾持った犯罪者が立て籠もるお話だそうですが、さて。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月5日
『恐怖の時間』観終わりました。恋人を射殺した刑事(加山雄三)への復讐に、拳銃とニトログリセリンを持って警察署の刑事部屋に押し込んだ青年(山崎努)。その場に居合わせた刑事4人を人質に、復讐相手の刑事の帰還を待つが……というお話。シチュエーション限定のスリラーですね。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月5日
『恐怖の時間』:刑事部屋の一室(若干、外のシーンや回想はある)、作中時間は3時間に限定。篭城犯が山崎努で、彼の恋人を射殺した刑事が加山雄三で、帰りそびれて時間に捲き込まれた老刑事が志村喬。その他、芸達者な役者陣で固めて、良くできた舞台劇の趣きがあります。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月6日
『恐怖の時間』:拳銃とニトロ(自称)の入ったガラス瓶を手に押し込んだ犯人に、隙あらば外部と連絡したり、反撃の機会をうかがう刑事が4人。当然、外から電話はかかってくるし、外廻りから戻ってくる刑事はいるし、そいつが連行してくる犯罪者がいて、ネタを求めて新聞記者までやってくる。 #fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月6日
『恐怖の時間』:人が増えるたびに、不測の事態がどんどん起きて、一触即発の緊張感は高まってゆくのに、当の復讐相手の刑事だけが帰ってこないという(^^;; 原作未読なので断言はできないけど、狭い室内の話なのに、次々とイベントが発生して飽きさせない辺り、さすがエド・マクベイン。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月6日
『恐怖の時間』:非常に限定された時間と空間のお話で、「映画」としての贅沢さを役者の芝居勝負や、演出の緩急に賭けるという、ある意味、映画産業が豊かな時代でしか成立しない企画ですね。「映画」が特別なものになってしまうと、こういうスケールの企画は逆に通りづらい。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月6日
『恐怖の時間』:事件は終わったけど、肝心の真相は明かされないまま、しかし刑事たちは日常に戻ってゆくというのもエド・マクベインらしい。今だと、『相棒』とかのTVシリーズ内の一話なら何とか、てとこかな。時代ごとに腕のいい脚本家や演出家が手掛けるのを観てみたいですね。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月6日