『桃太郎侍』@東京国立近代美術館フィルムセンター(16/1/5(tue)鑑賞)
Momotaro Zamurai (1957) Trailer
本日の映画『桃太郎侍』@東京国立近代美術館フィルムセンターに劇場入りしました。1957年公開。時代劇映画の名匠・三隅研次の監督作品、だそうです。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 1月 5
『桃太郎侍』観終わりました。何度か映画化されている山手樹一郎原作の時代劇の2度目の映画化作品。主演は市川雷蔵。僕らが知ってるTV時代劇の『桃太郎侍』とはだいぶ印象が違うんだけど(^^;;、こっちがオリジナルに近いんだろうね。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 1月 5
『桃太郎侍』:まぁ、それを言えば、そもそも表現のスタイルとしてもクラシカルで、人を斬っても血は噴きださず、斬撃の音もしない。そういう表現が一般化する前の作品なんですね。それだけに、映画以前の大衆演劇にスタイルが色濃く残ってる印象。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 1月 5
『桃太郎侍』:役者の挙措振る舞い、台詞廻しの言葉選びに韻の踏み方、剣戟の組み立てと、リアルと言うよりすべてが様式美なんだけど、それだけにとってもエレガンス(^^) ただ実写芝居にせよ、声優さんにせよ、様式美的な発声や芝居に行きがちなのは、歌舞伎とかから来てるのかな。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 1月 5
『桃太郎侍』:時代劇映画の文脈の勉強はこれからなので、この作品が当時のトレンドに対して、どこまで保守的で、どこまで前衛的なのかはよく判らないんだけど、現代から観ると、より日本人の求める物語の原型に近いお話のように感じられる映画でした。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 1月 5