『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』@Netflix(22/05/03(tue)鑑賞)
https://www.netflix.com/title/80115453
Amazon Prime|信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)(アニメ版)
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『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』@Netflixを観終わりました。2016年公開。昨年再放送されたTVドラマ版を観終えたので、そのまま勢いでこちらの劇場版も。小栗旬が主人公のやつ。原作コミックは『ゲッサン』本誌で途中まで読んでたけど、終盤の展開知らないので落ちが原作通りかは不明。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:修学旅行中に戦国時代にタイムスリップした平成の高校生サブローは、自分とうりふたつの若き織田信長と出会う。織田家嫡男の立場から逃げたかった織田信長は、サブローと入れ替わることを提案。日本史に詳しくないサブローはあっさりと受け入れた。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:その後、正史通りの試練が織田家家中を襲うんですが、いかんせん主人公が日本史に興味のないやつなんでw、いちいち危機の突破策を再発明することに。つか、現代から持ち込んだバッグの中に日本史の教科書が入ってるのに、だいぶ経つまで忘れてるし(爆 #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:そんなわけで、本物の信長に代わり、平成高校生のメンタリティに戦国の現実と向い合せるのが本作のキモ。ただ原作では元々、妙な威圧感のあるやつとの設定で、ちょっと常人と違う「異人」扱いなんですが、ドラマ版の小栗旬にはその辺の設定はなさそう。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:原作では、キャラの絵柄もあってあまり熱量は感じられず、飄々と戦国の世に適応しているように描かれるのですが、ドラマ版では小栗旬が目の前の人死にいちいち泣いたり怒ったり悩んだりする。まあ、これはこれで感情移入しやすいので悪くない。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:で、概ね正史通りのイベントが発生してゆくとはいえ、サブロー=信長の存在により、微妙に各イベントの位置づけや役割分担が変わって解釈が異なってゆくのが、日本史好きにはお楽しみポイント(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:あと、本作の特徴としてキャラが歳を取らないんですよね。……いや、桶狭間前から本能寺の変までの話なので、作中でサブロー=信長は50くらいにはなっているはずですが、身体の老化や子供ができたりなどの人生ロールの変化は描かれない。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:これはあくまで高校生の感受性のまま、織田信長の人生と向き合わせる、というコンセプトなのでしょう。そうは言いつつ、ドラマ版では先に触れたように、身近な人々の死や、戦争の理不尽さと向き合って泣き笑いしているので、ちょっとづつ成長してゆく。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:今回の劇場版では、その集大成として、石山本願寺攻めから本能寺の変、そして山崎の合戦まで。この期に及んで本能寺で信長が討たれることを知らなかったというサブローに唖然としつつ(爆、その瞬間に向けて事態は進行してゆくわけです。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:これは原作の妙なのだけど、入れ替わった本物の信長が明智光秀として、その入れ替わる前の信長に家族を皆殺しにされて織田家中に恨みを持つ秀吉が信長軍団に参加している。特にこの秀吉のサイコパスな暗躍が、織田家に不幸を招き寄せる、という設定。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:なので、世界観としてはハードで、終盤に向けて善き人々が死んでゆく。まあ、史実通りといえば、それまでですが。その過酷な試練を受けて揺らぎ続けた平成の高校生が、最後にどんな答えに辿り着くのか、という意味でこの劇場版はよくできていた印象。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:ただこれ、小栗旬のあのサブローありきのまとめ方なので、発生するイベントは一緒でも、原作はちょっとテイスト違うんじゃないかな、という気もしないでもないですが。いずれ機会があれば読み比べてみましょう。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:そんなコンセプトなので、あまりガチに戦国の合戦作法だの軍事理念(ドクトリン)を突きつめる方向にはいきません。そういうのは期待しないように。この劇場版では小栗旬が太刀振りかざして、指揮官先頭で突撃してるけど、そういうキャラだっけ?(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日
『信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)』:その辺はふわっとしてますが、映画とドラマがセットの企画だったこともあってか、今どきの民放TV時代劇としては破格の豪華さでセットや合戦シーンが描かれるので、見応えがあります。こういうカジュアルにアプローチする戦国絵巻も悪くないですよね。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月5日