『アリー スター誕生』@立川シネマシティ/CINEMA TWO(18/12/22(sat)鑑賞)
映画『アリー/ スター誕生』予告【HD】2018年12月21日(金)公開
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本日の映画1本目『アリー スター誕生』@立川シネマシティ/CINEMA TWOに劇場入りしました。50年代から繰り返しリメイクされてきた、ショービズものをレディーガガ主演でリメイク。ちなみにインド版リメイクだけ、何故か観ているという(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月22日
『アリー スター誕生』観終わりました。アル中の大スターが、場末の酒場で見出した歌姫にスターダムを駆け上がるきっかけを作り、夫婦になるも、やがて自分の存在が彼女の足を引っ張っていると気づき…というお話。落語の夫婦話みたいな古典を、レディーガガの圧倒的歌唱力でねじ伏せる映画。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月22日
『アリー スター誕生』:前に観たインド版リメイクは『愛するがゆえに(原題:Aashiqui 2)』(本国公開2013年)ですね。アーディティア・ロイ・カプール&シュラッダー・カプール主演。何年か前のIFFFJで観た記憶があります。つか、日本語の記事で『スター誕生』のリメイクである言及ないな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月22日
『アリー スター誕生』:プロットほぼ一緒だし、だいたいヒロインの名前が「アールイー」なので、ほぼ間違いないと思うのだけど、まあその辺はインド映画マジックということで(^^;; 本国ではリメイクなこと開示してるかもしれないし。何にせよ、国や時代を越えて通用するお話ですよね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月22日
『アリー スター誕生』:インド版の『愛するがゆえに』観た時も思ったのだけど、昭和の芸能界の苦労話みたいだけど、実際の米国の女性歌手って今でも離婚だDVだ旦那がアル中で死んだだののゴシップだらけなので(爆、全然古くなってはいないのかもしれない。人間はそう簡単に変われない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月22日
『アリー スター誕生』:実際問題として、アル中大スターの旦那がセラピー通うとかヒロインがYouTubeで一気に世間に認知されてくとこくらいしか21世紀っぽさはない。ヒロインがグダグダの旦那を最後まで見捨てないとことか、今時ファンタジーだが、逆にそれ故に尊く見えてしまうというか(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月22日
『アリー スター誕生』:結局、その辺の基本構造の古くささもありながら、レディーガガの歌唱力でぐうの音もでないほどねじ伏せる。「グラミー賞を取る新人歌手」役に本物のグラミー賞受賞歌手連れてくるのは反則だろう(^^;; まあでも、それだけに文句の出ようがないよね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月22日
『アリー スター誕生』:今回2時間強の尺だけど、実はストーリーだけ追ってると、ヒロインがアル中で迷惑かけまくる旦那を最後まで見捨てない理由がちょっとしっくりこない。今回、旦那はDVしない(情緒不安でいきなり絡んできたりはするが)ので、彼女の中で一線を越えなかったのだろうけど。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月23日
『アリー スター誕生』:長年旦那の付人だった旦那の腹違いの兄貴がいるんだけど、そんな肉親でもなく、赤の他人だった彼女がそこまで献身的になるのに、21世紀の米国女性としてはもう少し描写の積み重ねが必要ではあろう。戦前の米国やインドなら、それも「妻だから」で済んだのだろうけど。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月23日
『アリー スター誕生』:ただまあ、その辺は作中の楽曲の歌詞と歌声の説得力で充分にお釣りがきている気もするので、映画としてはバランス取れてるのか。そこが「歌でねじ伏せる」力技の部分で、一本の映画の中での帳尻の付け方は色々とあるという事でもある。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月23日
『アリー スター誕生』:でもこの話が成立するのかしないのかって、結構、その社会の夫婦観とか女性観に依存する気がしますね。多分、どこかで成立しなくなる時代がきそうでもある。古典的な定番コンテンツが再演される時、むしろ現代がどういう時代なのかこそが、逆に浮かび上がる。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月23日
『アリー スター誕生』:そうした時代性とは別に、一方で、洋の東西を問わず、自身の不幸や逆境を肥やしとして、自身の芸を深める歌手や芸人は今でも珍しくない。同時に市井の人々がそうした物語を「ロマン」として、彼ら彼女らに求める風潮も変わらない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月23日
『アリー スター誕生』:この物語が、時代を越えて何度もリメイクされる所以は、そこにあるのでしょう。夫婦の在りようと、人々が芸能界に求める「ロマン」が今のまま在り続ける限り、これからもこの物語は繰り返し語り直されるのでしょうね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月23日
『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』@新宿武蔵野館(18/12/19(wed)鑑賞)
12/1公開『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』ショート予告
本日の映画『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。1991年、ソ連崩壊とともに帰還のすべを失ったソ連宇宙飛行士と、彼を助けようと奔走するキューバ在住の大学教授の、アマチュア無線で結ぶ友情のお話だそうですが、さて。#fr18_n pic.twitter.com/Ahy4jw6QmY
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月19日
『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』観終わりました。遠い宇宙に取り残された友だちのために、僕に出来ること。冷戦崩壊直後のど貧乏なキューバのロシア語教師などという貧乏窮まってる主人公と、資金不足で帰還ロケットも送れず長期滞在記録を更新してしまってるソ連宇宙飛行士のお話。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月19日
『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』:宇宙開発映画史上、屈指の貧乏くさい話で、どっち向いても金がない話ばかりなのだけど(ミール宇宙ステーションの絵面はCGでしっかり作ってますが(^^;;)、ある意味、凄く豊かで、いっそ優雅ですらあるお話でもあるという。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月19日
『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』:小さな娘を抱えてのキューバの暮らしも厳しくて大変なんだけど、それでも宇宙の向こうで困ってる友人の身を真摯に心配して、またそうすることで本人の気持ちも救われる。状況はハードだし、スケールも大きいんだけど、あったかい話だよね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月19日
『33号車應答なし』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/12/20(thu)鑑賞)
本日の映画『33号車應答なし』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1955年公開。池部良&志村喬主演。当時まだ珍しかったパトカーに乗る新人&ベテラン警官コンビが日常の任務の中で様々な事件に出会う警官物語もの、だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 20, 2018
『33号車應答なし』観終わりました。クリスマスに浮かれる東京のとあるパトカーの一夜の物語。……なんですが、警官を殺害した麻薬組織幹部は逃走中で、一家心中は起こるわ、タクシー運転手殺害事件は起きるわ、一晩で人死に多過ぎだ50年代の東京!(爆 80年代のNY並じゃねえか(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 20, 2018
『33号車應答なし』:イタズラ電話でパトカー呼び出すろれつの廻らないオッチャン捕まえたら、とりあえずヒロポン中毒を疑う時代。孤児を何人も引き取る篤志家の家に行ってみたら、子どもをヒロポン中毒にして盗みをさせていたとか、結構な地獄絵図なんですが、どこまでフィクションなのか。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 20, 2018
『33号車應答なし』:まあ、日活の『事件記者』シリーズでも60年前後で、銃器犯罪多発してたしなぁ。あれでも、ヒロポン絡みの犯罪が減ってるだけマシなのか。勿論、実際の犯罪発生率は別として、市民の肌感覚として50年代くらいの東京の治安感って、こんなもんだったんですかね。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 20, 2018
『33号車應答なし』:ちなみにこの映画の終盤は、逃亡中の若き麻薬組織幹部(平田明彦)とその愛人(根岸明美)に、パトカーがジャックされる展開になる(なので、このタイトル)のだけど、この平田明彦が物腰は柔らかで血を見るのが嫌い……だから「ちゃんと袋被せて殴り殺しなよ」という(爆 #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 20, 2018
『33号車應答なし』:女の方も、美人で朗らかなんだけど、タクシー運転手を背後から射殺した話を笑いながらする女だし。こういうキャラ、最近ではなくもないけど、こんな時代にここまでしっかり確立してたのか。この辺の悪役キャラの存在もあって、あまり古臭さ感じないんだよね。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 20, 2018
『33号車應答なし』:60年代に入るまで米軍払い下げのジープが幅をきかせてた本邦警察にあって、白黒ツートンカラーの専用パトカーを集中配備した警視庁直属の車両部隊だから、警視庁肝いりの相当なエリート部隊の話です。実際に冒頭に警視庁の協力/監修のテロップが入るし。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 20, 2018
『33号車應答なし』:なので、多少の脚色はあるにせよ、この時代の治安感とか警察の対応の仕方とかは概ねこんな感じだったんでしょう(警視庁でこれなら、地方ではもっと酷かった可能性はあるが)。その辺り、非常に面白かったし、勉強になる映画でした。それに一応、クリスマス映画だし(^^;; #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 20, 2018
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『アンシンカブル 襲来』@ヒューマントラストシネマ渋谷(18/12/18(tue)鑑賞)
本日の映画『アンシンカブル 襲来』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。母の葬儀で久しぶりに実家に帰省したら、首都から始まった謎の大規模爆弾テロが地元まで迫り……というお話のスウェーデン映画らしいんですが、これは一体?(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『アンシンカブル 襲来』観終わりました。ウクライナのようなグレーゾーン侵略を描くポリティカル・フィクション…なんだけど、敵の意図も実態もよく判らないまま、通信途絶だのインフラ破壊だの、電子機器が狂って車が暴走するだのが起こるので、オッサンの侵略妄想ファンタジーと区別が(爆 #fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『アンシンカブル 襲来』:色々拗らせて女房子供に逃げられた挙句、普段から「ロシア人が攻めてきたらどうする」とかブツブツ言ってる親父さんと、そこから逃げだしてストックホルムでミュージシャンとして大成したものの、好きな女の子に告白しそびれて十数年という息子の話が主軸で。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『アンシンカブル 襲来』:なので、親父さんの妄想か、息子の拗らせた青春が洩れ出して世界を歪めるファンタジーなのかと途中まで疑ってたが(いや、ある意味、それで正しいのだろうけど)、ラストでプーチンの映像までぶっ込んできてるので(爆、一応、侵略ものとしてガチではあるんでしょう。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『アンシンカブル 襲来』:グレーゾーン侵略って、家族関係とかミクロな内面話と相性良いんだなぁ……とか妙なことに感心しながら観てたけど、逆に言うと、スウェーデン辺りの北欧諸国が、ウクライナで起きたことをどれだけ切実に捉えているか、という証明みたいな映画でもあります。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『アンシンカブル 襲来』:「グレーゾーン侵略」とは何か、という話をしておくと、宣戦布告もなく、ある日いきなり破壊工作や通信妨害、正体不明の敵(身元を証明するものを所持してない)との戦闘が始まり、テロなのか内乱なのか侵略なのかよく判らないまま事態が進行する侵略形態のことです。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『アンシンカブル 襲来』:ウクライナでは、地元の反政府勢力にロシア人傭兵(に見せかけた正規軍を突っ込んでた疑いがある。当のロシア兵が自撮り画像をアップしてバレた(爆)がが参加して、ハッキングや電子妨害で攻勢かけられて、あっという間に政府軍が劣勢に追い込まれたという事例があり。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『アンシンカブル 襲来』:正規軍部隊だか民間軍事企業だか、誰を相手にしているんだかもよく判らない内に事を進めてしまう戦略だとか、小規模な陸戦にも高度な電子戦を展開するとことかで、ウクライナ事変は西側の軍事筋に衝撃を与えました。ましてや、ロシアと国境を接する国々をや。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『アンシンカブル 襲来』:そうした現実(としてスウェーデン人が感じている)の軍事的妄想の物語化……と捉えると、スウェーデン版『シン・ゴジラ』みたいなものでしょうか。ただ結局、作中で敵の正体は不明のままだし、何で攻めてきたのかも、何でラストで撤収してつくのかも判らない。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『アンシンカブル 襲来』:そうなると、ポリティカル・フィクションというよりホラーですな(^^;; まぁ、一応、エンドロールでプーチンの映像が差し込まれてたり、「ロシアじゃねえの」みたいな語り口なんだけど、動機(あるいは戦略目標)はっきりしないしなぁ。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『アンシンカブル 襲来』:まぁ、ゴジラが東京目指す理由がよく判らないのと一緒で、「こういう得体の知れない手段で侵略される」事への恐怖そのものが主題であって、その意図や理路を理解して、外交や軍事で具体的に克服しようというお話ではないのでしょう。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『アンシンカブル 襲来』:そこで面白いなと思うのが、国家や社会のグレーゾーン侵略への軍事的妄想と、父と子の拗らせた関係妄想がオーバーラップし、ほぼ等価値に描かれている描かれている点。こういうテーマでミクロとマクロの距離感をこう描くんだ、と非常に興味深かったですね。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『アンシンカブル 襲来』:自分の知る限りグレーゾーン侵略について描いた映画は、多分これが最初(異星人の侵略SFで似たようなのはあるけど)なのと、それがスウェーデンで撮られた映画であることなども含めて、色々示唆に富む映画でした。結構、戦闘も派手なので、機会がありましたら是非。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月18日
『宿無し犬』@池袋新文芸坐(18/12/11(tue)鑑賞)
引き続き本日の映画2本目『宿無し犬』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。1964年公開。田宮二郎が関西弁のガンマンを演じるライトアクション。この映画の、イケメンで軟派な主人公のノリは、80年代の『シティハンター』とかにも繋がってると思うのよね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月11日
『宿無し犬』観終わりました。田宮二郎がナンパなガンマン鴨井大介を演じる関西ライトアクションのシリーズ第1作。もっともラストでヤクザ殲滅して警察に逮捕されてたけど、これからどう続くんだ……?(^^;; 主人公につきまとう得体の知れない刑事の天地茂との掛け合いとか、全然古くないのよ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月11日
『宿無し犬』:自分が前に観たのは、第3作の『ごろつき犬』かな。主人公はまったく屈託無く、懐に拳銃呑んで街中ほっつき歩いてた記憶があるので、間の第2作目で警察と折り合いつけたか、単に毎話設定リセット型なのか(^^; この映画ではヒロインにべた惚れだけど、思い出してる節もないしなw #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月11日
■監督フィルモグラフィ:田中徳三(1925年~2007年)
『五人の突撃隊』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/12/08(sat)鑑賞)
本日の映画2本目『五人の突撃隊』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1961年公開。敗色濃い昭和19年、ビルマ戦線に取り残された五人の将兵たちが苦悩しつつ戦う戦争映画。なんか戦車に乗って戦うらしいですけど、シャーマンかな、これ?(^^) #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月8日
『五人の突撃隊』観終わりました。ビルマ戦線で戦力の3分の2を損耗した挙句、補給も増援もない大隊が、敵の攻勢を前に撤退を具申したら、司令部内で撤退を主張した少将(山村聰)が送り込まれて、こちらから攻勢をかけろと命じられる。少将はその命令を利用して大隊の撤退を目論むが…。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月8日
『五人の突撃隊』:最前線の野戦歩兵大隊(実質中隊規模だが)がどのように作戦を組み立てて実行に移るかについて、丁寧に描きつつ、最終的に鹵獲した敵戦車に篭って殿(しんがり)を務める五人の将兵のドラマに収束させる、非常にバランスの取れた戦争映画。もっと巷間に知られていい良作です。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月8日
日活100周年邦画クラシック GREAT20 嵐を呼ぶ男 HDリマスター版 [DVD]
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『三匹の牝蜂』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/12/15(sat)鑑賞)
本日の映画1本目『三匹の牝蜂』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1970年公開。大原麗子&夏純子&市地洋子がイケイケのギャル(当時の用語で「ズベ公」(^^))三人組で、ヤクザと対決するお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 15, 2018
『三匹の牝蜂』観終わりました。万博に沸く大阪に、観光客とスケベな男どもをカモにしようとやってきたズベ公3人組。自由気ままに暴れ廻る内に、地元ヤクザの利権とかち合い…というお話。基本的なストーリーは後の『女番長』シリーズ序盤と同じなんだけど、力の強弱あれど全員肉食獣というw #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 15, 2018
『三匹の牝蜂』:万博で来る外国人客を当て込んでヤクザが主人公たちに売春をやらせよう、というのはまあいいでしょうよ(よくはない(^^;;)。じゃあ、というので先手を打って、主人公たちの方で家出娘とか集めて先に売春業を始めるというのは一体(爆 #fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 15, 2018
『三匹の牝蜂』:緑魔子の不良少女ものから、この後の池玲子なんかの『女番長』シリーズなどの東映ピンキーバイオレンスに一貫する、倫理の底が抜けた世界、弱者であっても罪にまみれてあっけらかんと生きる世界。身内であっても隙を見せればあっさりと裏切るし、別に引きずり様子もない。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 15, 2018
『三匹の牝蜂』:この映画では、ヤクザから見て「弱者」である主人公たちは、売春を強いられそうになる被害者であると同時に、家出少女をレイプし、万引き主婦の弱みを握って売春組織を実際に経営してしまい、それをヤクザに目を付けられて乗っ取られる。正義も仁義もないし、反省もない。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 15, 2018
『三匹の牝蜂』:加害者/被害者、あるいは強者/弱者の立ち位置はほんの瞬間的なパワーバランスで決まるだけの話であり、誰もがカモになるリスクを受容すべきであり、自分自身もまた受容して生きる。ストリートの冷徹な論理というべきだが、それをここまであっけらかんとは今の邦画は描けまい。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 15, 2018
『三匹の牝蜂』:逆に言うと、スケベな男どもをぶっ飛ばすだけの痛快な活劇では済まず、こういう陰の面に言及しておかないと落ち着かない作り手のバランス感覚があったのかな。とすると、そんな感覚が社会の片隅に残っていた70年代とは何だったのか、という話にも繋がってくるわけだけど……。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 15, 2018
『三匹の牝蜂』:映画自体は、終盤に万博跡地の入札情報を巡るチキチキなカーチェイスが展開し、ラストはガソリンスタンド大爆発という、ちょっとこの映画でそこまでやるとは思わなかった落ち(^^;;に雪崩れ込む、まあ痛快娯楽映画ということでいいと思います。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 15, 2018
『三匹の牝蜂』:ただ見ようによってはノワールと言っていい世界観が、よりにもよって何故、女性主人公ものの東映ピンキーバイオレンスに突出して顕れたのか。それはこの時代の、あるいは東映という映画会社のジェンダーの捉え方の特異性と関係あるのか。その辺は引き続き追ってゆきましょう。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 15, 2018