『絢爛たる復讐』@国立映画アーカイブ(19/05/19(sun)鑑賞)
本日の映画2本目『絢爛たる復讐』@国立映画アーカイブに劇場入りしました。1946年公開。トルストイ作『復活』を上演する舞台で、ベテラン俳優に対して若き新人女優が仕掛ける「復讐」とは……というお話だそうですが、さて。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) May 19, 2019
『絢爛たる復讐』観終わりました。……いや、劇場入りコメント上げる前に、地下のスクリーンに入っちゃったので(^^;; 戦時中、疎開先で上手いこと言って地元の女優志願のヒロインと付き合ったものの、戦後あっさり振って東京に戻ったイケメン俳優がいて(^^;;、それを頼ってヒロインが上京する。#fr19_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) May 19, 2019
『絢爛たる復讐』:勿論、冷たく追い払うのだけど、その一部始終を見ていた照明係の女性が頭にきて、欠員の出た端役にヒロインを推薦する。ヒロインの才能を認めた演出家は、主演女優が癇癪を起こして役を放棄したトラブルを機会に、ヒロインを抜擢する。#fr19_n
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『絢爛たる復讐』:かくして、ヒロインは自分を振った俳優と舞台上で対決することになるが……というお話。まあまず男がどクズで(^^;; でも疎開先で色々やらかしたのを、口拭って東京でしれっと戦後生活始めてた男って、結構いそうですよね。でも戦後1年で舞台演劇ものの映画をまず撮るのか。#fr19_n
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『絢爛たる復讐』:ただまあ、舞台における役者の最大の「復讐」は、舞台で相手を「喰う」ことだ……というお話なので、地方出身で自信のない女の子だったヒロインが、役者として覚醒して成長するという、「復讐」ものにしては爽やかな後味となっています。#fr19_n
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『絢爛たる復讐』:まあ、結局演出家に想いを寄せてるような落ちで終わってるので、演技指導してくれた男性にすぐ惚れるヒロインにも問題があるのでは、と思わないでもないけど(^^;; とはいえ、戦後の新時代の女性映画の始まりはこんな風に始まったんだと知れる映画でした。#fr19_n
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