『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』@国立映画アーカイブ(19/06/08(sat)鑑賞)
フィンランド映画『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』予告編6/22より新宿武蔵野館ほか全国順次公開!
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本日の映画1本目『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』@国立映画アーカイブに劇場入りしました。フィンランドがソ連と戦った冬戦争(1939-1940)、そこから翌41年に再び戦端が開かれた継続戦争を描くフィンランド映画。22日からの本公開前に今日はEU映画特集上映で。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年6月8日
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』観終わりました。フィンランドの対ソ連戦争は有名な冬戦争の後、同盟関係にあったドイツにせっつかれて冬戦争で失った領土を回復せんと逆侵攻をかけた継続戦争があり、本作はその映画。勿論、ドイツ敗北と同時にボロ負けで終わってます。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年6月8日
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』:膠着状態にあった対ソ戦線が、ドイツの敗北とともに雪崩れ込んできたソ連によって蹂躙され、敗走に次ぐ敗走の中、次々に斃れてゆく兵士たち……あー、ウチらも満州でやったなあ。いや、満州だけじゃなかったけど(吐血 #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年6月8日
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』:原作はフィンランド本国ではご存知ものの小説で、今回の映画で3度目の映像化。今回は主人公たちが時々休暇で実家に戻るシーンがあるので、「情緒的だ」と賛否両論だったとか。足掛け3年半のお話だし、実質自国内の戦争だから、帰宅しやすいよね。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年6月8日
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』:構成としては、緒戦の勝ち戦の「領土奪還編」、膠着状態で塹壕暮らしの「戦場スケッチ編」と、ソ連軍の大攻勢から休戦までの「敗走編」の三幕構成。……今気づいたけど、主人公たち3年半の戦争中、ずっと徴兵されっぱなしかよ! 酷いな。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年6月8日
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』:まあ開戦時点で妻子持ちの中年のおっさんまで動員している有様で、フィンランド軍のいっぱいいっぱい感は満載なわけですが。その中年のおっさんから青年将校までの主人公たちが所属する最前線の歩兵中隊がお話の舞台。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年6月8日
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』:そんなわけで、戦闘描写は歩兵戦闘が主体です。スオミ短機関銃が大活躍。戦場は未整備の森林地域なので、交戦距離が意外と短いんですよね。それを含めて、帝国陸軍より自動火器率高いけど、対装甲火力の貧弱さはどっこいどっこいか……。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年6月8日
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』:戦車が出てきたら、対戦車地雷とか集束爆弾抱えて肉薄攻撃……とか、ウチらと同じようなことしてて涙(;_;) 貧乏陸軍は切ない。フィンランド側に戦車とか機甲兵科一切出てこないしなあ。トラックは結構、数あったみたいだけど。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年6月8日
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』:フィンランド空軍は一応機能していたはずだけど、これも一切出てきません。当時の歩兵目線で、航空支援を受けた印象が薄かったんでしょうかね。なんか歩兵と若干の砲兵支援だけで戦争始めて、ソ連軍が本気出したらあっさり捻られたようにも見える。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年6月8日
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』:あと、この映画だけ見てると、兵隊さんはさんざん酷い目にあってるけど、民間人の犠牲者の描写がほとんどない。フィンランド史詳しくないんで、この辺、どこまで史実に即してるのかよく判らない。ソ連も後方の民間地帯の砲空爆はやってない。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年6月8日
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』:さんざん民間人捲き込んだ戦闘やらかした我が国と比較すると、彼我双方とも元々限定戦争的な意識があったのかな。イケイケだった当時のソ連と、あそこから和平合意成立させて停戦にこぎ着けるフィンランドの外交手腕も信じがたいミラクルなわけで。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年6月8日
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』:映画は映画なので、全部の描写を真に受けることもないんですが、逆に言うと(良かれ悪しかれ)作り手や観客である大衆の戦争観を反映していると思うと非常に興味深い。自分の知らない戦争の映画は、特に。そういう非常に勉強になる映画でしたね。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年6月8日