『青葉繁れる』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/05/16(wed)鑑賞)
本日の映画『青葉繁れる』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1974年公開。草刈正雄主演、岡本喜八監督。原作は井上ひさしの半自伝的な青春小説で、東北仙台のボンクラ学生たちの青春コメディだそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月16日
『青葉繁れる』観終わりました。井上ひさしの半自伝小説が原作と言いつつ、作品の舞台は現代(1970年代)の仙台。男子高に通う地元ボンクラ3人組に、東京から転校してきたイケメン転校生(草刈正雄)が加わって…というお話。いやもう凄いぞ、草刈正雄。地元男子高生と頭身から違う別人類ぶり(爆 #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月16日
『青葉繁れる』:いわば松本零士の『男おいどん』の世界観に、当時の少女マンガの「10頭身のイケメン」が乱入。当初は多少頭の良さげな風に見えたその美形キャラが、凄い勢いでボンクラの地金が露呈して、最終的に地元ボンクラ学生たちときゃっきゃウフフとじゃれ合って終わるという(爆 #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月16日
『青葉繁れる』:完全に頭身の違うボンクラ’sが横並びで地球上を歩いてる絵面のバカさ加減で、入場料の半分は元が取れる卑怯な作りなのだけどw、それで何か教訓めいた結論に達するでもなく、ボンクラを貫いて終わる。敢えて言えば、男子の性はボンクラなり、ボンクラこそ至高なりしか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月16日
『青葉繁れる』:作中のボンクラ‘sのやらかしは、現代どころか公開当時でも「やり過ぎ完全OUT」認定間違いなしで、ギャグで流すのも難しいのだけど、それもひっくるめての青春のエネルギーの破滅的な発露というか。でも同年代男子とバカやってはしゃぐ草刈正雄の姿というのも珍しいのでw #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月16日
『68キル』@ヒューマントラストシネマ渋谷(18/01/23(tue)鑑賞)
ロクデナシたちの“底辺”バトルロイヤル/映画『68キル』予告編(未体験ゾーンの映画たち 2018)
本日の映画『68キル』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。なんか肉食系……つーか野獣系美女の彼女に唆されて、犯罪とバイオレンスの世界に引きずり込まれる草食系男子のお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年1月23日
『68キル』観終わりました。ナニの時に首締めてきたり殴ってきたり、貞操観念が緩かったりするけど、美人だし、ワイルドなとこがいいんだよ、オレの彼女…とかヌルいこと考えてたら、ごく自然に強盗や殺人や誘拐をこなす野獣系で、兄貴は人体解体好きのシリアル・キラーでした、というお話(爆 #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年1月23日
『68キル』:恋人には意外性があった方がいい……っても、モノには限度があるわ! というわけで、押し込んだ屋敷のメイドと一緒に兄妹から逃げ出すも、どうもこのメイドも一癖ありそうで、更に行く先々で野獣系の女とばかり出喰わす草食系の主人公の明日はどっちだ! #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年1月23日
『68キル』:いやぁ、基本的に野獣系の女しか出てこない……というより、男女関係なく、クズ同士が喰うか喰われるかが世の理(ことわり)であり、ぼんやりしてると誰かに喰われちまうぜ、というのを草食系男子が学習するプロセスというか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年1月23日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』@新宿武蔵野館(18/05/09(wed)鑑賞)
本日の映画『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。ワケありの男ふたり、冷たく非情な暗黒街にともに身を投じ、組織の上を目指して足掻く韓国映画だそうで。いや、勿論、こういうノワールな友情ものは大好物ですがな(^^) #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月9日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』観終わりました。組織幹部の武闘派のオッサンと若い潜入捜査官。刑務所内で結ばれた絆から、信頼と裏切りの涯(はて)にたどり着く、暗黒街の地獄の心中の道行き。やってることはいつもの潜入捜査官ものなのだけど、韓国ノワールはまた一歩先に進んだ印象。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月9日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』:ロシア・ルートの麻薬流通を握る組織の幹部ジェホ(ソル・ギョング)が逮捕された。組織壊滅を目論む警察当局は、獄中で彼に接近して組織中枢に潜り込ませるために若い潜入捜査官ヒョンス(イム・シワン)を刑務所に送り込む。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月13日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』:ジェホを狙って組織のボスが送り込んだ殺し屋を返り討ちにする手助けを通じて、ジェホとヒョンスは固い絆を結ぶ。更に事故死した母親の葬儀に参加できるように手を尽くしたことから、ヒョンスはジェホに心酔し、潜入捜査官としての身分を明かしてしまう。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月13日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』:しかしジェホはヒョンスを受け入れ、刑期を終えたら組織内で自分に力を貸すよう告げる。そしてシャバに戻ったふたりは、ともに手を携えて組織内で上を目指して駆け上がってゆく。だが、「誰も信じるな。状況だけを信じろ」と告げるジェホの真意は……? #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月13日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』:えーと、『新しき世界』辺りから韓国映画はもう隠す気なくなってるけど、ヤクザBLですよね(^^;; 作中でまともに台詞のある女性キャラが、若い方の主人公の母親と、潜入工作チームの女性指揮官だけで、色恋沙汰はおろか情婦さえろくに出てこない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月13日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』:美少女アイドル映画から男キャラが淘汰されていったのと、多分理屈は一緒。魅力的な男たちの人生にコミットする同性の存在はイヤだけど、「観察者」として特等席で物語を見つめたい、という「欲望」をストレートに反映したキャラ配置なんでしょう。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月13日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』:ただ、別に登場人物たちは誰もゲイとは表明していないし、性愛的にも直接的な表現はありません。なので、表面的にはヤクザの親分と子分の話としても観れるし、大多数の男性観客は普通のヤクザ映画として観ていると思います。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月13日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』:でもまあ、作中で誰も奥さんも恋人も子供もいない時点で、お察し……(唯一の妻帯者は開始早々、冒頭で殺される(^^;;)。その辺は監督もインタビューで認めてるので、韓国映画はBLの一般映画化に自覚的に取り組み始めてると言って差し支えないと思います。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月13日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』:その辺を踏まえての本作ですが、基本的に年長者と若者の関係性の基本軸に、「親分/子分」「ヤクザ/捜査官」という相反する社会関係の軸が走り、「支配者/被支配者」「観察者/非観察者」「騙す者/騙される者」の立ち位置がぐるぐると入れ替わる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月13日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』:最終的に「冷血/熱血」「非情/愛情」の魂の在り様さえ入れ替わる。それはBLとしての魂の交換(交歓)である以前に、成長譚(ビルディングス・ロマン)の世代交代であり、ハードボイルド的には同化との克服ですよね。それは、非常に強度の強いお話になりますよ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月13日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』:あとはハードな地の物語に、ちょいちょいオフビート気味なギャグやユーモアを挟むので、意外と口当たりも悪くない。加えてレイアウトもアート的に洗練されたカットが印象的に挿入され、その意味でも、これまでの韓国映画よりセンスが一段深化している印象。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月13日
『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』:全体に一般向けヤクザBL(なんかそこで既に形容矛盾な気もするが(^^;;)として、純化と洗練が進んで、確実に次のステージに踏み込んできた作品だと思います。こうやって韓国ノワールもぐいぐい進化してくのね。邦画も負けてられないですよ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月13日
『サバービコン 仮面を被った街』@TOHOシネマズ新宿(18/05/11(fri)鑑賞)
本日の映画『サバービコン 仮面を被った街』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。ジョージ・クルーニー監督。白人中心の富裕層向け住宅地に、黒人の家族が引っ越してきたことをきっかけに、地域住民の感情が狂ってゆく……というお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月11日
『サバービコン 仮面を被った街』観終わりました。50年代米国、そこに住めば誰もが幸せになれると謳われた街サバービコン。そこに黒人一家が越してきたその日、向かいの白人一家に昏睡強盗が押し込んで、脚の悪い一家の母親が殺された……という発端から始まる、ややクラシカルなミステリー。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月11日
『サバービコン 仮面を被った街』:一応、話の本筋はお父さんがお母さんを殺したんじゃないかと脅えつつ疑う白人家庭の少年のお話なんだけど、語り口が落語みたいに不思議な転がり方をするので、なかなか正体が掴めない(^^;; 黒人一家排斥がエスカレートしてく筋とは、あんまり交わらないし。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月11日
『サバービコン 仮面を被った街』:ヒッチコック風の50年代リスペクトのサスペンスなのだけど、しっかり2010年代末の現代作品なのは、白人家庭のお父さん(マット・デイモン)が事あるごとに「ここではないどこか」に行きたがっていて、それがすべての原因として描かれている点。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月11日
『サバービコン 仮面を被った街』:お父さんは「お父さん」であることから降りたがっている。でも米国の家庭で家父長が「お父さん」から降りることなぞ、許されなかった時代として、50年代が舞台…というと、先頃アカデミー賞を取った『シェイプ・オブ・ウォーター』とも通じるわけですが。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月11日
『サバービコン 仮面を被った街』:現実の50年代にはそんな問題意識はなかった(か、ただのクズ親父で片付けられてた)し、そういう時代だったからこそ「降りれない」ことに説得力が生じる。明らかに「2010年代に描かれる1950年代」だからこそ成立するモチーフ設計なんだよね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月11日
『サバービコン 仮面を被った街』:黒人差別の問題がモチーフになるのも、そこは2010年代の作品だからで、今なお解決しないこの問題に今向き合うために、黒人の権利意識が高まり、社会的に注目され始めたこの時代から捉え直そうという意識が、ハリウッドの創り手にはあるのかな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月11日
『サバービコン 仮面を被った街』:物語の表面的なとこだけ見れば、たわいもない(にしては死人出すぎだが(^^;;)ミステリーなのだけど、視点の置き所によって多様な情報量を引き出せるような玄人好みの仕掛けは散りばめられていて、その意味でも楽しい映画でした。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月11日
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『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』@TOHOシネマズ新宿(18/05/10(thu)鑑賞)
女子フィギュア史上最もスキャンダラスな事件『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』予告編
Netflix | アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
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本日の映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。フィギュアの米オリンピック代表として、2度の大会出場を遂げるも、ライバル選手襲撃事件を引き起こして転落したトーニャ・ハーディングの華麗にして破天荒な半生のお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月10日
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』観終わりました。いや、もう本当に、当のトーニャ・ハーディング本人を含めて、びっくりするくらいバカとボンクラしか出て来ねぇ(爆 ことごとくバカが邪魔をする(本人含む)。まぁ、米国の田舎の貧困層から這い出でるのは大変って話でもあるんだが。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月10日
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』:貧乏だが娘のスケートの才能を信じた母親の下、幼くして才能を開花したトーニャ…とそこまでは美談なのだが、その母親が星一徹をクズにしたようなオカンで(爆 だいたい「あの娘は褒めてはダメだ」という教育方針で、人に金を払ってまで罵倒する。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月10日
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』:そういう滅茶苦茶な母親の下で育ったので、トーニャは氷上では天才的なスケーターでも、リンクを降りればヤサグレっつーかチンピラで、スケート協会から徹底的に嫌われ倒す。さらにDV旦那(彼女も反撃するが)とくっついたり別れたりを繰り返す。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月10日
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』:最終的に、この旦那とその周辺の全米のボンクラを煮詰めたような仲間たちのおかげで、スケート選手としての彼女は破滅するわけなのだが……。こー、観ててもうちょっと何とかならなかったのか、彼女の人生は、という気にさせられる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月10日
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』:幼い彼女に生活費の多くを注ぎ込んでスケートをやらせた母親のそれが打算だけだとも思えないし、一時は呆れて離れたコーチが彼女の再起に手を貸したのも、DV旦那にだって愛情はあったろう。でも、国際水準のアスリートを維持育てるには足りない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月10日
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』:肝心かなめな瞬間に彼女を守って導いてくれる「王子様」は出てこない。むしろ足を引っ張るボンクラばかりなのは、やっぱり周囲の人間関係の質が悪いからだ、としか……(-o-;; 特に品位を重視するスケート界とは、決定的に相性が悪かったとしか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月10日
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』:それと抗って、抗って、抗い抜いた挙句、結局、ボンクラどもに引きずり落とされて、最後にはスケートという翼を奪われるまでのお話。いや、「それでも、どっこい生きてやる」という落ちなので、単純に悲劇を味わうだけのお話では、ないですが。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月10日
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』:ただまぁ、彼女のようにオリンピックに届くほどの才能は稀であっても、貧困から抜け出そうと足掻きつつも、その貧困であることそのものが足枷となって、そこから抜け出せない苦しさが、庶民感覚として米国にもあるんじゃないか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年5月10日
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『柳生武芸帳(1957)』他@国立映画アーカイブ(18/04/21(sat)鑑賞)
本日の映画2本目『柳生武芸帳』(1957)他@国立映画アーカイブに劇場入りしました。何度か映画化されてる五味康祐原作の時代小説の東宝版。三船敏郎主演で、この時代にカラー作品なので大作扱いだったんでしょうが、「異色時代劇」て説明されてる紹介記事もあるな。この定番原作で「異色」? #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年4月21日
『柳生武芸帳(1957)』他、観終わりました。「他」とあるのは、当時の撮影スタッフが撮ったメイキングのスナップ動画(モノクロ無声だけど)。本編は、柳生一族の命運と徳川幕藩体制を揺るがすとされる柳生武芸帳を巡り、諸勢力が入り乱れて攻防を繰り広げるお話。しかし三船敏郎の忍者は無理がw #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年4月21日
『柳生武芸帳(1957)』:作中の「柳生武芸帳」は、欲望を喚起する装置(マクガフィン)としてのみ描かれ、結局、最後まで正体はよく判りません。ただその存在を知ると、諸勢力が次々と闘争にその身を投じてくる。ラスト直前になって幕閣・松平伊豆守まで参戦してきて、収集がつくのかとビビったw #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年4月21日
『柳生武芸帳(1957)』:「善悪の理念の断裂による闘争」ではなくて、各勢力の抱える欲望に衝き動かされての参戦で、当初は「正義」を口にしてても、やがてゲスな欲望の本音が露呈する。そういう欲望する主体の群れのバトルロイヤルの群像劇です。これは割と古い時代劇によく見る構造ですが。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年4月21日
『柳生武芸帳(1957)』:まぁ、自分もまだまだ勉強が足りないので、これが日本古来の物語構造なのか、戦後特有の構造なのかは断言できないんですが。ただ現代の少年マンガでも、長期連載になると群像劇化して話の焦点がぼやけてく傾向が見受けられるので、日本人の特性もあるのかもしれない。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年4月21日
『柳生武芸帳(1957)』:で、そんな世界観の中に、三船敏郎ですよ。隠れる気ゼロ(爆 すぐに正々堂々、正面から乗り込みたがる。夢は日本一の武芸者。任務より自分の恋愛。基本、偉そう……という、絶対、職業選択間違ってるだろという(案の定、途中で馘になるw)。うーん(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年4月21日
『柳生武芸帳(1957)』:結局、諸勢力が激突してわやくちゃになる状況から、三船敏郎が「いち抜けた」とばかりに惚れた姫と逃げ出すというオチ。作中の闘争の構造も、諸勢力の首領・幹部級キャラも死なないほったらかしの放り投げエンドで、でも三船敏郎のドラマとしては、ちゃんとオチてる。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年4月21日
『柳生武芸帳(1957)』:そんなわけで、日本型コンテンツは、油断すると脇のキャラがどんどん自己主張を始めてカオス化するし、まぁ、それはそれでやってる最中は面白いのだけど、それを力づくで終わらせるやり方として、面白かったです。あと三船敏郎の忍者な(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年4月21日
『遊撃戦 第1回「遊撃隊前へ」』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/05/06(sun)鑑賞)
引き続き、本日の映画2本目『遊撃戦 第1回「遊撃隊前へ」』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。岡本喜八監督(各話演出は別)で北支戦線を舞台にした戦線アクションのTVシリーズがあったそうで、今回はその第1話。主演は佐藤充なので、ノリは『独立愚連隊』ですな。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 6, 2018
『遊撃戦 第1回「遊撃隊前へ」』観終わりました。1966年秋クールに日本テレビで放映されたシリーズで、全13話。海軍を脱走して大陸浪人をしていた佐藤充と、陸軍の参謀大尉の三橋達也に率いられた僅か7人の遊撃隊で、桂林のB29基地破壊へと向かうお話。今回は部隊結成編。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 6, 2018
『遊撃戦 第1回「遊撃隊前へ」』:「ハリウッドの戦争TVアクションを日本でやるとしたら」的な企画なのだけど、金の無い帝国陸軍と金の無い中国軍の話を、もっと金の無い日本のTVドラマでやるので、戦車とか装甲車は出ません。トラックとサイドカーは出てきたけど、第1話で吹っ飛びました(爆 #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 6, 2018
『遊撃戦 第1回「遊撃隊前へ」』:その代わり、『独立愚連隊』の佐藤充に東宝スタアの三橋達也がレギュラーで、脚本岡本喜八ですから、お楽しみはそっちの方でしょうね。一応、作戦目標はB29発進基地の燃料庫大爆破なんだそうですが、さて大ぶっ壊し大会になるかどうか。<多分、ならないw #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 6, 2018
『遊撃戦 第1回「遊撃隊前へ」』:まぁ、21世紀の今の日本のTVドラマでは絶対成立しない企画なんでしょうけど、逆に今こそ大陸ロケとかして、やりたい放題やっちゃってもいい気がしますけどね。ほら、向こうの抗日ドラマのスタッフと組んで(爆 #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) May 6, 2018