『アンロック 陰謀のコード』@TOHOシネマズ新宿(18/04/21(sat)鑑賞)
ポスター/スチール写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターン2 アンロック 陰謀のコード 光沢プリント
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本日の映画1本目『アンロック 陰謀のコード』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。欧州を舞台に、CIAケースオフィサーのヒロインが、CIA内部の裏切り者の絡むバイオテロ阻止に奔走するお話だそうで。あらすじだけ見ると、正統派のスパイもののようですが、さて。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 21, 2018
『アンロック 陰謀のコード』観終わりました。過去の失敗で中央から外れ、現場での地味な調査仕事を過ごす元CIA尋問官のヒロイン。だが不意に訪れた任務復帰の指令に応じて、イスラム過激派の青年の尋問に成功するも、それは本部も認知してない非公式作戦で…と嬉しくなるくらいどベタ展開!w #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 21, 2018
『アンロック 陰謀のコード』:至る所に敵の内通者がいて、どんどん裏切ってくるのを、がんがんカウンターでぶっ殺して、孤立無援に切り抜けてくという、もう公開初日に、最大級の敬意でテレ東「午後のロードショー」での放映が決まっていてもおかしくないくらい、どベタのスパイ映画です(^^) #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 21, 2018
『アンロック 陰謀のコード』:まぁ、10年前なら男主人公でやってたとこなんでしょうけど、昨今の女スパイものブームに乗ってか戦うヒロインのお話なんですが、その中でもオーソドックス度では群を抜いてますね。こう目を瞑っていても次の展開が読める安心感が素敵!<褒めてる?(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 21, 2018
『アンロック 陰謀のコード』:しかし女性主人公ものなのに、びっくりするくらい恋愛要素なかったな。一応、イケメン枠としてオーランド・ブルームがヒロインの守護者(ナイト)的に出てくるのに、速攻で裏切って、速攻で消えてくしな(爆 そして一切、振り返らず、前へ前へと突き進むヒロインw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 21, 2018
『アンロック 陰謀のコード』:……読み返すとあまり褒めてるように見えないのだけど、自分の意識としては絶賛してます。こういう映画観ると、ほっとするもの。こうやって裏切って裏切られて、最後はテロ発動3秒前に阻止成功するように定番スパイ映画こそ、心の故郷であり、平安なのだからw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 21, 2018
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『ジャズ娘誕生』@国立映画アーカイブ(18/04/14(sat)鑑賞)
本日の映画『ジャズ娘誕生』他@国立映画アーカイブに劇場入りしました。表題は1957年公開の日活の初期カラー作品のミュージカル映画。で「他」は何かと言うと、旧フィルムセンターから改組新生した記念企画として、今回は戦後復興期の日活の再生を記録したフィルムも上映されるからだそうで。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) April 14, 2018
『ジャズ娘誕生』観終わりました。伊豆で瓶詰め油売りをしていたヒロイン(江利チエミ)が、どさ回りの歌謡劇団に拾われ、やがて東京の大舞台でデビューするまでのお話。歌あり踊りありの華やかなショービズもの。ヒロインが憧れるツンなイケメン劇団員に石原裕次郎。でもセンターは譲らないw #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) April 14, 2018
『ジャズ娘誕生』:ちょっとこの世界観がどこまでリアルな50年代日本社会だったのかよく判らないのだけど、どさ回りの劇団が地方巡業をしてるのは60年代前半くらいまでの邦画には、ちょいちょい出てくるので、地方の興行風景としてそう間違ってもいないみたい。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) April 14, 2018
『ジャズ娘誕生』:でも、浪花節やらないと暴動起こしかねない客層って、やだなぁ(-o-;; そこへ飛び込んで一発浪曲をかまして客を黙らせたことで、劇団にスカウトされるヒロイン。こうして、恋あり歌あり、生き別れのお父さんとの再会ありのサクセス・ストーリーが繰り広げるられるわけです。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) April 14, 2018
『ジャズ娘誕生』:ただイケメンの石原裕次郎以下、微妙に利己主義の強いクズっぽい人間しか出てこないのは、ギャグでやってるのか、リアルで50年代日本人はそんな感じだったのか、何とも言いがたい(^^;; このお話は、ヒロインが歌うと周囲の人々に幸せが舞い込むのだけど、本人に自覚はなく。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) April 14, 2018
『ジャズ娘誕生』:で、このヒロインが居心地悪くなると(幼い弟妹連れて)ぷいっと出てくので、周囲が慌てるという(主に利害関係的都合で)。……いい話風にまとめてはいるが、結構、ヒドイ話では?(^^;; まぁ、でも、50年代くらいまで遡ると、倫理観のズレも目立ってくるよね。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) April 14, 2018
『ジャズ娘誕生』:現実レイヤーの芝居からシームレスに幻想的なミュージカル場面に切り替わったり、インド映画的。というか、ハリウッドの影響で、50年代くらいまではミュージカル映画は日本でも多かったんですよね。インド映画はそこからそのまま進化して、邦画では限定的な利用に留まった。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) April 14, 2018
『ジャズ娘誕生』:まぁ、ヒロインは思い切りいい元気娘だし、作中で演奏される楽曲数も多いし、衣装も華やかなので、単純に観てて楽しい映画です。でも、こうして邦画にもインド映画的なミュージカル映画の系譜がちゃんとあったことを振り返ると、ちょっと残念ではありますね。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) April 14, 2018
『ある日わたしは』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/05/03(thu)鑑賞)
本日の映画2本目『ある日わたしは』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1959年公開。岡本喜八監督、上原美佐&宝田明主演の現代もの。というか、原作は女性誌掲載小説なので、恋愛ものってことでいいのかしら。#fr18_n pic.twitter.com/AlfLUNtuO5
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 3, 2018
『ある日わたしは』観終わりました。上原美佐と宝田明のラブラブ・バカップルの話なんだけど、原作が石坂洋次郎なんで、親世代の恋愛がふたりの関係に影をさし……というお話。上原美佐が、相手がそれ聞いてどう思うかをまったく考慮することなく、思ったことそのままぶっ込んでくる娘で(爆 #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 3, 2018
『ある日わたしは』:だいたい、宝田明との出逢いも、互いにパーティー会場で空気読まない発言したので、意気投合したという(^^;; いきなり固い恋愛論や男女論はじめるのは、この時代の他の映画(特に石坂洋次郎原作では)よく見るのだけど、ここまでのメンドくささは、この時代でも珍しいw #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 3, 2018
『ある日わたしは』:超美人の上原美佐の顔で「それをオレに聞かせて、どうしろと」という困惑するような話題や問いをいきなり振ってくるのだけど、ギャグではないので、始末に負えない。ただ彼女以外のキャラも少なからずその気があるので、原作か脚本の元々の気質ではないかと(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 3, 2018
『ある日わたしは』:多分、当時の感覚から言ってもそこは「変」だったのではないか、と思われるけど、こういう過剰さや「変」さがあってこそ「物語」であり「キャラクター」であるので、それがいけないわけではない。彼ら彼女らの「変」さは、私たち自身を誇張したものなわけだし。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 3, 2018
『ある日わたしは』:まぁ、とは言え、病気で気が弱っているとはいえ、自分の母親の口から結婚前に前の恋人と爛れた生活してたとか告白されるのはやめて欲しいし、それを正直に書き綴った手紙で一方的に交際破棄を通告されるのも、相当異常な事態なわけですが(爆 #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 3, 2018
『ある日わたしは』:あとはこの映画、東京と主人公カップルの実家である岡山、あるいは親子間の恋愛観・家族観の齟齬の話でもあって、当時はこうやって「物語」を生む葛藤(コンフリクト)に繋がる断絶がそこにはあったということでもある。多分、現代だと成立していないよね、この話。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 3, 2018
『ある日わたしは』:女性向けのコンテンツと言いつつ、原作・脚本・監督いずれも男性で、この映画で示されているヒロインの選択や思索が、どれだけ当時の女性の気持ちに寄り沿ってたのかは判りません。やはりちょっと理屈過多かなと思うし。でもこういう時代もあったのだ、という一例として。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 3, 2018
『となりの怪物くん』@TOHOシネマズ渋谷(18/05/02(wed)鑑賞)
Netflix | となりの怪物くん
https://www.netflix.com/title/81103946
Official Photo & Story Book 映画となりの怪物くん
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- 出版社/メーカー: 講談社
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Netflix | となりの怪物くん(TVアニメ版)
https://www.netflix.com/title/80011358
本日の映画2本目『となりの怪物くん』@TOHOシネマズ渋谷に劇場入りしました。先程の映画と打って変わっての少女マンガ原作映画。秀才少女と野良の天才少年の「才能」を巡るお話。以前アニメ化されたのは観てますけど、原作は未読。しかし、土屋太鳳はいつまで制服女子高生をやれるのか(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月2日
『となりの怪物くん』観終わりました。これで何回目かも判らない制服女子高生の土屋太鳳なのだけど、それでもきっちり作品に寄せて演技のトーンを変えてくるのはさすが。無表情なクール系だけど、コメディエンヌとしての反射神経の良さも魅せてくれて、やはり才能のある女優さんですわ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月2日
『となりの怪物くん』:元々「才能(ギフト)」を巡る物語なのだけど、同時に色々難有りで、ほっといたらとても友だちなんか作れそうもない子どもたちが、一番友だち作れそうもない奴を中心に、仲良しグループになってゆく、というお話でもあって、おじさんにはそこが一番ツボで好きなお話です。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月2日
『となりの怪物くん』:この映画でもその辺の優しさは上手く出てて良かったかな。まぁ、周辺の問題児たちの掘り下げがもうちょっと欲しかったけど、尺の都合でしょうがない。コミック的にポップな演出を実写で多用してたのは賛否もあるでしょうが、原作のチャーミングな軽みに合ってたかな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月2日
『となりの怪物くん』:アニメは2クール分やって最後までやらなかったので、落ちがああいう感じになったのは知らなかったけど、まぁ、少女マンガだし(^^;; 青年マンガか小説ならもっとビターに、菅田将暉は失踪したままか、死んでたろうけど。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月2日
『となりの怪物くん』:まぁ、大人の男性が観るのは場違いなんでしょうが、若い子が色々ぶつかったりくっついたり悩んだりしてるの見てるだけで、ちょっと涙腺緩んできたりするので、多少の引っ掛かりはもういいかと。<何目線だよ(^^;; いやあ、青春映画って良いですね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月2日
『となりの怪物くん』:後はまぁ、作中で神戸ヴィーナスブリッジが、主人公カップルに重要な場面として何度も出てくるんですが、ああ、『恐怖女子高校 女暴力教室』で池玲子と杉本美樹がタイマン張ったあの場所だ(爆、と胸を躍らせてたのは、多分、私だけでしょうね。<コイツ……。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月2日
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『ミスミソウ』@池袋シネマ・ロサ(18/05/01(tue)鑑賞)
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Netflix | ミスミソウ
https://www.netflix.com/title/81273452
本日の映画2本目『ミスミソウ』@池袋シネマ・ロサに劇場入りしました。押見修造のコミック原作。北海道の学校を舞台にした、いじめられっ子の女の子の復讐のお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月1日
『ミスミソウ』観終わりました。鄙びた田舎町での地元民のヘイトの話だとペキンパーの『わらの犬』だし、殺された家族の復讐譚といえばチャールズ・ブロンソンの『狼よさらば』だけど、それを今の邦画は若い女の子でやるのね(^^;; それ故にこそ、これでリリカルな青春映画たり得てるのだけど。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月1日
『ミスミソウ』:田舎町で都会からの転校生の美少女が苛められるまでならよくある話なのだけど、いじめっ子が自宅を焼いて両親焼き殺すのも物語的な過剰だし、その後、いじめっ子といじめられっ子が殺しあって、廃校直前のクラスの半分が全滅するのも過剰の窮み。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月1日
『ミスミソウ』:でも、雪の降りしきる冬の北海道なら、ぎりぎり成立する。どんな屍山血河も、雪に覆われ、春まで判らない。この映画の成功の7割くらいは、このロケーションの勝利でしょう。まぁ、警察がほとんど機能してないのは、女子中学生の復讐劇を成立するためのご愛嬌といいますか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月1日
『ミスミソウ』:このロケーションが語らずとも示す、少年少女たちの発散のしようのない鬱屈と出口のなさが、暗黙のうちに事件の根幹となる動機(衝動)への説得力にも繋がって、ロケーション設定というものが、いかに大事かを示す映画でもある。雪原に鮮血の赤って、映えるしねぇ(うひー)。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月1日
『ミスミソウ』:話的には過剰だし、エクストリームだし、中学生男女が次々と面白愉快な殺され方で死んでゆく酷い話ではあるのだけど、それでも作品全体を上品な静謐さに包まれ、小さなすれ違いが決定的な断裂を招いて、それを悼むリリカルな青春の哀しみに繋がってゆく。この絶妙なバランス!#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月1日
『ミスミソウ』:これは邦画でないと成立しないバランスの映画ですね。ハリウッドでもインド映画でも、中国映画でも無理。この映画のリメイクならぎりぎり韓国でも成立するだろうけど、大人目線になるかな。繊細さなら台湾映画もありだけど、台湾は雪降らないし(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月1日
『ミスミソウ』:ミステリーとして観ると、狭い関係性の中で感情が錯綜して取り返しのつかない暴力へと雪崩れ込む辺りとか、「あいつ」までこちら側の人間だと発覚して、三つ巴のモンスター対決が始まるクライマックスとか、要所要所でツイストが効いていて見応えありました。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月1日
『ミスミソウ』:公開館数が元々少ない上に、上映期間もそろそろ終盤。都内でも今や池袋と新宿だけですが、是非、大きな画面でご覧になることをお勧めします。まぁ、痛そうな描写とか血とか苦手な人までとは申しませんが、でもきれいだし。<そういう問題ではない(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月1日
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『斬る(1968)』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/04/30(mon)鑑賞)
Netflix | 斬る(1968)
https://www.netflix.com/title/70039887
本日の映画2本目『斬る』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1968年公開。仲代達也主演、山本周五郎原作、岡本喜八監督の時代劇。一揆鎮圧後の人心の荒れ果てた地方藩の抗争劇だそうですが、さて。#fr18_n pic.twitter.com/HLyZIPhdqr
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年4月30日
『斬る』観終わりました。悪家老の暗殺に成功したものの、藩内政争の生贄として無惨に抹殺されんとする七人の青年藩士たち。他藩で起きた同様の政争を経て、侍に嫌気をさして辞めた無宿人(仲代達也)が、見るに見かねて、事件解決に奔走する。バイオレンスとユーモアが絶妙に入り混じった傑作。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年4月30日
『斬る』:基本的に黒澤明&三船敏郎の『椿三十郎』的な話なのだけど、岡本喜八&仲代達也だとこうなるか、という(^^) 起こってる状況はハードかつシリアスなんだけど、仲代達也が飄々としてトボけ倒すし、様々な階層と動機の人々が状況に飛び込んできて、先が読めない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年4月30日
『斬る』:侍を辞めた奴、侍になりたい奴、侍として侍であるが故に抹殺されようとしている奴……侍という価値観を軸に、様々な形で境界線上にいる人々が、それぞれの事情で入り乱れて攻防を繰り広げ、空間的にも山中の砦から麓の城下町まで行き来するので、非常にダイナミック(^^) #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年4月30日
『斬る』:まぁ、しかし、この辺の作品を観てると、岡本喜八とか鈴木清順らがハードボイルドの物語作法を完全に身につけて、自在に使いこなしていることに気づかされる。そら、大藪春彦原作とも相性がいいはずだわ。この辺は両者の従軍経験とも関係があるのか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年4月30日
『斬る』:本家米国のハードボイルドも、WWIの帰還兵世代が始めたって説もあるしな。権力への恐ろしいほど醒めた目線と、激しい怒りを秘めつつも、皮肉やユーモアに包んで笑い飛ばすスタイル。作中でたびたび「侍ってのは、そういうものさ」と語られる「侍」は、本当は何を指していたのか……。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年4月30日
『明治天皇と日露大戦争』@国立映画アーカイブ(18/04/29(sun)鑑賞)
東宝・新東宝戦争映画DVD 8号 (明治天皇と日露大戦争(1957)) [分冊百科] (DVD付) (東宝・新東宝戦争映画DVDコレクション)
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本日の映画1本目『明治天皇と日露大戦争』@国立映画アーカイブに劇場入りしました。1957年公開。明治天皇は嵐山寛寿郎。来てみたら整理券が配られるくらい盛況で、連休2日目だからか、珍しく(?)若い観客が多い模様。まぁ、でも半分強は年配者かな(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) April 29, 2018
『明治天皇と日露大戦争』:観終わりました。まぁ、日露戦争エピソードの総集編なんですが、構成的に戦況を明治天皇に上奏し、陛下が兵や国民の苦労を労わり、それに接した重臣たちが感激に胸を詰まらせる、というお話。こうして感謝と敬意の循環が完成し、国家が駆動するという国家観、なぁ。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) April 29, 2018
『明治天皇と日露大戦争』:その是非はともかく、日本人の割と素朴な政治観として、その循環の中に身を委ねたい願望がマジョリティにはあって、それに茶々を入れるインテリは嫌悪するし、指導者層の振る舞いがその理想に値しないと見れば、勝手に暴れだす(^^;; ……いいけどね。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) April 29, 2018
『明治天皇と日露大戦争』:ただ、科学合理の激突でもある近代総力戦の総括がそれだけでいいのか、という疑問は当然あって然るべきであって、ましてや戦後に撮られた映画にあっては。例えば乃木軍が203高地をどうやって陥したのか、について具体的な描写はない。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年4月29日
『明治天皇と日露大戦争』:将兵の犠牲を厭わぬ敢闘精神が決め手のように描かれる。司馬遼太郎の『坂の上の雲』前の映画なので、児玉源太郎の指揮権介入とかお台場砲台や海軍の大口径砲を持ち込んだ話には言及はない。というか、司馬の日露戦争史観は、本作のような史観へのカウンターなのか。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年4月29日
『明治天皇と日露大戦争』:勿論、乃木の作戦指揮に過剰に厳しい感のある司馬史観にも、問題はあるかもしれないが……。まぁ、総括すると、この映画の明治天皇は日本人の描く理想のリーダー像にぴったり沿って観ていて心地よいだけに、それでいいのか、と考え込んでしまう映画でしたね。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年4月29日