『強制捜査 ~インド国税局より~』@渋谷シアターイメージフォーラム(18/10/15(mon)鑑賞)
Raid | Official Trailer | Ajay Devgn | Ileana D'Cruz | Raj Kumar Gupta | 16th March
監督:ラージクマール・グプター
主演:アジャイ・デーヴガン、イリヤーナー・デクルーズ、ソウラープ・シュクラー
2018年/インド/ヒンディー語/120分
原題:Raid
本日の映画『強制捜査 ~インド国税局より~』@渋谷シアターイメージフォーラムに劇場入りしました。インド国税庁の流れ者凄腕査察官(凄腕過ぎてひと仕事片付くと次の任地に飛ばされる(^^;;)による「マル査の男」のお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』観終わりました。80年代初頭、地方都市に赴任したインド国税庁査察官の主人公の下に匿名の密告情報がもたらされる。それに基づいて内偵を進めた主人公は、満を持して地元大物政治家の邸宅に査察で踏み込むが……というお話。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:一応、実話ベースらしいんですが、主人公が髭マッチョで背が高く、税務署職員より特殊部隊の隊長が似合うダンディーなおじ様で(^^;;、家庭では美人の奥さんとラブラブ、だが脱税する悪党を前にすれば、政治的圧力も蹴散らす悪鬼羅刹と化すという。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:で、その主人公が大部隊の査察チームを率いて、対象容疑者の邸宅に乗り込み、1週間ぐらい居座って(^^;;、広い邸宅を徹底捜索。一方、査察を喰らった政治家の方も、自分の影響力をたどって中央政界まで動かし、査察を中止させようとする。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:いずれが詰むや詰まざるや…てのが、見どころのひとつ。てなわけで、本編の7割くらいがその邸宅内で展開するという(^^;; まあ2〜3ヶ月ごとに任地飛ばされるような凄腕査察官が赴任早々に査察に入るんだから、この政治家、最初から詰んでるんじゃ(爆 #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:案の定、この政治家、首都デリーまで押しかけてあちこち駆け廻って、時の首相の面会まで取り付けるものの、遂に査察中止の命令は取り付けられず、すごすごと地元の取って返す羽目になる。その辺の駆け引きが緊迫のドラマではあるのだけど……。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:いや、政治のロジックから普通に考えれば順番逆で(^^;;、外堀完全に埋められてて、最後にこの政治家の息の根止める公的な口実見つけるために名物査察官送り込んだに決まってんじゃんねー(爆 ……と正直にやってしまうとヒーローものにならないわけですが。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:そんなわけで、完全にインド国税庁謹製のプロパガンダ映画のつもりで観てましたが(性格悪)、それでも色々学びはあるわけです。例えば、中央の官僚や政治家が、この地方政治家氏を適当にあしらって追い返すにあたり、あくまで法律に基づく権限を盾にする。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:実際にそうだったのかは知りませんが、ここでは作り手が法秩序や規範意識を「正義」として打ち出していることが重要です。少なくとも、建前として法秩序が機能しているのだ、中央政界に縁故主義や買収は効きませんよ、とアピールしている。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:なるほど、実態は逆だからこそのアピールか…とイヤらしく見てもいいんですが(^^;;、建前としてもそれを希求する意識が、観客であるインド市民にあるのだな、としましょう。その辺の市民感情における、建前と実態の間合いはこういう映画から学べる点です。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:で、その後、地元に戻ったこの地方政治家氏は(まだ自宅に査察チームが居座ってるw)、主人公の奥さん襲ってみるも効果がなく、いよいよ追い詰められて「インド的最終手段」に手をつける…地元の支持者煽って、暴徒と化して自宅に押し寄せさせるという(爆 #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:その辺の下りで「インドでは暴動無罪」とか、聞き捨てならない台詞もそこで耳にするわけです(^^;; 凄えな、インド。脱税査察映画で、大群衆が雲霞のごとく押し寄せて襲ってくるなんてシーンを見ようとは…。これも実話か。実話っぽいなあ。インドだしなあ。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:ただエンディングのキャプションとか読むと、田舎では税務署職員ぶっ殺して税金逃れようとする輩は結構いるようで、そりゃまあ、こういったプロパガンダ映画でも観て士気上げないと、現場はやってられないよなあ、という理解に容易に達するわけです。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:その他、この映画は80年代のインドの地方都市の花なので、具体的に邸宅のそこかしこに溜め込んだ現金や金銀財宝を見つける宝探しになってるわけですが、今だと債券だったり電子通貨だったりするんで、それを「絵」で見せるの大変だろうな、とか。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:この時代のインドの女性公務員って、サリーが制服扱いで査察現場にもサリー着て踏み込むわけです(^^;; 日本でのスーツと同じ扱いなのかしら。でも、それで幾晩も現場泊り込みかー。厳しい職場だな……とか、色々着目点の多い映画で、楽しかったですね。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『強制捜査 ~インド国税局より~』:税金、というハリウッドにも、邦画にもあるテーマをインド映画でやるとこうなるのか、というのは、色々面白かったし、学ぶところも多かった。しかし、こういう映画でも(こういう映画だからこそ?)、主人公は髭マッチョなのか、インド映画(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『ムタフカズ』@新宿バルト9(18/10/15(sun)鑑賞)
Netflix | ムタフカズ
https://www.netflix.com/title/81024452
- アーティスト: The Toxic Avenger / Guillaume Houzé
- 出版社/メーカー: 22D Music
- 発売日: 2018/05/18
- メディア: MP3 ダウンロード
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本日の映画2本目『ムタフカズ』@新宿バルト9に劇場入りしました。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』観終わって、いつもの仲間たちとの感想会明け。で、今回、その仲間内のひとりのアート系アニメ好きの友人の推しで企画された鑑賞会で、まぁ、日仏合作だし、シャレオツなアート・アニメなのかなとタカを括っていたら……『ゼイリブ』だった(爆 #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:いや、何言ってんだとお思いでしょうが、ウソじゃないです(^^;; 『ゼイリブ』の魂を正しく継承した、ボンクラ・バイオレンス。骨身に沁みる小汚い貧乏がナチュラルに陰謀論に直結し、銃火器をじゃんじゃんバリバリぶっ放す頭の悪いB級SFを本気の全力でやるアニメなんですよ!#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:『ゼイリブ』云々というのは、冗談ではなくて、『ゼイリブ』そのまんまのシーン(露店のマガジン・スタンドのシーンとか)や、主人公の相方が『ゼイリブ』の宇宙人そっくりとか、あるので間違いないです。もー、そういうことはさー、先に言っといてよ(^^) #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:『ゼイリブ』要素はそうした直接的な部分だけではなく、主人公たちの小汚い貧乏生活と、そこからまったくの自然な流れで陰謀論と富裕層disに直結してゆく思考論理。そして何故か介入してくるプロレスラーwと、魂の根幹レベルで『ゼイリブ』をリスペクトしていることが判る。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:『ゼイリブ』本公開時、普段からTVばっかり観てて、すぐに安直な陰謀論に飛びつく作中の貧乏人たちを、当時のSFギークたちは、ギャグだと思ってゲラゲラ笑ってたのだけど、21世紀の今日、私たちはそれがまったく冗談になってない現実と直面している。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:だから、21世紀の現代にこそ『ゼイリブ』をもう一度語り直す重要な意味がある。現代にアップデートされた、貧困と陰謀論とバイオレンスの物語を、その渦中に生きる者の側に寄り添って、彼らの妄想を丁寧に拾ってエンタメに昇華する。そこを継承する映画なんですよね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:道行くスーツの男は、自分を尾行する組織のエージェントだし、謎の特殊部隊は自宅に突入してくるし、それはCIAの陰謀だし、自分と相棒は凶悪犯としてTVで全国指名手配され、富裕層の半分は宇宙人と入れ替わっていて、結託して地球温暖化を目論んでる……。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:そういうボンクラな妄想がそのまま現実化して、主人公に襲いかかる。これを頭の悪い貧乏人のバカな妄想と笑い飛ばしていると、そうした妄想にでも縋らないと日々をしのげない、貧困層の過酷な生活の存在まで見落とすことになる。その結果が、今のトランプ政権と社会の分断だ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:『ゼイリブ』は非常に低予算な映画でしたが、その序盤において住む場所もなく日々職を求め、楽しみと言えば消費喚起を唱えるTVばかりの貧しき人々の生活を執拗に描いていました。あれはそこが物語の発起点であり、誰のための物語かを明確に宣言する描写でした。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:本作も同様に、暴力に慣れきった小汚い貧しき負け犬どもの街DMCを異様なリアリティで描いている。特に追手から逃れて逃げ込んだ地区の、観ているこっちにまで危害が及びそうな治安の悪さ(友人は南アメリカ映画みたいと言ってたけどw)など、皮膚感覚レベルの描写が素晴らしい。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:……というか、気の弱い観客だと、この「圧」はキツイかもなぁというレベルなので注意が必要なのだけど(^^;;、先の『ゼイリブ』に倣うなら、そういうキツイ状況下に生きる人々のための物語として、この映画はあるという宣言でもある。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:おバカなボンクラ映画で、高尚なテーマとかあるように見えないけど、こういう映画はこれはこれで必要なんですよ。誰かが、君らの不安や妄想をちゃんと判ってるって、こうやって映画にしてあげられるくらい理解してるって見せてやることは、社会の分断を防ぐ小さな一歩になる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:……ま、後は、80年代のハリウッドの片隅で撮られた低予算のボンクラB級SF映画の『ゼイリブ』の魂が、フランスの漫画家に継承されて、21世紀に日仏合作アニメとして映画になる不思議ね。『ゼイリブ』の示した問題意識とクールに、結局21世紀になって世界が追いついたのか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:それでも、一旦、フランスを経由したからか、ハリウッドの物語類型とは、ちょっと違った着地の仕方をします(^^;; おバカなボンクラ映画を装いつつも、そこはかとなく『ゼイリブ』より知性を感じるのも、おフランス帰り故なのか。まぁ、解題という行為自体が知性を伴うしな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:最後はこの映画、どう売ったものかですねー(^^;; 主人公の声優している草なぎ剛目当てと思しき女性客が多かったけど、主人公ゴ○ブリ飼ってるようなヤツ(それも群れで(爆)だし、女性客ドン引きするよね。で、それ以外はアート・アニメかと思って来るような層だけだろうし…。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:人はじゃんじゃん死ぬし、屍体ぐちゃぐちゃだし。「『ゼイリブ』リスペクト映画だよ!」と聞いて大喜びで飛びつくのは、オレみたいな映画オタクだし(さすがにメジャーな感性とは自分でも思ってないw)。どうする。いっそ、こっちにも小学生の若おかみがいることにして<おい。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:今回のレビューは長くなっちゃったけど、とりあえず宿題として残ってた『ゼイリブ』のレビューとワンセットで片付いた感があるので、個人的にはお得感がありましたw この映画は単体でも面白いけど、『ゼイリブ』とセットで観ると面白さ10倍なので、みんな、どっちも観てね♪ #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月14日
『ムタフカズ』:『ムタフカズ』と『ゼイリブ』の関連性に言及してるの、今のところ自分だけだな(^^;;
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月15日
『ゼイリブ』観たことある人なら、真っ先にそこ指摘するような映画なのだけど、『ゼイリブ』好きにまったく届いてないんだろうか?
『ゼイリブ』もHDリマスター版の上映やってるのに……。#fr18_n
『ムバーラカーン』@渋谷シアターイメージフォーラム(18/10/11(thu)鑑賞)
Mubarakan | Official Trailer | Anil Kapoor | Arjun Kapoor | Ileana D’Cruz | Athiya Shetty
監督:アニーズ・バスミー
主演:アルジュン・カプール、アニル・カプール、イリアナ・デクルーズ、アティヤ・シェティー、ネーハー・シャルマー、カラン・クンドラ
2017年/インド/ヒンディー語/154分
原題:Mubarakan
本日の映画『ムバーラカーン』@渋谷シアターイメージフォーラムに劇場入りしました。IFFJ2018の4本目。双子の兄弟がそれぞれ彼女がいるのに、お見合い仕組まれてさあ大変。縁談をぶっ壊すべく、あれやこれやの大騒動……という、縁談コメディ(?)だそうで。インド映画はこういうの好きね(^^) #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月11日
『ムバーラカーン』観終わりました。双子の花婿に花嫁が3人。ただでさえ帳尻が合わない話なのに、親族間の対立まで勃発して、混乱する縁談の行方は……?というお話。こじれる要素はすべてこじらせ倒し、誤解する余地があれば誤解し倒す(爆。一瞬の隙も見逃さず話がこじれてくのは、さすがw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月11日
『ムバーラカーン』:幼くして交通事故で両親を亡くし、ロンドンとインドの親族に別れて引き取られた双子の兄弟カランとチャラン。ロンドンに住むカランには彼女がいるが、養母の都合で見合いをさせられそうになったところを、インドのチャランに押し付ける。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:チャランにも彼女がいるのだが、断り切れずにお見合いする羽目に。どうしても破談にしたいチャランは、叔父の協力を仰ぐが、破談には成功するも、見合い話を持ってきたカランの養母とチャランの養父が互いに面子を潰されて絶交状態に。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:それでも破談になってメデタシめでたしと高を括っていたカランだったが、結局、チャランの見合い相手との縁談が本人の意志を無視して勝手に進み、加えて親の都合でチャランの彼女とカランの縁談まで進むことに。錯綜する恋と縁談の行方は……というお話。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:まぁ、話の軸は、家制度や大家族主義がまだまだしっかり残る中で個人の恋愛(ロマンス)もうまく折り合いつけたいよね…というお話なんだけど、ラストのクライマックスが、チャランの養母とカランの養父(実の姉弟)という辺り、比重はファミリー・ドラマの方に傾いてる印象。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:インド映画、特にコメディ系の作品は、観客のターゲットをそんなに狭く捉えてないことが多く、メインは若い主人公カップルの恋愛ドラマでも、そこに『渡る世間は鬼ばかり』的なわちゃわちゃしたファミリー・ドラマが乗っかってくる(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:でもまぁ、60年代の邦画ラブコメもそんな感じだったわけで、それが「恋愛は当事者同士のもの」という個人主義の意識が浸透し、今日の邦画青春映画の親がいるんだかいないんだか、家族関係の希薄な物語構造へと至る。……いや、それはそれで極端だな(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:最近は北インドの都市部観客を対象に、個人主義色を強めた恋愛映画も撮られてますが、このお話はインド北西部パンジャブの敬虔なシーク教徒一家のお話。日本に例えると名古屋辺りかな。男性は頭にターバン巻いてるし、親父さんはイスラム教徒との結婚には大反対(^^) #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:それとロンドンに移住した一族もいて、後半はそっちで双子のW結婚式へと突き進んでゆく。面白いのは外国であるはずのロンドンの描写もホーム扱いな点。ロンドンに行くのも別に首都デリーを介さずに直行でシーンが切り替わる。やってることは『渡る世間は鬼ばかり』なのにw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:度々、指摘してますが、このホームドラマでも軽やかに国境を越えてゆく国際感覚がインド映画なんですよ。ハリウッド映画だって、簡単に大西洋を跨ぎますが(^^;;、ホームドラマでほぼ必須のように外国に舞台に転ずる描写が入ってくるのは、私の知る限りインド映画だけです。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:勿論、なんでなんだろうとは思いますが。インド映画のホームドラマは結構裕福な資産家家庭が舞台となることが多いので、豊かさの象徴として描かれてるのか。映画の主役の資産イメージって、インド映画だけ、富裕層中心のイメージがあるよね。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:それはさておき。そんな裕福な一家が、双子の結婚話でこじれにこじれ倒す本作。これ残りの尺で本当に収集つくのか?と観ているこっちがビビるくらい、ぎりぎりまで話がこじれてゆく(^^;; 叔父さんが必死で話まとめてる間に、状況変わったんでアレなし、とか、酷くて素敵♪#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:割を喰ったヒロインの扱いがあだち充的雑さだったのは、ちょっと引っかかりましたが(^^;;、比較的ホームコメディ寄りになりがちなインド映画のラブコメとして、バランスの取れた良作でした。おススメ……はするけど、待ってればNetflix 辺りで観れるようになるかな? #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『アイヤーリー ~戦場の奇術師~』@渋谷シアターイメージフォーラム(18/10/07(sun)鑑賞)
Aiyaary Trailer | Neeraj Pandey | Sidharth Malhotra | Manoj Bajpayee | Releases 16th February 2018
監督:ニーラジ・パーンデー
主演:スィッダールト・マロートラー、マノジ・バジパアイー、ラクル・プリート・シン
2018年/インド/ヒンディー語/158分
原題:Aiyaary
インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン[日本のボリウッド映画]IFFJ
本日の映画『アイヤーリー ~戦場の奇術師~』@渋谷シアターイメージフォーラムに劇場入りしました。IFFJ2018の2本目。インドのヤン・ウェンリーの話……ではなく(^^;;、インド陸軍の防諜特務機関DSDで裏切者が出て云々、というお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月7日
『アイヤーリー ~戦場の奇術師~』:陸軍参謀長の肝いりで設立された防諜特務機関DSDのジャイ少佐が、本部から資金と盗聴音声の詰まったHDDを盗んで姿を消した。DSD指揮官のアバイ大佐は少佐の行方を追う。一方、少佐は盗聴音声を使ってDSDの存在を暴こうとするかのような動きをみせるが……。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『アイヤーリー ~戦場の奇術師~』:究極の愛国者は、究極の売国奴となる事案映画。基本的に登場人物たちは全員本音を見せず、ウソもつけば裏切りもする。必要と判断すれば敵とも取引をする。全員それを承知のプレイヤーたちなので、騙されたと怒ることもない。騙される奴が間抜けなのだ。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『アイヤーリー ~戦場の奇術師~』:そういう黄昏の世界の騙し合い(コンゲーム)のお話。まぁ、そうは言っても、欧米の謀略(エスピオナージュ)もののような、善悪の倫理の底が抜けたようなノワール感までいかず、究極的には汚職のはびこる母国政界軍人社会への憤りがある。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『アイヤーリー ~戦場の奇術師~』:作中のDSDは、陸軍参謀長の直接指揮下にはあるけど、官報には載らない完全な「裏」の組織。正規要員は士官7名で、作戦ごとに担当官が外部業者を雇って作戦を遂行するスタイル。各担当官の独立性が高く、少佐が叛逆を企んでたのに、誰も気づかない(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『アイヤーリー ~戦場の奇術師~』:あと一応、国内防諜の話なんですが、汚職している軍装備品の納入業者が海外企業なので、当然のように話はロンドンに飛び、まったくのとばっちりでMI6職員を捲き込む(^^;; インド映画は、この辺のナチュラルに国際社会と接続している意識がいいですよね。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『アイヤーリー ~戦場の奇術師~』:機密性が高すぎて、常識や倫理がいろいろひっくり返る公安活動の闇の底の底で、そうであるが故に、個人の資質と意志が状況を支配する「騎士の物語」が逆説的に成立し得る。「公安もの」のその旨みが存分に堪能できる映画でした。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『月と接吻』@神保町シアター(18/10/09(tue)鑑賞)
本日の映画『月と接吻』@神保町シアターに劇場入りしました。1957年公開。三木のり平&淡路恵子主演。売れない詩人の旦那と売れっ子女優の夫婦のドタバタ喜劇で、戦前の映画のリメイクなんだそうで。尺は短めの50分弱。今日は気楽にこんな作品でいきましょう。#fr18_n pic.twitter.com/mHYxjBxHUP
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 9, 2018
『月と接吻』観終わりました。気の強い美人女優の奥さんの尻に敷かれて専業主夫生活を送る、売れない詩人の旦那さん。酔って日頃の鬱憤をぶち撒けるさまを迎えにきた奥さんに見られて以来、どうも奥さんの様子がおかしくて……というお話。リメイクするほどヒットした要因は、ツンデレ?(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 9, 2018
『月と接吻』:淡路恵子と言えば、70年生まれの自分には生まれた時からおばあちゃん役の女優さんだったわけですが、当然ながら若い頃もあったわけで、しっかり美人な女優さんでした(^^;; それが三木のり平の奥さんとくれば「何で?」と思うし、旦那さんを尻に敷くとくれば「なるほど」となる。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 9, 2018
『月と接吻』:そしてそれが、酔って暴れる旦那さんを見て「いや〜ん、ワイルドで素敵♪」と惚れ直してデレるという……。いや、「何じゃそりゃ!」とか 21世紀のオレに言われても知らないよ(^^;; お話の構造を解析すると、そういう理路で出来てるらしいことが読み取れるって話なわけで。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 9, 2018
『月と接吻』:このお話自体は、元々戦前の中野実の小説『女優と詩人』が原作で、1935年に成瀬巳喜男が同名タイトルで映画化。今回はそれのリメイクなんですが、そちらは未見ながらも骨格は一緒の模様。逆に言うと、戦後の民主化を受けても、特にお話に求められる旨みの部分は変わってない。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月9日
『月と接吻』:その「旨み」って何だろう、と考えれば、やっぱり「ツンな奥さんが、自分に惚れ直してデレる」って辺りだろうとは、旦那さん目線で見ればわからなくもない。まぁ、強気な奥さん彼女を持った、世の男性の夢よね(^^;; それは戦前戦後経ても変わらないから、映画として成立する。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 9, 2018
『月と接吻』:と同時に、これを21世紀の今、直接持ってこられても辛い。気弱……というか卑屈に近い普段の三木のり平が酔って暴れたら「男らしくて素敵♪」という理路は、女性層の理解は得られないでしょう。今やるとすると、酔って漏らした旦那さんの愚痴に、奥さんが何かを感じるとか。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 9, 2018
『月と接吻』:そんな感じで、古い映画を観る時は、こうやってこの映画の肝は何で、それを活かしながら現代でも魅力的なお話にするには、どうすればいいのかな、と考えながら観ています。まぁ、でもやっぱり、ツンデレは時代を越える偉大な概念だよね、と証明する映画でした(^^) #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月9日
『イコライザー2』@新宿ピカデリー(18/10/08(mon)鑑賞)
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Netflix | イコライザー
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本日の映画3本目『イコライザー2』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。デンゼル・ワシントン主演の元CIA工作員の街の掃除屋、所謂「舐めてた相手が殺人マシーン」ものの続編。前作ラストでモスクワまで乗り込んでしれっとマフィア全滅させてたけど(^^;;、本作ではどこまで殺っちゃうのかw #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『イコライザー2』観終わりました。前作のヒットを受けて、スケールアップ! 爆発2倍!銃弾消費量10倍!……になったりはせず(^^;;、むしろケレンを抑えて、ますます人情時代劇っぽくドラマの湿度がアップ。でもこれで正解。大人向けのアクション・ドラマとしての完成度が増した第2弾です。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『イコライザー2』:前作のホームセンター店員から、今回はUber(?)のタクシー運転手に転職。市井の人びとの喜びや悲しみと寄り添いつつ、時にお上の裁けぬ悪を密かに裁く、街の掃除屋稼業に勤しむ主人公。だが彼のCIA時代の上司で親友でもあるジェーンが、何者かに殺害され……というお話。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『イコライザー2』:先程も触れましたが、今回はケレンは抑制気味。いや、抑制というか、むやみやたらに作品の熱量上げるようなアクションはやらない、というか。例えば、前作や本作のトレーラーでも、作品の象徴として扱われている「19秒暗殺」は、今回2〜3回しかやってないしね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『イコライザー2』:前作も主人公の日常生活を丁寧に描いていたりして、元々、人情時代劇性は高かったんですが、今回は足を踏み外しそうな若者を更生させたり、WWIIの欧州で幼い頃に姉と生き別れた老人の願いを叶えてあげたりしつつ、自身の出自が絡む因縁の敵と相対する。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『イコライザー2』:前作ではラストでモスクワに乗り込んでマフィアを壊滅させるスケール感でしたが、それと比べると全然小さな敵ながら、しかし今回はかつての身内で自身の写し身のような敵。ドラマ的には深化してます。親友の死を悼み、亡き妻への想いを抱きつつ自分自身とも言える闇と戦う。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『イコライザー2』:主人公は前作同様、冷静沈着で常に理性的に振る舞うんですが、その心の裡(うち)を示すように、部屋の外は常に強く風が吹きすさび、それはやがて暴風雨が直撃する無人の街での決闘へとたどり着く。「風」が非常に雄弁に主人公の心情若者物語る。この辺、いいですねぇ(^^) #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『イコライザー2』:こういう人情時代劇型のアクション映画は、だいたい予算があまり取れない分、ドラマで魅せましょう、という企画の時に成立するジャンルで、ジェイソン・ステイサムやニコラス・ケイジなんかのアクション俳優が、たまに変化球で出演する映画です(と私が勝手に定義してるw)。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『イコライザー2』:ただ観てる観客もそれなりに成熟した大人(年寄り、とか言わない(^^;;)だと、派手な爆発だの、ねちっこい格闘シーンの連続だと胸焼けするんで、チャンバラ(アクション)で締めるとこだけ締めて、その分、人情噺で泣かせてくれればそれでいい、みたいなニーズはあるんです。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『イコライザー2』:このシリーズは前作でも多少そのきらいはあったんですが、続編を撮るにあたって、そっちの方向に深化してきたということなんでしょう。若い方には喰い足りないかもしれませんが、こういう大人のアクション映画もたまにはいいものです。このままシリーズ化しないかしら。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『イコライザー2』:……まぁ、一世を風靡したアクション・スタアたちが、年取って無茶が効かなくなってきたとか、本人たちの嗜好が地味になってきたとかもある気がしますが(^^;; いや、これもジャンルの多様性ですよ。それを踏まえても、大人のアクション映画として良作でしたので、是非。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
『イコライザー2』:感想のTLを眺めてると、前作の発展拡張でアクション増し増しにしてくれること期待してた層が、やはり微妙そうな反応してる(^^;; まぁ、でも、前作序盤とか、こっちの人情時代劇路線に行きたそうなネタ振りされてたしなぁ……。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月8日
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『シャバーナーと呼ばれる女』@渋谷シアターイメージフォーラム(18/10/07(sun)鑑賞)
Naam Shabana Official Theatrical Trailer | "In Cinemas Now"
監督:シヴァム・ネアー
主演:タアップシー・パヌ、アクシャイ・クマール、マノジ・バジパアイー
2017年/インド/ヒンディー語/147分
原題:Naam Shabana
インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン[日本のボリウッド映画]IFFJ
Naam Shabana (Women Empowerment Anthem)
- アーティスト: Anurag Sharma
- 出版社/メーカー: Namastey Entertainment
- 発売日: 2017/04/19
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引き続き本日の映画2本目『シャバーナーと呼ばれる女』@渋谷シアターイメージフォーラムに劇場入りしました。IFFJ2018、3本目。一昨年のIFFJで観た『ベイビー』という対テロ諜報ものの映画の続編だかスピンナウトだそうですが、さて。しかし今日はインド・エスピオナージュ2本立てか(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 7, 2018
『シャバーナーと呼ばれる女』観終わりました。前作ではむくつけきヒゲと筋肉のオッサンだらけの汗臭い世界観だったので、世界的に流行ってる女殺し屋ものにしてみようというシリーズ第2弾。でも組織加入のテストに、ヒロインの個人的怨恨で殺人やらせるという70年代邦画ヒロインみたいな(爆 #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 7, 2018
『シャバーナーと呼ばれる女』:一応、前作主人公のベイビー機関の支援組織…というかベイビー機関に任せるほどでもない事案を処理する組織らしく、いよいよとなればベイビー機関の面々が出張ってくる。で、格闘技が異様に強い武器商人を暗殺しようとしたら、片っ端から工作員が返討ちに(爆 #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 7, 2018
『シャバーナーと呼ばれる女』:そんなわけで、格闘技要員を増強しようということになり、大学空手選手のヒロインをスカウトする。…いや、一般人のお嬢さんをいきなり殺し屋にスカウトするなよ(^^;; 一応、DV親父を叩き殺して少年院送りになったという過去はあるものの、更生してるんだしさ。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 7, 2018
『シャバーナーと呼ばれる女』:で、彼女を数年単位で監視してて、ツンデレな性格でやっと出来た彼氏がチンピラとの揉め事に捲き込まれて殴り殺されるとこも何もせず監視し(事後に警察は呼んだ)、ヒロインが犯人に復讐殺人するのをテスト扱い……かなり控えめに言って、この組織、外道では? #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 7, 2018
『シャバーナーと呼ばれる女』:まぁ、70年代の邦画アクション映画のヒロインの所属する組織は、だいたいそういうクズ組織でしたけどね(^^;; しかしそこまでやられて、「国を守るためだから殺し屋になれ」とか言われて、素直に納得できるものかな。なんか、その辺はあっさりしてるんだよね。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 7, 2018
『シャバーナーと呼ばれる女』:後半は組織エージェントに正式採用されたヒロインが、殺し屋としての訓練を積んでく日々と、顔を整形しつつ世界を股にかけて逃げる標的の探索が続き、最後はヒロインと標的の一騎討ち……デビュー戦がこれかよ(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 7, 2018
『シャバーナーと呼ばれる女』:まぁ、いろいろツッコミは入れましたが、そういう緩さも含めて、概ね面白かったですよ。TVドラマ的というか、『午後ロー』的な緩さというか。格闘技戦に振った分、前作よりドンパチや爆発が減った印象もあるけど(^^;; 序盤なんか、完全に学園ラブコメだしw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 7, 2018
『シャバーナーと呼ばれる女』:女殺し屋ものとしては近年『アトミック・ブロンド』『悪女 AKUJO』と気合いの入った秀作が続いているので、それと比べるのは特に気迫面で辛いんですが(^^;;、その分、気楽に観れるスパイ映画として、なかなか無視しがたい魅力のある映画でした。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 7, 2018