『目撃者』@ヒューマントラストシネマ渋谷(19/04/01(mon)鑑賞)
Netflix | 目撃者
https://www.netflix.com/title/81031585
本日の映画『目撃者』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。マンションのベランダから目撃した殺人事件。それを知った犯人が、部屋の場所から目撃した主人公に追い込みをかけてくる……という韓国映画のスリラーだそうですが、さて。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月1日
『目撃者』観終わりました。妻子持ちの中年男がローンを組んでやっとの思いで買った郊外のマンション。その深夜のベランダから目撃する殺人事件を、自身の小市民的幸福を守りたいばかりに見なかったことにしようとする。だが、犯人の魔の手が身近に迫り……という映画。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月1日
『目撃者』:非常によくできたスモール・スケールのスリラー映画で、犯人も銃とか使わないし、大爆発もない。でも、その辺にあるハンマーひとつで、関係者ずんずんぶっ殺してくので、全然おっかねース(-o-;; 道具立ては日常そのものなのに、一気に暴力空間に持ってく手際凄えな、韓国映画。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月1日
『目撃者』:基本的この映画はミステリーではなく、スリラーなので、主人公の中年男がびくびく怯えまくる様がメインディッシュです(^^;; ただそこで主人公を無垢な存在とせず、怯懦故の罪を重ねさせ「原罪」を負わせるのが韓国映画らしい。それでラストの反撃を通して、その罪科を克服する。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月1日
『目撃者』:キリスト教の法話っつーか受難行かな。この映画みたいなプログラム・ピクチャー的に量産される作品まで、その基本構造が徹底されてるので、韓国映画は外れが少ないんだと思いますね。まあ、ライト・コメディ系の作品にまで、そういう重さが滲むのはどうかとも思うけど(^^;; #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月1日
『目撃者』:話をこの映画に戻すと、主人公のイ・ソンミンの冴えないオッサン感は素晴らしいですわ(^^;; というか、こういう「冴えないオッサン」として映画の主役張れる中年男優の層が分厚いんだよね、韓国映画は。刑事役のキム・サンホも、そうしたひとりだけど。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月1日
『目撃者』:先程も触れたけど、この映画はスリラーなので、犯人の正体とか犯行の動機とかは特に深掘りされない。「判る必要はない」とも明言されてるので、自覚的にやってるんだと思うけど、主人公が「悪霊」との対決を通じて自身の内的危機を越えてゆく。そういう神話的構造の映画でした。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月1日