『週刊少年サンデー』26号
雷句誠『金色のガッシュ!!』
いずれ劣らぬ魔物たちの最大呪文のつるべ打ちに、タイムリミットぎりぎりに駆けつけた清麿とガッシュ。そして遂に砕かれた封印を弾き飛ばし、魔導巨兵ファウードの大暴走が始まる──
いやぁ、「これぞ少年マンガ!」と叫びたくなる会心の山場です。登場人物ひとりひとりの個性が際立つように目配りしつつ、主人公コンビの胸のすくような大活躍、そしてラストは「この先、どうなっちゃうの?」と読者に思わせる一大カタストロフ!
これですよ、これ。
勿論、ここに至るまでの長い物語があり、キャラの積み重ねがあった上でのこの回のカタルシスな訳なのだけど、少年マンガの王道とはかくあるべしという一話でした。
しかし、本当にどうなっちゃうの、この先?