『ムバーラカーン』@渋谷シアターイメージフォーラム(18/10/11(thu)鑑賞)
Mubarakan | Official Trailer | Anil Kapoor | Arjun Kapoor | Ileana D’Cruz | Athiya Shetty
監督:アニーズ・バスミー
主演:アルジュン・カプール、アニル・カプール、イリアナ・デクルーズ、アティヤ・シェティー、ネーハー・シャルマー、カラン・クンドラ
2017年/インド/ヒンディー語/154分
原題:Mubarakan
本日の映画『ムバーラカーン』@渋谷シアターイメージフォーラムに劇場入りしました。IFFJ2018の4本目。双子の兄弟がそれぞれ彼女がいるのに、お見合い仕組まれてさあ大変。縁談をぶっ壊すべく、あれやこれやの大騒動……という、縁談コメディ(?)だそうで。インド映画はこういうの好きね(^^) #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月11日
『ムバーラカーン』観終わりました。双子の花婿に花嫁が3人。ただでさえ帳尻が合わない話なのに、親族間の対立まで勃発して、混乱する縁談の行方は……?というお話。こじれる要素はすべてこじらせ倒し、誤解する余地があれば誤解し倒す(爆。一瞬の隙も見逃さず話がこじれてくのは、さすがw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月11日
『ムバーラカーン』:幼くして交通事故で両親を亡くし、ロンドンとインドの親族に別れて引き取られた双子の兄弟カランとチャラン。ロンドンに住むカランには彼女がいるが、養母の都合で見合いをさせられそうになったところを、インドのチャランに押し付ける。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:チャランにも彼女がいるのだが、断り切れずにお見合いする羽目に。どうしても破談にしたいチャランは、叔父の協力を仰ぐが、破談には成功するも、見合い話を持ってきたカランの養母とチャランの養父が互いに面子を潰されて絶交状態に。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:それでも破談になってメデタシめでたしと高を括っていたカランだったが、結局、チャランの見合い相手との縁談が本人の意志を無視して勝手に進み、加えて親の都合でチャランの彼女とカランの縁談まで進むことに。錯綜する恋と縁談の行方は……というお話。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:まぁ、話の軸は、家制度や大家族主義がまだまだしっかり残る中で個人の恋愛(ロマンス)もうまく折り合いつけたいよね…というお話なんだけど、ラストのクライマックスが、チャランの養母とカランの養父(実の姉弟)という辺り、比重はファミリー・ドラマの方に傾いてる印象。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:インド映画、特にコメディ系の作品は、観客のターゲットをそんなに狭く捉えてないことが多く、メインは若い主人公カップルの恋愛ドラマでも、そこに『渡る世間は鬼ばかり』的なわちゃわちゃしたファミリー・ドラマが乗っかってくる(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:でもまぁ、60年代の邦画ラブコメもそんな感じだったわけで、それが「恋愛は当事者同士のもの」という個人主義の意識が浸透し、今日の邦画青春映画の親がいるんだかいないんだか、家族関係の希薄な物語構造へと至る。……いや、それはそれで極端だな(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:最近は北インドの都市部観客を対象に、個人主義色を強めた恋愛映画も撮られてますが、このお話はインド北西部パンジャブの敬虔なシーク教徒一家のお話。日本に例えると名古屋辺りかな。男性は頭にターバン巻いてるし、親父さんはイスラム教徒との結婚には大反対(^^) #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:それとロンドンに移住した一族もいて、後半はそっちで双子のW結婚式へと突き進んでゆく。面白いのは外国であるはずのロンドンの描写もホーム扱いな点。ロンドンに行くのも別に首都デリーを介さずに直行でシーンが切り替わる。やってることは『渡る世間は鬼ばかり』なのにw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:度々、指摘してますが、このホームドラマでも軽やかに国境を越えてゆく国際感覚がインド映画なんですよ。ハリウッド映画だって、簡単に大西洋を跨ぎますが(^^;;、ホームドラマでほぼ必須のように外国に舞台に転ずる描写が入ってくるのは、私の知る限りインド映画だけです。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:勿論、なんでなんだろうとは思いますが。インド映画のホームドラマは結構裕福な資産家家庭が舞台となることが多いので、豊かさの象徴として描かれてるのか。映画の主役の資産イメージって、インド映画だけ、富裕層中心のイメージがあるよね。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:それはさておき。そんな裕福な一家が、双子の結婚話でこじれにこじれ倒す本作。これ残りの尺で本当に収集つくのか?と観ているこっちがビビるくらい、ぎりぎりまで話がこじれてゆく(^^;; 叔父さんが必死で話まとめてる間に、状況変わったんでアレなし、とか、酷くて素敵♪#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日
『ムバーラカーン』:割を喰ったヒロインの扱いがあだち充的雑さだったのは、ちょっと引っかかりましたが(^^;;、比較的ホームコメディ寄りになりがちなインド映画のラブコメとして、バランスの取れた良作でした。おススメ……はするけど、待ってればNetflix 辺りで観れるようになるかな? #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月12日