『サザエさんの青春』@ラピュタ阿佐ヶ谷(20/01/05(sun)観賞)
本日の映画1本目『サザエさんの青春』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1957年公開。シリーズ第3弾、江利チエミの乙女純情サザエさん花嫁修行編。『サザエさん』人気って、元々、この辺のパートを同時代的に感情移入しつつ追っかけた世代が基盤になってたのかなあ、とか思いつつ。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月5日
『サザエさんの青春』観終わりました。マスオさんとの婚約成立で浮かれ上がるサザエさん。しかしマスオさんに1年間の九州出張が決まり、結婚は延期。落ち込むかと思いきや、花嫁修行の準備期間が伸びたと張り切るサザエさんだったが、お父さんの職場絡みのお見合いに出る羽目になり……。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月5日
『サザエさんの青春』:そんなわけで、意外と興収良かったのか、今回からめでたくカラー化。しかしここに来て、結婚1年延期って、シリーズ構成的なものが固まってきたんでしょうか。で、中盤からマスオさんの出番は減るんですが、しかし最悪のタイミングには居合わせて、ラスト15分で大波乱!#20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月5日
『サザエさんの青春』:そしてそこから、ラスト5分で急転直下でラブラブ大団円に持ち込む怒涛の力業! ……それを仲人さんにやってもらう1950年代日本、凄いな(^^;; つか、悪いの全部お父さんなんだから、そこは仲人さん任せにせず自分で動けよ。それとも、仲人さん介さないとまずいのかしら。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月5日
『サザエさんの青春』:そんな感じで、サザエさんの結婚話はメインプロットを維持する最小限に抑制されて、その分、花嫁修行にかこつけた日常話と、デパガ編(デパートのパート勤務始めた)を中心としたお話の回です。まあ、例によってデパガは初日でやらかして辞めるんですが(爆 #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月5日
『サザエさんの青春』:この辺のサザエさんの社会人としての破滅的な職場の振る舞いは、当然ギャグとして描かれるんだけど、現実にこういうことやらかす社会不適応の人もいなくはないことが知られてる現代だと、結末が馘や辞職に直結する本作での描かれ方は、ちょっと辛いかな。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月5日
『サザエさんの青春』:いや、サザエさんのやらかしは概ね自宅でやってることと変わらないんだけど、家族やご近所だと「しょうがないな、サザエさんは」で済む話でも、勤め先で顧客相手だとまったく洒落にならない。逆にいうと、ギャグものって、それが許される空間を設定するのがキモなのか。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月5日
『サザエさんの青春』:いずれにせよ、結婚はちょっと先送り(構成の時間稼ぎ?(^^;;)されて、サザエさんの花嫁修行編はまだまだ続くんですが、今回の江利チエミ特集での上映はここまで。続きをどこかで観る機会がありましたら、またレビューを再開したいと思います。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年1月5日
■監督フィルモグラフィ:青柳信雄(1903年~1976年)