『ビギル 勝利のホイッスル』@新宿ピカデリー(20/09/27(sun)鑑賞)
映画『ビギル 勝利のホイッスル』「インディアンムービーウィーク2020」本編映像
日本初公開のインド映画10作品「インディアンムービーウィーク2020」予告編
imwjapan.com監督:アトリ
主演:ヴィジャイ/ナヤンターラ/ヨーギ・バーブ/ジャッキー・シュロフ
2019年/インド/タミル語/177分
原題:BIGIL
本日の映画『ビギル 勝利のホイッスル』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。IMW2020の2本目。元花形サッカー選手が、女子サッカー州代表の監督になって全国大会を目指すというスポ根ものだそうで。インド映画は女子スポーツものがちょいちょいあるんですよねー。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月27日
『ビギル 勝利のホイッスル』観終わりました。客を確実に呼べるのは、スタア俳優によるマッチョ・アクションだから入口はその立て付けだけど、本音でやりたいのは女子スポーツのエンパワメントなので、後半それをやるといういつものインド流悪魔合体映画(^^;; まあでも、ちゃんと面白いし。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月27日
『ビギル 勝利のホイッスル』:チェンナイのスラム街で地域住民にも慕われるヤクザの親分マイケルは、実はインドのナショナルチームの主将候補にも目されたサッカー選手だったが、卑劣な大会委員長との確執により選手生命を断念。しかし、地元の女子サッカーチームを密かに支援していた。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月27日
『ビギル 勝利のホイッスル』:だが、大会前に対立組織との抗争に友人でもあるチームの監督が捲き込まれて負傷。代わりにマイケル自身が監督に就任し、チームを率いることに。しかし、急な監督交代に不審感を募らせる選手たち。またチーム強化の補強も急務だ。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月27日
『ビギル 勝利のホイッスル』:今回の大会委員長も務める因縁の委員からの執拗にして卑劣な妨害を撃破し、インドの女性事情特有の事情で引退に追い込まれて有力選手を復帰させ、女子サッカー・タミル代表チームは全国大会優勝を目指す!というお話。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月27日
『ビギル 勝利のホイッスル』:まあ、あらすじでまとめるとそういうお話で、邦画だと『任侠女子サッカー』とかいうタイトルにでもなるのかな。でも、邦画ならもっと任侠カルチャーを茶化す描写が入ってくるだろうし、組長の主人公のチートな無双アクションはコンプライアンス的に許されない。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月27日
『ビギル 勝利のホイッスル』:というか、男性スタアのチートな無双アクションと女子スポーツを通じた女性のエンパワメントなんて、方向性真逆に見えるし、映画としての軸がブレるから日本だと「やるな」と言われるんだろうけど、インド映画は気にせずやっちゃうんだよねえ(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月27日
『ビギル 勝利のホイッスル』:ただ、別の見方をすると、作中でも描かれているように女子スポーツや女性の自己実現をインド社会で目指す時、過酷な現実を打ち破れるのはスーパースタアの演じるチート無双ヒーローでもないと難しい、という現実認知の裏返しでもあるのでしょう。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月27日
『ビギル 勝利のホイッスル』:その意味で言うと、政治腐敗や差別などの過酷な現実認知の主題をチートな無双アクションでくるんで、観客への啓蒙を訴えかける結論に導く、というインド映画が得意とするフォーマットと言えなくもない。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月27日
『ビギル 勝利のホイッスル』:ハリウッド映画なんかも、その時々の新しい社会課題をコンパクトにまとめる新書ジャーナリズム的機能を映画に託すきらいがあるけど、それのインド映画版なのかな。インドの観客は、こういう映画を観て、社会問題を学んでいるのでしょう。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月27日