『ホワイト・ストーム』@池袋新文芸坐(21/01/07(thu)鑑賞)
本日の映画『ホワイト・ストーム』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。アンディ・ラウvsルイス・クーの男盛りの香港2大スタアによる、黒社会アクション。麻薬組織のトップと麻薬撲滅に多額の懸賞金を積む金融マンの激突戦だそうで。明日からレイトショー観れなくなるので慌てて来ました(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月7日
『ホワイト・ストーム』観終わりました。かつてはヤクザの兄弟分だったふたりが、不倶戴天の仇どうしとして牙を剥く。憤怒が突き抜けて、何もかも捲き込んで粉砕しつつ、その怒りが憎悪の焔(ほのお)となってすべてを舐め尽くす。待ってましたの手加減無用な漢(おとこ)の激突戦!やったー!(^^) #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月7日
『ホワイト・ストーム』:武闘派ヤクザのティン(アンディ・ラウ)は、組織の掟に従い、破門となる麻薬に手を出した弟分・地蔵(ルイス・クー)の指を自ら切り落として追放する。その後、組を抜けて堅気となったティンは、株で成功し、金融王の称号を持つ香港を代表する事業家となる。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:元々、麻薬中毒者だった父親を持つティンは、麻薬撲滅運動に私財を投じていたが、別れた妻との間に出来た息子も麻薬で死なせたことにより、一線を越える決意をする。傭兵部隊を雇い、香港の麻薬組織を壊滅するのだ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:一方、組を追放された地蔵は、どっぷりと麻薬ビジネスにのめり込み、香港の麻薬王と呼ばれるまでにのし上がっていた。麻薬組織壊滅を目指す警察を捲き込みながら、金融王ティンと麻薬王地蔵の激突は熱を帯びてゆく……というお話。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:原題は『掃毒2 天地対決』なので、前作があったのか、と調べると……ああ、ルイス・クー×ニック・チョン×ラウ・チンワンの『レクイエム 最後の銃弾』か!(^^) まあストーリーは別に繋がっておらず、男三匹のエモい麻薬戦争ものという部分のみ一緒(あとルイス・クー)。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:元武闘派ヤクザで昔の弟分が麻薬王、今は堅気の株長者で、父親と息子を麻薬で死なせて、麻薬を憎んでいる…という主人公の設定は率直に言って、盛り過ぎ(^^;; 実際はこれに不妊に悩む弁護士の奥さんとの関係まで入ってくる上、ヤクザ時代の兄弟関係の記憶は希薄気味。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:主人公のアンディ・ラウは麻薬関係者デストロイの意識が高まりすぎて、かつての弟分との絆だのやんちゃした記憶とかほとんど脳裏をよぎることなく、最後までぶっ飛ばしてゆくので、落ちから振り返るとこの設定いらないような気すらする(爆 #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:むしろ麻薬王のルイス・クーの方がまだ未練がありそうな素振りを見せるのですが。そらまあ、指切り落として組を破門にしたの主人公だし。それはそうと、本当に香港の黒社会でもケジメに指を落とす習慣があるんでしょうか。他の映画ではあまり見ないシーンですが。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:それはともかく。そもそも金融王という設定なんだから、株とか資金運用で戦わず、傭兵雇ったり、本人が拳銃撃ったりというのも、設定の無駄遣いですよね。マスコミ使った情報戦も、むしろ麻薬王にヤクザ時代の過去を暴かれて窮地に陥ったりするし。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:そういう意味で、必ずしも整っていない部分もあるんですが、全体にテンポ良くガンガン話が進むのと、主人公のアンディ・ラウが奥さん殺されたりして、どんどん追い込まれてブチ切れて暴走し始めると、もうそんなのどうでも良くなる(^^;;#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:そもそもアンディ・ラウが雇う傭兵部隊はプロですから、無駄な動きは一切ない。カットインしたらもう自動小銃ぶっ放してるw 加えて、邪魔するものは警官だろうが民間の警備員だろうが、躊躇わず射殺するので、まさしく嵐の如く突進してゆく。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:その傭兵部隊を引き連れてアンディ・ラウが警官に護衛されたルイス・クーを襲撃するクライマックスのバトルでは、ガシガシ損害出て隊員が斃れてゆくのを一切無視して、ひたすらアンディ・ラウがルイス・クーを追撃して追いすがる。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:地下鉄の地上口から車で突っ込んで、拳銃撃ちまくりながら構内でカーチェイスしますしね。本当にどうかしてる(^^;; でも大の男がここまでブチ切れて大暴れする姿を魅せてくれると、多少の物語的不整合などどうでも良くなる。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:本作を『レクイエム 最後の銃弾』の続編として考えると、ふたりの間に立つベテラン刑事役のミウ・キウワイとの三人の愛憎と因縁にまみれた関係性の話として企画されたのは想像に難くないのだけど、完全に霞んでしまっています(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:婦人警官だった奥さんを手入れの際に殺されて、シングル・ファーザーとして男手ひとつで女子高生の娘を育てているこのベテラン刑事も味わい深いキャラなんですが、ブチ切れ金融王とイケイケ麻薬王の間に置くとなあ。ちょっと貧乏くじな役回りですね。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:そんなわけで、色々バランスおかしいんですけどね。ただアンディ・ラウの底力というか、圧倒的なブチ切れ芸に、観終わった後の映画としての充足感は中々なものです。銃撃戦もカーチェイスもお腹いっぱいになるまで見せてくれますし。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:ちなみにこの映画は日本では正式公開はされてなくて、シネマート新宿の特集上映の中で単館公開されました(大阪でもやったかな)。今回、池袋新文芸坐でレイトショー公開されたのは、監督のハーマン・ヤウ作品のオールナイトやるので、その関係でしょうか。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日
『ホワイト・ストーム』:でもこういう、じゃんじゃんバリバリぶっ放して、ガシガシ車ぶつけて、ぽんぽん吹っ飛ばす、漢のブチ切れ映画は、大きなスクリーンのいい音響空間で観たいじゃんね(^^) 配信やDVDで観る人の方が多いでしょうけど、なるべくいい環境ご覧になってください。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年1月9日