『ブラック アンド ブルー』@立川シネマシティ/CINEMA ONE(20/07/26(sun)鑑賞)
ナオミ・ハリス主演『ブラック アンド ブルー』7月24日(金)劇場公開
Netflix | ブラック アンド ブルー
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本日の映画2本目『ブラック アンド ブルー』@立川シネマシティ/CINEMA ONEに劇場入りしました。腐敗警官たちの売人殺人現場を目撃してしまった女性警官が、口封じのために同僚であるはずの警官たちから追われてサバイブするお話だそうですが、さて。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年7月26日
『ブラック アンド ブルー』観終わりました。黒人で警官(ブルー)、加えて女性の新人警官のヒロインが、身内警官の殺人現場を目撃して追われるどベタなサスペンスの枠組みに、BLM(ブラック・ライブズ・マター)やハリケーン被害から復旧が進まない地方都市の荒廃などをうまく入れ込んだ佳作。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年7月26日
『ブラック アンド ブルー』:お話の組み立てが卒なく上手いのはともかく、隙間隙間に時事的な空気感を自然というか、必然として物語の推進力に組み込んでゆく手際が素晴らしいんだよね。エンタメにジャーナリスティックな視座を組み込む妙というか、ジャンル映画の枠組みの有効活用というか。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年7月26日
『ブラック アンド ブルー』:あと逆に、人種差別や貧困への視座をそうやって物語に組み込みながら、過度に煽らぬように注意を払っているのも随所に感じました。敵になる悪徳警官たちに黒人警官も含まれてるし、黒人居住区のギャングに白人のチンピラも混じってる。警察署長も黒人女性だしね。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年7月26日
『ブラック アンド ブルー』:この辺は、似たような構図の映画ながら、よりジャーナリズム寄りだったフランス映画『レ・ミゼラブル』が暴動の始まりを思わせる終わり方だったのと対照的で、それをハリウッドの知恵と見るか、退屈と見るか。迂闊な映画撮ると本当に暴動に直結しかねんしなぁ。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年7月26日
『ブラック アンド ブルー』:いずれにせよ、貧困と人種差別に喘ぐ米国社会の外縁で、警察と市民がどんな緊張関係を孕みながら日々を過ごしているのか、その一端を感じ取るのに非常にいい映画だったと思います。純粋にサスペンス映画としての出来もいいですしね。機会がありましたら是非。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年7月26日