ライト・ジュヴナイル
先週は更新が少な目だったんですが、その間に自転車は盗まれるわ、差し歯が抜けて歯医者行く羽目になるわ、PCのキィボードの調子はおかしくなるわ、不眠症は進むわ、職場でどう計算しても処理しきれない量のタスクは降りかかるわ、もう散々でした。つか、また出費かよ。
あ〜、ちなみにアニメの方ですけど、ようやく『ストロベリー・パニック』の第1話を観て、視聴打ち切りを決定。やっぱり、あたしゃ百合物はダメだ。どこに感情移入して観ればいのか、よく判らん。まだ『プリンセス・プリンセス』の方が、ゲラゲラ笑いながら観れるだけましだ。
それでも『マリみて』のアニメはまだそれなりに観れたんですが、あの作品の場合、実は百合的な要素は雰囲気だけで抑えているので、エピソードを男女を問わない普遍的な友情やコミュニケーションの話に置き換えることが可能だから、意外と間口は広かったのだ──ってなことを、『マリみて』のパチモンくさい画面をぼけらーっと眺めながら思ったですよ。
あと同じく既に切ってしまった『シムーン』なんですが、各所のブログなど眺めてると、男子の百合好きな層よりも、意外と腐女子な皆さんのトラウマをえぐってヒットしてしまってるみたいで興味深いです。まぁ、そう言われてみれば、創作にかぶれた女子高生が得てして書きがちな、昂ぶる若さに勢いあまって複雑骨折をおこしたような設定とセリフ廻しではありましたが。
『涼宮ハルヒの憂鬱』第4話「涼宮ハルヒの退屈」
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当然、いろいろ『憂鬱』編のこれからの展開のネタばらしにもなってしまっているのだけど、多少のネタばれがあっても充分に面白い作品にしてやる、という制作陣の自信の顕れということにしておきましょう。
あと、予告を観る限り、次回は前回の長門の告白から古泉の参加、第1回SOS団市内パトロールまでとすると、アニメとして動きの少ない構成が予想されるから、その前にたっぷり身体を動かす話をやっておいたということかもしれないけど。
しかし、へっぽこ草野球の試合が、古泉の携帯に掛かってきた電話一本で、人類の存亡を掛けた一戦へと変貌するアホさか減には、原作でも吹いたけど、アニメでもやっぱりインパクトあるなぁ。しかもBGMに仰々しくグレゴリオ聖歌まで流れるし。
それとハルヒの「ペリカン口」が観れたので、原作ファンとしてはおなかいっぱいですよ。
谷川 流『涼宮ハルヒの憂鬱』
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とまぁ、そんなわけで勢いで既刊全巻を読了しました。
一応、このエントリのタイトルは『憂鬱』ですけど、レビューとしてはシリーズ全体を対象としています。
少しオヤジの昔語りも入ってますが、勘弁したってください。
あと、致命的なネタバレもしそうなので、以下、ご注意を。 続きを読む