大内健二『護衛空母入門―その誕生と運用メカニズム』
- 作者: 大内建二
- 出版社/メーカー: 潮書房光人社
- 発売日: 2013/04
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もっとも、小型とはいえ艦載機を含めれば高額な空母を大量に投入して船団護衛などやれるのは、「週刊空母」などと言われるくらいデタラメな建艦能力を発揮したWWII時の米国とその同盟国しかありえない。戦後の世界の海で船団護衛戦なんて一度として発生しなかったし、今後も米海軍が健在な間は発生しそうもないので、WWII中のみの徒花的な艦種であったとも言える。
そうした護衛空母について、運用思想から語り起こしてくれる書籍──それも安価に入手できる書籍は少ないので、この本には大いに期待している。
……のは、いいのだが、ただでさえ積読本がたまってるってのに、俺はいつ読めるんだ、この本。
なお、この護衛空母の活躍したWWII中の日本海軍の船団護衛(海上護衛戦)については、押さえておくべき定本として下のような本があります。興味のある方は、こちらもどうぞ。
- 作者: 大井篤
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2001/02
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