積読日記

新旧東西マイナー/メジャーの区別のない映画レビューと同人小説のブログ

■Twitter               ■Twilog

■小説を読もう!           ■BOOTH:物語工房
 
各種印刷・製本・CDプレス POPLS

義忠『彼女の戰い』第10回:まえがき

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版 [DVD]

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版 [DVD]

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版 [DVD]

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 通常版 [DVD]

NEON GENESIS EVANGELION vol.05 [DVD]

NEON GENESIS EVANGELION vol.05 [DVD]

■義忠『彼女の戰い』第0〜2回:まえがき
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080316#1205650198
■義忠『彼女の戰い』第0回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080316#1205650199
■義忠『彼女の戰い』第1回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080316#1205650200
■義忠『彼女の戰い』第2回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080316#1205650201
■義忠『彼女の戰い』第3回:まえがき
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080323#1206270012
■義忠『彼女の戰い』第3回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080323#1206270013
■義忠『彼女の戰い』第4回:まえがき
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080330#1206838984
■義忠『彼女の戰い』第4回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080330#1206838985
■義忠『彼女の戰い』第5〜6回:まえがき
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080406#1207464825
■義忠『彼女の戰い』第5回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080406#1207464826
■義忠『彼女の戰い』第6回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080406#1207464827
■義忠『彼女の戰い』第7回:まえがき
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080413#1208067375
■義忠『彼女の戰い』第7回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080413#1208067376
■義忠『彼女の戰い』第8回:まえがき
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080420#1208667184
■義忠『彼女の戰い』第8回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080420#1208667185
■義忠『彼女の戰い』第9回:まえがき
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080427#1209256465
■義忠『彼女の戰い』第9回:本編
http://d.hatena.ne.jp/Yoshitada/20080427#1209256466

 はい、そんなわけで『彼女の戰い』の連載、第8週目です。
 今回は予告どおり「クラッキング編」のクライマックスです。
 
 今週の言い訳。
 冒頭回想シーンでのアスカの実母の実家関連の設定は、全部オリジナルですので念のため。だって、こんなところまで公式設定なんてなかったし。
 それと、ジャンク・データを混ぜてセキュリティ対策にするってのは、今振り返ると日常業務に支障出そうですよね。まぁ、セキュリティってのは堅牢さと日常の利便性と交換関係(バーター)にあるものではありますが。
 
 で、回想シーンの辺りで触れているアスカの両親の関係の複雑さについては、次回でアスカ自身が取りあえずの総括をしますので、そこで。
 ……とやっちゃうと、今回あまり書くことなくなっちゃうんですよね。
 なので、ちょっとだけ触れます。
 まぁ、要するに両親の愛憎渦巻く関係が、当時のアスカのキャパを越えそうだったので、写真を破いて「見なかったことにした」というお話なのですが、このへんのくだりをNIFTYで初めて公開した際、読者の方から「ちょっとショックを受けた」という感想をいただいたりもしました。
 ただ、始めから悪党だった人間なんてそうそういないし、何かしらの好意の交流ぐらいなければ結婚なんてしないし、ましてや子供なんか作れない。
 ただ子供としては「自分がどうして生まれたのか」ってのはやっぱり自分のアイデンティティの基盤とせざる得ないし、それが「良い物語」であれ「悪い物語」であれ、そうそうおいそれとひっくり返ったり修正されたりなんてダイナミックに激動されても困るのです。
 とはいえ、物語を作るほうとしては、お手軽にドラマツルギーを醸しだせるので、ついつい手を出したくなる設定なのですが。
 
 さて、次回はNERVの独房に放り込まれたアスカがここまでの状況を整理する総集編(おい)となります。
 乞う、ご期待。
 
 最期に今週も引き続き、本作品のオフセット再版本の表紙等を描いていただける絵師様を大募集しております。
 連絡先は例によって下のメアドへ。

 では、本編をお楽しみください。