『ワールドエンド』@アップリンク吉祥寺(20/06/12(fri)鑑賞)
本日の映画『ワールドエンド』@アップリンク吉祥寺に劇場入りしました。ロシア軍特殊部隊vs宇宙からの侵略者の真っ向正面からのガチバトル! つーか、ロシア映画だから初手から負け戦らしい……(^^;; さてどんな塩梅ですかね。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月12日
『ワールドエンド』観終わりました。ロシア特殊部隊(スペツナズ)がじゃんじゃんバリバリぶっ放して宇宙人やっつける中2病全開のお話……かと思ったら、高2的に拗らせて全滅エンドに突き進むガチ侵略SFだった!<拗らせ倒してたがw ま、これはこれで(^^;; #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月12日
『ワールドエンド』:ある日、モスクワを中心とした半径3,000キロの範囲を除き、人類の文明圏すべてで電子活動が静止し、ブラックアウト化した。残された人類は、「孤立地帯」と呼ばれる外部世界に偵察隊を送るが、何者かの襲撃に遭い次々に壊滅。その最前線に前哨基地を設け出撃拠点とした。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:一方、その頃、モスクワでは、事件発生以来、超能力を発現したミュータントの少年たちが、「敵」の指揮官の行方を探るべく暗躍していた。そして偵察に出撃して消息を絶った戦車旅団を追って、第8前哨基地の特殊部隊(スペツナズ)の分隊が、「孤立地帯」に潜入する……。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:と、まあ、厨二魂全開で、ロシア空挺特殊部隊(スペツナズ)がじゃんじゃんバリバリ銃火器ぶっ放して、異星人をぶっ飛ばす話…で終わっても良かったんですけどね(^^;; 西側の低予算特殊部隊SFものとか、そんなんばっかだし。事実、銃撃戦シーンの気合いは充分でしたが。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:しかし、ロシア人は妙なとこが生真面目なのです(^^;; まずこの映画、上映時間が2時間半ある。まずここで勘のいいBC級映画ファンは引っかからなければいけません。ボンクラ特殊部隊映画に90分以上使うのは、サメ映画に2時間使ったスピルバーグ並みのきな臭さです(爆 #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:この映画ね、普通にボンクラ特殊部隊映画の枠組みなのに、真面目に侵略SFやろうとしてて、格差全開の未来のモスクワ描写とか、作戦に参加する主人公たち特殊部隊員の個人的なメンタル描写とか真面目に掘り下げてて、かつバトルもちゃんとやるのでそりゃ2時間半いるわ!#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:バトルと言えば、本作は星間植民の本隊が到着する前に、露払いというか、事前の地ならしで人類滅んじゃう話なので、実は「宇宙人」と直接バトルするシーンは終盤までありません。その代わり、「宇宙人」に洗脳された住民とか、生物と戦うのです。……その、クマとか(爆 #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:映画冒頭、真夜中の森の奥から敵が迫ってくると警報が鳴って、土嚢とか積み上げられた前哨基地の銃座にスペツナズの皆さんが配置につき、大口径の自動砲なんかも一緒に一斉射撃。どんな敵も吹っ飛ばせるかと思いきや、銃撃を物ともせず敵の大群が突っ込んでくる!#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:その直撃で陣地丸ごと吹っ飛ばされて、一夜明け……。助かった登場人物のひとりが目を醒ますと、自分の上に覆いかぶさってたクマの死骸をクレーンが吊り上げるとこで、俯瞰のカットでうず高く積み上げられているクマの死骸の数々が映るという、衝撃的なシーンががが。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:そんなこんなで、バトルシーンは多いし、火力も多めなんだけど、全般に勝ち戦が少なくて、ガシガシ戦力が削られてくんですが、ロシアの観客的にこれでテンション上がるのか(^^;; クライマックスとか、武装民兵化した一般市民を装甲車で真正面から轢き殺してくしなあ(爆 #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:装備的には、近未来の設定ということもあって、西側の特殊部隊に準じた最新の装備で固めています。大型の分隊支援火器を持った兵士は、パワードスーツっぽい強化外骨格(エクソスケルトン)装備してたり、対人レーダーと連動する自動砲台を分隊レベルで装備してたり。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:個人的にはドローンをもうちょっと使っても良かったかなと思ったのと、現実のロシア軍が力を入れている陸戦での電子戦があまりフォローされていない印象があったのが、ちょっと喰い足りなかったかな。でも味方がボコボコにされるバトルに一切手を抜かねえのな(^^;; #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:中盤はそんな風に、スペツナズの皆さんが戦って戦って戦い抜く熱い展開が続くのだけど、終盤に入ると「人類はなぜ戦う本能を持つのか」とか哲学的な会話が折々挟まるようになり、人類の未来を掴むために、情け容赦なく味方を切り捨ててく展開になる。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:そうまでして戦うことをやめない人類とは何なのか、という辺りまで踏み込むのは、西側ボンクラ特殊部隊SFの領域を完全に逸脱して、生真面目にSF映画にしようという意識を感じる。まあ、拗らせたSF好きの高校生みたいな自意識だけれども(^^;; #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:総論としては、まあ、変な映画だよね(^^;; 中盤のバトルで大暴れした特殊部隊員の主人公格のキャラが、終盤に入るなり唐突にぐっだぐだになり、挙句にラスト前のバトルで味方から見下げ果てられて、ボロボロのまま放置エンドとか、開いた口が塞がらなかったし。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日
『ワールドエンド』:ただまあ、ロシア本国ではヒットしたというし、私の知らない世界のどこかで、こういう不思議なバランスの映画が撮られて、評価されてフォロワーを生み、進化してゆくんでしょう。理解できない事をこそ楽しいし、言祝ぎたい。そういう面白さに満ちた映画ではありました。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月19日