『「可否道」より なんじゃもんじゃ』@ラピュタ阿佐ヶ谷(19/11/23(sat)鑑賞)
本日の映画1本目『「可否道」より なんじゃもんじゃ』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1963年公開。獅子文六原作で、TVタレントの女性と現代っ子が、ひとりの男性を巡って恋の鞘当てをしたり、珈琲愛好家グループとわちゃわちゃするお話。……何、それ?(^^;; #fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) November 23, 2019
『「可否道」より なんじゃもんじゃ』観終わりました。森光子の独壇場(^^) 年下の舞台演出家と暮らす売れっ子TV女優(森光子)だが、新人女優(加賀まりこ)に出番も男も奪われて…というお話。それとは別にコーヒー煎れるのが上手くて、各界の名士で作る可否(コーヒー)道のアイドル扱いという(爆 #fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) November 24, 2019
『「可否道」より なんじゃもんじゃ』:時は60年代初頭、TVではドラマも生中継が主な時代。冒頭ホームドラマから始まったのが、ちょっとカメラが引いて、セットやカメラが映り出してぎょっとする所からスタート。そこから、洋画ドラマの吹替えアフレコとか、初期TV業界の舞台が垣間見える。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) November 24, 2019
『「可否道」より なんじゃもんじゃ』:作中では森光子は30代後半くらいなのかな。新劇出身で、貧乏な舞台演出家を内縁の夫にしているが、事実上のヒモ状態。ただコーヒーを煎れる腕は抜群に上手く、その縁で可否(コーヒー)道の創設を提唱する団体に誘われてたりする。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) November 24, 2019
『「可否道」より なんじゃもんじゃ』:んで、インスタント・コーヒーのキャンペーンに起用されたら、その団体からクレームねじ込まれて「めんどくさいなー」とか思ったり、連ドラの主役射止めてイケイケで調子に乗ってたら、旦那が新人女優とウチから出てってぶち切れたり落ち込んだり(^^) #fr19_n
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『「可否道」より なんじゃもんじゃ』:特に大役射止めてウキウキで酔っ払って帰ってきて、旦那が出てったことに気づいて大荒れに暴れて、疲れ果てて落ち込むまでの一連のアップダウン激しいシークエンスを、ひとり芝居で見事に演じてのける森光子が本作の最大の見所(^^) #fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) November 24, 2019
『「可否道」より なんじゃもんじゃ』:1970年生まれの自分らの世代にとって、森光子ってもうお茶目なお婆ちゃん役の人だったわけだけど、若い頃はこんなキュートな女優さんだったのか(^^) まあ、『放浪記』の舞台で、元祖拗らせ系文系女子の林芙美子を演ってた女優さんだもんねえ。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) November 24, 2019
『「可否道」より なんじゃもんじゃ』:ちなみにこの森光子と対する加賀まりこは、屈託なく男に媚びつつ、次々と男を乗り換えてスターダムをのし上がる小悪魔系ビッチ美少女で、男から見て「この娘相手じゃしょうがない」という気に一発でさせるビジュアルの説得力はさすが。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) November 24, 2019
『「可否道」より なんじゃもんじゃ』:そこに可否道を提唱する変なおじさま達まで絡んできて、フラストレーションがどんどん溜まり、最終的に男どもに「ふざけるな!」とぶち切れて欧州に旅立つという、そういうお話(^^) もう森光子が泣いたり笑ったり暴れたりが楽しい森光子映画でした。#fr19_n
— 義忠@諸々活動中「物語工房」 (@yoshitada_n) November 24, 2019