『33号車應答なし』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/12/20(thu)鑑賞)
本日の映画『33号車應答なし』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1955年公開。池部良&志村喬主演。当時まだ珍しかったパトカーに乗る新人&ベテラン警官コンビが日常の任務の中で様々な事件に出会う警官物語もの、だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 20, 2018
『33号車應答なし』観終わりました。クリスマスに浮かれる東京のとあるパトカーの一夜の物語。……なんですが、警官を殺害した麻薬組織幹部は逃走中で、一家心中は起こるわ、タクシー運転手殺害事件は起きるわ、一晩で人死に多過ぎだ50年代の東京!(爆 80年代のNY並じゃねえか(^^;; #fr18_n
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『33号車應答なし』:イタズラ電話でパトカー呼び出すろれつの廻らないオッチャン捕まえたら、とりあえずヒロポン中毒を疑う時代。孤児を何人も引き取る篤志家の家に行ってみたら、子どもをヒロポン中毒にして盗みをさせていたとか、結構な地獄絵図なんですが、どこまでフィクションなのか。#fr18_n
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『33号車應答なし』:まあ、日活の『事件記者』シリーズでも60年前後で、銃器犯罪多発してたしなぁ。あれでも、ヒロポン絡みの犯罪が減ってるだけマシなのか。勿論、実際の犯罪発生率は別として、市民の肌感覚として50年代くらいの東京の治安感って、こんなもんだったんですかね。#fr18_n
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『33号車應答なし』:ちなみにこの映画の終盤は、逃亡中の若き麻薬組織幹部(平田明彦)とその愛人(根岸明美)に、パトカーがジャックされる展開になる(なので、このタイトル)のだけど、この平田明彦が物腰は柔らかで血を見るのが嫌い……だから「ちゃんと袋被せて殴り殺しなよ」という(爆 #fr18_n
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『33号車應答なし』:女の方も、美人で朗らかなんだけど、タクシー運転手を背後から射殺した話を笑いながらする女だし。こういうキャラ、最近ではなくもないけど、こんな時代にここまでしっかり確立してたのか。この辺の悪役キャラの存在もあって、あまり古臭さ感じないんだよね。#fr18_n
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『33号車應答なし』:60年代に入るまで米軍払い下げのジープが幅をきかせてた本邦警察にあって、白黒ツートンカラーの専用パトカーを集中配備した警視庁直属の車両部隊だから、警視庁肝いりの相当なエリート部隊の話です。実際に冒頭に警視庁の協力/監修のテロップが入るし。#fr18_n
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『33号車應答なし』:なので、多少の脚色はあるにせよ、この時代の治安感とか警察の対応の仕方とかは概ねこんな感じだったんでしょう(警視庁でこれなら、地方ではもっと酷かった可能性はあるが)。その辺り、非常に面白かったし、勉強になる映画でした。それに一応、クリスマス映画だし(^^;; #fr18_n
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