積読日記

新旧東西マイナー/メジャーの区別のない映画レビューと同人小説のブログ

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赤衣丸歩郎『仮面のメイドガイ (6) (角川コミックスドラゴンJr. (KCJ83-6))』

「仮面」「メイド」「ガイ(男)」……と普通に考えたら結びつくはずのない単語をくっつけてみたら、あら不思議。
 マッチョなメイド男はナチュラルにプライバシー侵害を犯しつつご主人の魂の成長を願って学園祭を謀略の巷(ちまた)に叩き込み、深山幽谷の奥地にあるメイド忍者の里ではミニスカ革命が勃発し、どじっ娘メイド怪盗が暴れまわる突き抜けたハイテンション・スラップスティック・ギャグというか、無限のカオス空間が出来上がってしまいましたというこの作品も、早6巻目。
 アニメ化も決まってますます快調に、しょーもないドタバタ劇が今日も今日とて繰り広げられるのであった。
 
 ……って、アニメ化って冗談じゃなかったのか(爆)。
 しかし、相変わらず絶好調な独特の台詞廻しで駆動する、このハイテンションな乗りを映像化するスタジオは大変だなぁ。
 まぁ、有能無敵なエージェントメイドだったフブキさんが、いつの間にやらどじっ娘メイドのレッテルを貼られて堕ちてゆく辺りさえ、ちゃんと描いてくれるなら、後はG○NZO制作でも何でもいいや(酷いこと言う(笑))。