『天使が俺を追い駈ける』@神保町シアター(18/10/20(sat)鑑賞)
- アーティスト: 映画主題歌,大村崑,東京ぼん太,ハレンチ学園合唱部,月亭可朝,沢村みつ子,由利徹,サントラ
- 出版社/メーカー: ロックチッパーレコード
- 発売日: 2008/05/21
- メディア: CD
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本日の映画1本目『天使が俺を追い駈ける』@神保町シアターに劇場入りしました。1961年公開。三木のり平主演でヒロインは吉永小百合。それで可憐なデビュー直後の吉永小百合のファーストキスを三木のり平が奪うという……な、なんですとーっ!な映画だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月20日
『天使が俺を追い駈ける』観終わりました。リアル天使な若い頃の吉永小百合と三木のり平がラブラブ結婚エンドを迎える、許し難いw殺し屋ドタバタ・コメディ。ボンクラ・サラリーマンの自殺幇助話が、あれよあれよという間に殺し屋株式会社とか殺し屋国際会議とか出てきてスケールアップ(爆 #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月20日
『天使が俺を追い駈ける』:借金と失恋で世を儚んだサラリーマンの主人公(三木のり平)はボロアパートの自分の部屋で自殺……しそびれて、ジタバタしていた所へ怪しい男が窓から転がり込んでくる。話を訊けば、男は殺し屋だと言う。では、と自分を殺してくれと頼むも、当然タダとはいかない。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月24日
『天使が俺を追い駈ける』:いや、そんな大金払えません……というそんな貴方に、500万の生命保険で楽々お支払いコースをご案内(^^) そんなわけで、殺し屋の所属する殺し屋会社を仲介に保険契約は成立。契約成立を祝って社長から10万円のご香典をプレゼント♪ #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月24日
『天使が俺を追い駈ける』:せっかくなので、とその金で高級バーでぱーっと豪遊だ、と行ったその先で職場のエレベーターガール(吉永小百合)が借金取りに言い寄られてたので、ポンとその借金を立替える。どうせすぐ殺される身だと開き直って、そのまま地下カジノに行けばバカヅキw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月24日
『天使が俺を追い駈ける』:使い切れない大金を手にして、彼女もできた。どうもここに来て運が好転しだしたらしい。でももうすぐオレ殺されちゃうしな……。「このお金で殺し屋キャンセルしたら?」とヒロインからのもっともな指摘に、はたと気づくも時既に遅し。殺し屋会社の襲撃が始まった!#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月24日
『天使が俺を追い駈ける』:だが、確変モードに入った主人公は、異様な運の良さでことごとくそれを回避w たまたま日本で開催中だった殺し屋国際会議でそれが議題に上がり、世界トップクラスの殺し屋たちが主人公を狙うことになってしまうが……というお話。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月24日
『天使が俺を追い駈ける』:基本的にボンクラ・サラリーマンの願望実現もの、という理解でいいのだけど、三木のり平と吉永小百合(マジ天使)のカップリングを思いついて実行に移しただけで、正気を疑われて大成功(オレ的にw)。いや、当時の吉永小百合ファンがどう思ったかは知らない(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月24日
『天使が俺を追い駈ける』:そこに加えて、日活お得意の殺し屋コミュニティものである。要するに『ジョン・ウィック』みたいに、殺し屋が組合作ってたり、会社組織だったり、殺し屋どうしでしれっと一般社会みたいに社会生活営んでる映画のことね。勿論、こちらも大好物だ(^^)。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月24日
『天使が俺を追い駈ける』:主人公が大金を手にした途端に、職場の上司からアパートの大家母娘まで、一斉に手のひら返してチヤホヤしだし、謎の中国人殺し屋の金子信雄を始め、主人公と知り合ったキャラは男女を問わずみんな主人公を好きになって助けてくれる(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月24日
『天使が俺を追い駈ける』:クライマックスはビルを壁伝いに追いつ追われつのチェイスで、『カリ城』ばり(?)の壁時計アクションも有り。この辺の壁時計ネタは、米国の古い映画辺りにオリジナルがありそうですね。主人公の三木のり平も、サイレント時代のコメディ動作をぶっ込んでくるし(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月24日
『天使が俺を追い駈ける』:ボンクラ男子の願望を徹底的に充足しにかかってくる映画なので、それに乗れないと辛くなりそうな気もするけど(^^;;、そういう意味では実に楽しい映画です。尺も70分くらいと、楽しさ最優先のライトアクションで、こういうお気楽な映画もいいよね。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月24日
『六人と一間』@渋谷シアターイメージフォーラム(18/10/23(tue)鑑賞)
Three and a Half - Indian Movie Trailer | Hindi | Marathi | English - 22nd IFFK
監督:ダー・ガイ
主演:ジム・サーブ、ゾヤ・フセイン、スーハシニー・ムーレイ、M・K・ライナ、アンジュム・ラジャバリ
2017年/インド/ヒンディー語/119分
原題:Teen Aur Aadha (英題:Three and a Half)
本日の映画『六人と一間』@渋谷シアターイメージフォーラムに劇場入りしました。IFFJ2018の8本目。ひとつの部屋の異なる時間軸の3組6人の対話劇……なんだそうで。このあらすじだけだと、舞台演劇っぽい実験映画にも思えるけど、どうなんでしょう。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 23, 2018
『六人と一間』観終わりました。40分づつ、それぞれワンカットで綴る3幕構成で、ボンベイのとあるアパートの部屋で3組の住人が繰り広げる「愛」を巡る対話劇。各幕とも繋がってるような、繋がってないような、緩い括りの世界観。それもインド的ではある。今年のIFFJ2018のアート枠かな。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) October 23, 2018
『あなたのスールー』@渋谷シアターイメージフォーラム(18/10/22(mon)鑑賞)
Official Trailer: Tumhari Sulu | Vidya Balan | Releasing on 17th November 2017
監督:シュレシュトリベニ
主演:ヴィダヤ・バラン、ネハ・ドゥピア、マナブ・カウル
2017年/インド/ヒンディー語/140分
原題:Tumhari Sulu
本日の映画『あなたのスールー』@渋谷シアターイメージフォーラムに劇場入りしました。IFFJ2018の7本目。幼馴染との結婚を控えた青年が、星占いのお告げに従って厄祓いに木と結婚の振りをしたら、その木には女の幽霊が宿っていて……というゴーストラブストーリーだそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月22日
『あなたのスールー』観終わりました。……ごめん。あらすじ、別作品と間違えた(爆 えーと、本当は、深夜ラジオのDJに抜擢された専業主婦が仕事と家庭の両立に悩むお話。昔の邦画にも一時期ちょっとだけ存在した主婦が主役の奥さま映画ですな。インド映画では、結構古くからあるジャンルです。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月22日
『あなたのスールー』:優しい旦那様と小学生の男の子の三人家族の専業主婦スールーは、明るいお母さんだが、少々エネルギーを持て余し気味。小学校の運動会でスプーン競争で勝ったり、ご近所のサリー着付けコンテストで優勝したり、(ご近所の)各種コンテストを総ナメしてはいるが物足りない。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月22日
『あなたのスールー』:そんなある日、ラジオ局でDJを募集中と聞いて応募する(経験ないのに(^^;;)。本人にも意外なセクシーボイスと若干の押しの強さで、深夜の聴取者参加番組の枠を獲得する。旦那さんの理解もあって始めた番組だったが、スールーの声と主婦の生活感トークで意外なヒットw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月22日
『あなたのスールー』:仕事の充実感に舞い上がるスールーの一方で、反比例するように旦那様の方は、職場の上司が変わったことで仕事がうまくいかなくなって、夫婦間にもすれ違いが生じてくる。やがて、息子が学校で問題を起こし、それを期に夫婦互いの不満が炸裂し……というお話。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月22日
『あなたのスールー』:女性映画……というより、あくまで主婦が主人公の奥さま映画というジャンルは、自分が確認できてる範囲でも60年代に巨匠クラスの監督が手がけた文芸作品寄りのものまである、非常に伝統的なジャンルです。国内でも観やすい作品なら『マダム・イン・ニューヨーク』かな。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月22日
『あなたのスールー』:別に再会した昔の彼氏や若い男と浮気するよろめきドラマ…ではなく(^^;;、仕事や勉強で家庭から一歩外に踏み出して自己実現をしつつ、最後は家庭に回帰する。ここがポイントで、途中で旦那さんと揉めても、最後は必ず家庭に戻ってハッピーエンドなんですよね(例外あり)。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月22日
『あなたのスールー』:逆に言うと、このくらいの範囲のお話を欲する層が、コンスタントにジャンル映画が撮られるくらい固定客として存在している、ということです。インドの主婦層は、ちゃんと劇場に通ってるんですね。逆に言うと、今の日本では専業主婦層自体が消失しつつあるからな……。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月22日
『あなたのスールー』:さてこの映画では、ややぽっちゃり気味の明るいお母さんが主人公で、真面目で優しい旦那様(仕事でも家庭でも押しに弱い(^^;;)は基本的には理解があるんだけど、自分が仕事で追い詰められてくとだんだん余裕がなくなってゆく。……あれ、絶対鬱入ってるよなぁ(-o-;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月22日
『あなたのスールー』:奥さんのDJ描写より、この辺の旦那さんの追い込みの掛けられ方の生々しさ戦慄してましたが(冷汗 息子さんが学校で問題起こしたことも含めて、「家族の問題」としてどう受け留めて解決してゆくか、というお話になってゆく。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月23日
『あなたのスールー』:でも奥さんがDJの仕事を諦めるオチにはなって欲しくないなぁ、とハラハラして観ていたら……ラストで奥さんの機転で鮮やかな結末を迎える。ちゃんとハッピーエンドで終わるのも、インドの奥さま映画のお約束(^^) そこまで含めて安心して観てられる奥さま映画でした。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月23日
『魔法少女リリカルなのは Detonation』@新宿ピカデリー(18/10/20(sat)鑑賞)
「魔法少女リリカルなのは Detonation」コミックマーケット93PV
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本日の映画2本目『魔法少女リリカルなのは Detonation』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。昨年公開された『魔法少女リリカルなのは Reflection』の続き、というか前後編の後編。前作はパートごとに設定がひっくり返され続けのケレンで力づくで突き進む話だった印象がありますが、さて。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月20日
『魔法少女リリカルなのは Detonation』観終わりました。『魔砲少女は小学生!』……というわけで、とうとう衛星軌道上の対地攻撃衛星を殴り倒しに行ったよ、この女子小学生(^^;; まぁ、冒頭からクライマックスまで、一本調子ではあるんだけど、これだけ愚直に積み重ねられると、それも芸よな。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月20日
『魔法少女リリカルなのは Detonation』:前編もそうだったんですけど、基本、謎ビームバトル→過去回想で闘争の原因と動機を確認→現代で謎ビームバトルを延々延々延々と繰り返す構成で、その過程で大量の情報を隙間なく台詞で喋り倒すという、それは演出技法として褒められたものではない。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月20日
『魔法少女リリカルなのは Detonation』:ないんだけど、しかしそれを踏まえてなお、それに勝るあらゆる表現演出の大原則がある。それは「繰り返しには力が宿る」という大原則で、それを愚直に貫いて、本作ではそのループで積み重ねられたキャラの感情がクライマックスでは閾値を突破する。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月20日
『魔法少女リリカルなのは Detonation』:突きの一手だけで全国大会優勝を目指すようなもので、滅茶苦茶と言えば滅茶苦茶なんだけど、まぁでも、こうしてやりきったもんな。実際に劇場各所ですすり泣きも聞こえたし、自分もちょっとぐっとくる箇所が何箇所かあった。現に観客に届いてる。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月20日
『魔法少女リリカルなのは Detonation』:このシリーズは明らかに色々いびつだし、偏ってるし、過剰だし、物語の手法も決して洗練はされてないのだけど、間違いなく強い。その強さは、いびつで、偏って、過剰で、洗練されていないことと無関係でない「強さ」なのではないかな、と思うのです。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月20日
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『はいからさんが通る 後編 花の東京大ロマン』@新宿ピカデリー(18/10/19(fri)鑑賞)
「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」本予告
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劇場版はいからさんが通る 後編~花の東京大ロマン~ オリジナル・サウンドトラック
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小説 劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~ (KCデラックス)
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劇場版はいからさんが通る 前編~紅緒、花の17歳~ 通常版 [Blu-ray]
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本日の映画『はいからさんが通る 後編 花の東京大ロマン』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。先日MXTVで放送された前編に続く後編。シベリア出兵で行方不明になった許嫁・伊集院少尉を追ってヒロイン紅緒はシベリアへ……とロマン度も高まる後半戦ですが、さて。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編 花の東京大ロマン』観終わりました。シベリア編をさっくり終わらせて、帰国してからの疾風怒濤の大正ロマンス! いや、尺の都合で展開を圧縮していることもあるんだろうが、荒々しいドライブ感で突き進むこのノリは、やはり70年代原作だからこそですわ。圧倒的。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:いやリアリティとか現実性(アクチュアリティ)という点では、ちょいちょいツッコミどころはあって、戦時行方不明者(MIA)の帝国陸軍士官が「記憶なくしてまして」とかの言い訳でしれっと実家に戻れるのか(昭和の陸軍なら腹切らされてる)等、色々ありはするんだが。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:80年代以降のコンテンツだと、そういうメタ視点からのツッコミを書き手自身が始めてしまうのだけど、でもそういうツッコミをいちいちしてると、物語の切っ先が鈍る。振り上げた太刀は迷いなく振り下ろさねば、観客の心を切り口鮮やかに一刀両断にできない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:その点、今回のこの後編では、本当に荒々しくも迷いなく、ケレンとロマンスに満ちた物語を疾風怒濤に繰り広げる。一歩間違えればギャグになるからこそ、正面から踏み込んでやりきる。迷いは観客に伝わるからね。これは、作り手の胆力が問われる作りですよ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:いやあ、原作を読んだ遠い記憶を振り返っても、ここまで熱量高かったっけとも思うのだけど、やってるイベントはほぼ一緒のはず。それが枝葉をはぶいて、一気通貫に繋ぐとこうなるのか。この物語が元々持っていた熱量を、映画スタッフが掘り起こしたとも言える。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:前編を含めてこの『はいからさんが通る』は、世間知らずの勝気な女学生だったヒロインが、紆余曲折あって最後に生涯の伴侶を得るまでの物語であり、まさしく疾風怒濤の青春の物語なんですよね。それは同時代の読者であった少女たちの実人生とも重なっていた。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:ふたりが結ばれて終わる、というのはそこが青年期の終わりで、そこからは大人になってまた別の物語になるからでしょう。その先は、語られるテーマも、求められるリアリティも違うまったく別の物語だから、このお話はそこで終わるんです。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:実際、エンドロールで、ラストで満州に渡った登場人物たちのカットが映るけど、その後、『人間の條件』みたいなソ連軍侵攻による終戦時の地獄絵図が頭をよぎらなくもない(^^;; でも、そこは別のそういう作品が担うべきであって、この物語はここで終わるのです。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:そういう意味合いで、改めて「青春の物語」としての本作の力強さを確認しました。70年代の物語はやはり強いですよ。この力強さを取り戻すために、自己ツッコミをしたくなる創作上の妙な自意識をどう退けるかが、ウチらの世代の課題かな……(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『ジェノサイド・ホテル』@ヒューマントラストシネマ渋谷(18/10/17(wed)鑑賞)
本日の映画『ジェノサイド・ホテル』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。3夜連続のインド映画…ではないんですが(オーストラリア映画です)、2008年にムンバイで起きたテロ事件のお話だそうなので一応インドねた(^^;; まぁ、かなり低予算映画みたいではありますが、さて(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月17日
『ジェノサイド・ホテル』観終わりました。2008年のムンバイ・テロの際に、武装したテロリストによって占拠された外国人向け高級ホテルのお話。基本的に高層階の部屋にこもって怯えてるだけで、別に武器を奪って反撃とか、隙を衝いて脱出とかにはなりません(皆、一般人なんで)。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月17日
『ジェノサイド・ホテル』:何というか、極限状態に追い込まれた人々のドラマと、その涯(はて)の諸行無常というか。あえて言えば、「鎮魂」の映画なのかな。実際に犠牲者が出ている事件だけに、安易にエンタメにしてはいけないという抑制があったのかもしれないけど。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月17日
『ジェノサイド・ホテル』:ただそうなると、観客はただ辛いだけ、という……(-o-;; どうなんでしょうね。事実の悲劇を語るのに、エンタメとしての「脚色」がどこまで許されるべきか問題は。少なくとも、この映画の監督は、そこに臆病……は言い過ぎでも、慎重に過ぎた気がするなあ。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月17日
『ブラックメール』@渋谷シアターイメージフォーラム(18/10/16(tue)鑑賞)
Official Trailer: Blackमेल | Irrfan Khan | Abhinay Deo | 6th April 2018
監督:アブヒメイ・デオ
主演:イルファン・カーン、キルス・カラハリ、アルノーデイ・シン
2018年/インド/ヒンディー語/137分
原題:BLACKMAIL
本日の映画『ブラックメール』@渋谷シアターイメージフォーラムに劇場入りしました。IFFJ2018、7本目。奥さんの不倫メールを逆手に取って、恐喝で大金をせしめた男の顛末だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月16日
『ブラックメール』観終わりました。妻の浮気の現場を押さえが、踏み込む度胸がないまま浮気相手をつけてみたら、資産家令嬢の夫。復讐と滞ってるローンの支払いのためwに、脅迫メール(ブラックメール)を送信。だがその妻の浮気相手も、奥さんに首根っこ押さえられてて自由にできる金がない。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月16日
『ブラックメール』:だもので、浮気相手の主人公の奥さんに脅迫メールを送信w しかし専業主婦がそんな大金持ってるわけもないので、理由を隠して旦那さんに無心……と、狭い人間関係の中で、脅迫メールと現金がぐるぐるグルグル廻ってた間は良かったのだが(いや、良くはないが(^^;;)。 #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月16日
『ブラックメール』:主人公のボンクラな同僚経由で、主人公が脅迫で大金をせしめたと聞きつけた女性社員まで首を突っ込んできて、その内、(不慮の事故で)屍体も出るわ、警察も動きだすわ…とどんどん話がこじれてく、ちょっとブラックなユーモア・ミステリー。よく出来た落語みたいでもある。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月16日
『ブラックメール』:えーと、基本的にダメなボンクラしか出てきません、この映画(^^;; 序盤こそ冷めきった家庭に帰りたくなくて職場でひとり残業(の振り)をする主人公に同情しかけるものの、その彼からして恐喝計画にのめり込みだすと、そっちの方に熱中しちゃうので、やっぱりダメだコイツw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月16日
『ブラックメール』:そこから先は、互いに不完全な情報のまま、自分のサバイバルだけ考えて勝手に動き廻る。それが事態を更に混乱に陥れる。自分の大好きな60年代邦画のピカレスク映画みたいでもある。落ちもノワールな味わいで、主人公の魂が冷たく昏(くら)く、不可逆に変質したことを示す。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月16日
『ブラックメール』:一応、インド映画の文脈としては「復讐もの」に含まれるのかな。インド映画は「復讐もの」が大好きで、玉石混交でいろんな作品が作られてます。まぁ、でも、ラストで主人公の「復讐」が成立したのはかなり結果論で、自分のサバイバルでじたばたしてただけのような(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月16日
『ブラックメール』:さんざんゲラゲラ笑わせといて、ちょっとゾッとさせて締める。いいですねぇ。こういう欲得まみれのボンクラな小人たちがジタバタと足掻いて暴れまわるユーモア・ノワールみたいなお話は大好きです。インド映画の引き出しの多さを堪能する作品でございました。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月16日