『デンジャー・クロース 極限着弾』@新宿バルト9(20/06/20(sat)鑑賞)
6/19(金)より新宿バルト9ほか全国公開!映画『デンジャー・クロース 極限着弾』予告編
本日の映画1本目『デンジャー・クロース 極限着弾』@新宿バルト9に劇場入りしました。ベトナム戦争に派遣されたオーストラリア兵部隊100人vsベトコン2,000人の戦争映画。ベトナム派遣のオーストラリアSASは戦死者を出さなかったとか聞いたけど、一般部隊はそうでもなかったのかな。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』観終わりました。ベトナム戦争でオーストラリア軍部隊3個小隊ほどがベトナム軍に吊り出されて包囲され、18人ほど戦死者出した戦闘がありまして、そのお話の映画。この時点で戦闘経験無いせいもあって、戦争下手で(-o-;; よくこの程度の犠牲で済んだなー。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:まずオーストラリア軍が駐留する前線の中隊司令部が迫撃砲攻撃受けたんで、砲撃地点を叩こうと偵察隊出したら意外と固いが、ちょっと本気出したらいけそう、という結論になり。じゃあ、と中隊戦力の半分出したら、敵が微妙に戦力増強してきて。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:襲撃を凌ぐと敵が無理押しせずにすっと引いてくんだけど、すぐに次の襲撃が来る。しかもジャングルで見通しが悪く、敵の戦力規模が把握しきれない。んで、気がついたら、敵中で3個小隊が孤立して、しかも救出部隊出したら中隊司令部丸裸やん、という(爆 #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:……素人なのかしら、この中隊司令部。それも状況煮詰まってくると、下級指揮官から順番に上官の命令無視し始めるし(爆 帝国陸軍みたいだな、この軍隊(^^;; 「戦友を置いて撤退なんかできません!」てのは、そら映画として盛り上がるかも知らんけどさあ。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:この話、司令部空っぽにして出した救出部隊が到着した時点で敵が引いてくれたからいいものの、中隊司令部の懸念通りに敵主力に司令部攻め込まれてたら、そこで中隊壊滅してたわけで、そうならなかったのは完全に僥倖でしかないのでは……?(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:その辺の話は脇に措くとして、この映画ではオーストラリア軍側の「歩兵」描写が現代歩兵の(ひとつの)役割を判りやすく描いていて、そこは非常に面白かったです。無線を装備して、強力な砲兵が後方にある場合、前線の兵隊は敵を斃す必要はないんですね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:兵隊は敵と接触して、その座標情報を砲兵や空爆部隊に送るのが主な任務で、彼ら自身が敵を蹴散らす必要はない。それは歩兵からの指示で送り込まれる砲弾の役目です。作中のオーストラリア軍歩兵の火力が意外と少なめなのは、その思想によるものでしょう。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:逆にベトナム軍側は、歩兵が携行できる迫撃砲くらいしか砲火力が出てこない。軽火器とたまにRPG持った兵隊が出てくるくらいで、あくまで兵数差で力押しに波状攻撃を仕掛けてくる。航空支援がないのは判るとして、砲兵支援もないのか。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:これは前線歩兵に無線装備が脆弱なのか、砲兵の攻撃範囲を越えて、敵中深くに浸透する作戦だったのか。後者っぽいなー。でも、そうなるとベトナム軍側は「勝って」どうしたかったという話になるなるわけですが。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:航空支援も砲兵のカバーもなし、機甲戦力もなしに、前線拠点薄め占拠しても、米空軍のナパームで焼かれてお終いですもの。してみるとこの戦闘、ベトナム側から見ると、米国の同盟国軍隊に打撃を加えて、ショック与える心理戦だった可能性もある。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:ほどほどで引き上げたのは、その辺が理由だったのかもしれないですね。作中ではベトナム軍の戦略・戦術意図についてろくに言及されてないので、あくまで想像ですが。しかし同じ戦場で干戈を交えながら、両軍はまったく違う「戦争」をしていたことになる。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:ただこの映画、おそらく意図的にだろうけど、あくまで「戦闘」しか描いてません。何故、このベトナムで、オーストラリアの平均年齢20才前後の若者たちが、殺したり殺されたりせねばならないのかの説明は誰もしないし、兵隊たちも疑問を口にしない。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:「何を守るための戦いなのか」に誰も触れないまま、戦闘という「状況」だけが激しく加熱してゆく。動機を描かないのはテロものの邦画みたい(爆 まあ退役軍人や遺族もいるだろうし、動機や政治に踏み込まないのは、その辺の配慮もあるんだろうけど。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:多分、そこへ踏み込みと「反戦映画」になってしまい、戦死者を含む参加将兵への顕彰と、娯楽映画として消費することができなくなってしまう。逆にその「何故」に踏み込む『ザ・ファイブ・ブラッド』は、無邪気に娯楽映画として消費させない意地がある。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日
『デンジャー・クロース 極限着弾』:まあ、別にそれを「悪い」と言ってるわけではなく、作り手の描きたいテーマに沿って、自ずと語り口は変わる、というお話です。まあ、一口に戦争映画と言っても、こうやってお国柄や意図も違ってくるので、色々、見比べてみるのも楽しいですよ(^^) #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月20日