積読日記

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監督:山崎 貴『ALWAYS 三丁目の夕日』


映画「ALWAYS 三丁目の夕日」劇場予告
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ALWAYS 三丁目の夕日 o.s.t

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ALWAYS三丁目の夕日'64

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 今日から続編が公開ということで、昨夜、地上波TVで放送してたのを観賞。
 この映画の一番の売りであるノスタルジー的な表現の辺りは、自分の親である団塊世代に合わせてあるのでさほど直撃するものはなかったんだけど、「下町人情もの」の定番ネタをプロットから演出レベルまで見事なほどきっちり詰め込んであって、「物語」として非常に骨格がしっかりしている印象があった。特に登場人物それぞれの感情の動線をショートカットすることなく、丁寧に拾い上げていて、観ていてすごく自然に感情移入ができるんだよね。鳴り物入りのCGもVFXも、ほとんどこの「自然さ」を確保するためだけに使われている辺り、VFX畑上がりの監督自身がこの映画での「VFX」の存在意義を恐ろしく冷静に捉え、演出全体を計算尽くでコントロールできている証拠だと思う。
 この辺が、単なる団塊世代向けのノスタルジー作品で終わらず、世代を越えた大ヒットに繋がったのではないか、と。
 
 んで、一番ずるいなと思ったのは、その骨格の部分をこれだけたっぷりと時間を掛けて魅力的に構築しといて、各エピソードを落ちまで語りきらずに適当なところで丸めちゃってエンドマークを打っているところ。
 何となく、大晦日にロクちゃん(堀北 真希)が帰省列車に乗って、淳之介(須賀 健太)が茶川(吉岡 秀隆)の元に戻ってくるというそれなりに盛り上がる場面で終わっているけど、作中でネタ振りされた話はほとんど何の解決もしてないしね。
 映像的なところはどうでもいいんだけど、「お話」として続きが気になっちゃう。
 本作を劇場で観た観客は、これで2年間待たされたのか。酷すぎる(笑)。
 これ、続編を観に行っちゃいそうだなぁ。
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