『一度死んでみた』@立川シネマシティ/CINEMA ONE(20/03/20(fri)鑑賞)
映画『一度死んでみた』予告(60秒) 2020年3月20日(金)全国ロードショー
本日の映画2本目『一度死んでみた』@立川シネマシティ/CINEMA ONEに劇場入りしました。広瀬すずの朝ドラ後、初主演映画。今回は堤真一、吉沢亮共演で、ドタバタ・コメディだそうで。まあ今時の邦画喜劇には若干の警戒感がなくはないけど、広瀬すず出演の映画は全部観ることにしてるので(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月20日
『一度死んでみた』観終わりました。製薬会社社長の堤真一とその娘の広瀬すずのお話なので、一応、邦画喜劇の歴史名作、森繁久弥の『社長シリーズ』を継承する作品ってことでいいのか?(爆 まあそう考えると、プロットの緩い茶番感も昭和喜劇っぽくて有りか(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月20日
『一度死んでみた』:延命薬の研究を進める製薬会社社長の父親(堤真一)の娘・七瀬(広瀬すず)は、研究に明け暮れして母親の死に目にも駆けつけない父親に反発し、父親の希望する会社への就職も拒否し、(なんちゃってw)デスメタル・バンドのボーカルとしてデビューを目指す毎日。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月21日
『一度死んでみた』:しかし、父親がたまたま開発された「2日間だけ死ねる薬」を、専務に乗せられてうっかり飲んでしまい死亡(2日間限定)。その間に七瀬を傀儡社長にして、ライバル企業との合併話を進めようという専務の目論見だが、七瀬のお目付役の秘書・松岡(吉沢亮)はその秘密を知る。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月21日
『一度死んでみた』:松岡はその秘密を七瀬に話し、七瀬とともに告別式もなしにさっさと父親の遺体を火葬にしようとする専務一派に抵抗し、薬の効力の切れる48時間後まで時間を稼ぐことができるか……というお話。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月21日
『一度死んでみた』:お話のネタの根幹である「2日間だけ死ねる薬」がどういう機序で作用し、その間、遺体(?)の状況が生理学的にどうなってるのか、について一切説明がないばかりか、医者の死亡診断のシーンすらないことから判るように、このお話のリアリティラインは、基本「茶番」です(爆 #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月21日
『一度死んでみた』:ただ全編それで徹底されてるので、作り手の力量不足でそうなってるというより、作品の基本コンセプトとして「茶番」感が選択されていると見ていいでしょう。まあかの『社長シリーズ』だって、社内でわちゃわちゃしてる割に、あの会社の業態が何かも良く判んないしぃ(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月21日
『一度死んでみた』:なので、企業買収が背景にあるからと言って、池井戸潤作品のように「敵対的買収(TOB)だ!」「こっちも経営陣買収(MBO)だ!」など、専門用語が飛び交う展開には一切なりませんので安心(?)してください。つか、買収話なんだから、弁護士くらい出せよとは思ったけど(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月21日
『一度死んでみた』:全編こんな調子で、いくら丁寧に伏線引いてあるからって、そんな無茶な屁理屈あるか!というネタのツルベ打ち(爆 とはいえ、演出のテンポとカット繋ぎのリズム感がいいので、それで押し切ってる。ここのバランスは際どいなー。それで免罪できるかどうかは、観る人次第か。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月21日
『一度死んでみた』:あと、監督がCM出身ということもあってか、しょーもない親父ギャグを連発しながら、それぞれ信じられない作り込みカット挿入して一瞬で流し去るとか、頭おかしいんじゃねーの。<褒めてます(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月21日
『一度死んでみた』:ヒロインのデスメタル・バンドだって、当人たちが自称しているだけで、客層はアイドルおたく層wだし、演奏技法がデスメタル風だけど作曲が前山田健一(ヒャダイン)って時点で「なんちゃって」バンドなのは明白で、そこも含めて観客が「理解」できるかどうか。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月21日
『一度死んでみた』:昭和の邦画喜劇って、こういう「茶番」を芸達者な喜劇役者陣の醸しだすわちゃわちゃ感で成立させていたわけですよ。それを踏まえると、「茶番」であること自体は実は悪いことではなく、本作を「茶番」であるからと切り捨てるのは、大事なことを見落とすことになる。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月21日
『一度死んでみた』:まあとは言え、個別のシーンやカットのテンポ感はいい割に、事の起こりである「父親の死」が全体構成的にちょっと遅くないか、とか、ヒロインが父親の幽霊(生霊?)を見える設定が「物語上必要な時」だけってのは、もったいなくない?とか、ツッコミ所はありますけどね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月21日
『一度死んでみた』:全体的に大爆笑ドッカンっドッカンな映画というより、くすくす笑いが途切れない映画ではあって、邦画喜劇の伝統ともいうべき「茶番」感を愛でる映画でした。そのつもりで観ればそう悪くない。あと広瀬すずは意外と歌が上手い。なんちゃってデスメタルだけど(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年3月21日