『X 謀略都市』@ヒューマントラストシネマ渋谷(19/11/03(sun)鑑賞)
本日の映画2本目『X 謀略都市』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。閑職に廻されていた女刑事が、連続する不審死に違和感をおぼえて個人的に追ううちに、社会主義国家時代の国家的暗部にぶち当たるというハンガリー映画、だそうですが、さて。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『X 謀略都市』観終わりました。タイトルは大仰だけど、お話は神経症ホラー気味なミステリー。主人公は自殺した夫の現場に居合わせたことで、遺体を見ると過呼吸起こして倒れちゃう女刑事(写真だと大丈夫)で、でも現場の観察力や洞察力は超一流という設定は面白いな。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『X 謀略都市』:そんなPTSD持ちなので、現場から外されて書類整理仕事が中心なんだけど、不審死扱いの死者の現場検証記録からかすかな齟齬を見つけ、これが一連の連続殺人では、と問題提議する。誰からも相手にされない中、興味を持った男性刑事とともに捜査を始めるのだが……というお話。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月3日
『X 謀略都市』:それで最終的に旧社会主義時代の国家的陰謀に繋がってゆく……という事件の真相の構図は大きいのだけど、主人公は終始神経症的な恐怖にさいなまされ、実際に身近な人間にも裏切られる。そしてちょいちょい差し込まれる、天地逆さまのブダペストの都市の映像。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月4日
『X 謀略都市』:善悪の転倒。認知の基盤の揺らぎ……などの意味があるのかな。いずれにせよ、ゆっくりと移動するドローン空撮の俯瞰映画と相まって、強い不安を掻き立てるられる絵づくりになっています。一応、事件の黒幕は倒すけど、それで解決ってわけでもないしねえ……。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月4日
『X 謀略都市』:主人公個人の神経症的フォビアを現代社会の普遍的なそれに重ね合わせて描く映画であって、本気で社会主義時代の旧悪を暴こうとかではないし、ましてやじゃんじゃんバリバリ撃ち合う映画でもないです(^^;; ぞわぞわする不安感を味わう映画って感じかな。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年11月4日
■監督フィルモグラフィ:ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ(1968年~)