『ランボー 最後の戦場』@立川シネマシティ/CINEMA TWO(20/06/27(sat)鑑賞)
Netflix | ランボー 最後の戦場
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本日の映画1本目『ランボー 最後の戦場』@立川シネマシティ/CINEMA TWOに劇場入りしました。2008年公開。新作の前に『ランボー』シリーズ第4作目の前作をおさらい。観たことある気がしても『午後ロー』の短縮版だったりするので、一度ちゃんと劇場で観ておきたかったので。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月27日
『ランボー 最後の戦場』観終わりました。かの『ランボー』に連なるとは言え、枠組みとしては東南アジアを舞台にした低予算戦争アクション映画そのまんまなんだけど、ミャンマー軍の民族浄化の虐殺シーンとか暴力描写の凄惨さがガチ過ぎて、スナック感覚の消費を許さない気迫を感じる映画。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月27日
『ランボー 最後の戦場』:メコン川流域、タイ領内で、オンボロのボートに乗って蛇やナマズを採って暮らすをランボーは、女性医師サラの熱意に負けて、民族浄化の続くミャンマー領内に医師団を送り込むのに手を貸す。しかし、医師団が入った村がミャンマー軍の襲撃に遭う。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月27日
『ランボー 最後の戦場』:村人は虐殺され、医師団は拘束されて消息を絶つ。医師団を送り込んだ米国の宗教団体は、救出のために傭兵部隊を雇い、ランボーに彼らを現地に送り届けるよう依頼する。女性医師の身を案じたランボーはその依頼を引き請けるが……というお話。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月27日
『ランボー 最後の戦場』:大ヒット・シリーズの20年振りの続編にして、満を持してスタローン自身がメガホンを取る第4作目。とは言え、所詮、田舎軍隊相手なので、出てくる兵器もせいぜいガンボートと機銃に迫撃砲くらい。しかし、それがいかに凄惨に人体を損壊するかを嫌と言うほど描く。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月27日
『ランボー 最後の戦場』:50口径の機銃で銃撃を受ければ胴体は真っ二つだし、頭部に当たれば粉砕されるし、至近距離に迫撃砲弾が着弾すれば人体はボロボロにされて吹っ飛ぶ。まあ、対人地雷(ブロードソードマイン)1発で、あんな燃料気化爆弾みたいな爆風起きるか、とは思ったけど(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月27日
『ランボー 最後の戦場』:それが主人公と軍隊の戦いだけでなく、非武装の村人へも容赦なく向けられ、戦争というより民族浄化の現実として描かれる。段取り的には、ラストで悪が討たれる時に解消されるストレスをここで溜めている部分なのだけど、それにしても度が過ぎている。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月27日
『ランボー 最後の戦場』:その執拗な描写には、前作からの表現技術の進歩以上に、作り手の「怒り」すら滲む。いや、第1作の『ランボー』だって、アクション映画であると同時に、社会から見捨てられたベトナム帰還兵の悲痛な叫びの映画ではあったわけだけど。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月27日
『ランボー 最後の戦場』:今回、スタローン自身が監督なだけに、原点回帰というか、ジャンル映画の枠組みは大事にしつつ、ジャーナリスティックな社会性と、長年付き合ってきた「ジョン・ランボー」という存在への文学的な掘り下げまで。簡単には「消費」させないぞ、という意志を感じる。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月27日
『ランボー 最後の戦場』:あと今回、ランボーはひとりで暴れてるわけじゃないんだよね。同行する傭兵部隊にカレン族部隊まで最後には合流しての乱戦となる。ヒーロー映画としては焦点がぼやけるが、長年ひとりで戦ってきたランボーが、他者と肩を並べて戦うようになる映画だったとも言える。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月27日
『ランボー 最後の戦場』:率直に言うと、本作が社会現象を起こしてきたようなシリーズの他作品ほどにヒットしなかったのは、こういうスナック感覚での「消費」を許さないような生真面目さもあるように思う。でも長年戦い続けてきた戦士が実家に帰るまでの映画としては悪くはないか。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月27日
『ランボー 最後の戦場』:……てなことを言っときながら、実家に帰ってからも戦う羽目になる最新作をこの後観るんですけどね(^^;; でも奇妙に心に残る部分のある映画です。カレン族の反ミャンマー闘争のプロパガンダに長く使われたというのも、作品自体の力もあったのかもしれませんね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年6月27日
■監督フィルモグラフィ:シルベスター・スタローン(1946年~)
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https://www.netflix.com/title/70117698