『邪魔者は消せ』@ラピュタ阿佐ヶ谷(16/1/24(sun)鑑賞)
そんなわけで、本日の映画3本目『邪魔者は消せ』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1960年公開。赤木圭一郎主演の日活アクション、だそうです(^^) #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 1月 24
『邪魔者は消せ』観終わりました。赤木圭一郎主演の日活アクションという話だったので、シンプルな流れものアクションかと思いきや、警察vs麻薬組織に麻取に対立組織、取引先の海外組織と、それぞれの思惑が複雑に入り組む潜入捜査官ものでした。#fr16_n
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『邪魔者は消せ』:赤木圭一郎は麻薬取締局(麻取)の潜入捜査官。背丈があって肩幅もあるので、スーツがよく似合う。まぁ、基本、明るい兄貴キャラなので、潜入捜査官の悲哀とか、全然気にしてなさそうだけど(^^;; #fr16_n
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『邪魔者は消せ』:冒頭、羽田に着陸した旅客機のタラップを降りてくるコートの男にフォーカスする複数のカメラ。組織的な監視体制で追われている描写に続いて、チェックインしたホテルの従業員の多くが監視チームにすり代わっていることが示される。#fr16_n
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『邪魔者は消せ』:それに気付いてか、男がホテルを出て夜のレンガ街に。それを追う追跡チーム。逃げる男の先に黒塗りのセダン。男がほっと表情をやわらげた次の瞬間、セダンの助手席に乗る男が、拳銃でコートの男を射殺ーーで、アバン終了、夜の大都会を走る車内からのOP。#fr16_n
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『邪魔者は消せ』:うわー、半世紀前の映画とは思えないくらいカッコいい! その後も、警察の組織捜査の描写もしっかりしてるし、カットのレイアウトがいちいちカッコ良くて痺れる。ちょっと、びっくりするくらい、現代的(モダン)な作りです。#fr16_n
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『邪魔者は消せ』:60〜70年代の邦画を観てると、こういう突然変異的な現代性を持った作品にぶち当たることがあって、面喰らうことが多いのだけど、これもそう。こんなん、新し過ぎて当時通用しなかったろうし、だからこそ、一般的なメソッドとして継承されなかったんだろうけど。#fr16_n
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『邪魔者は消せ』:いや、この路線をちゃんと継承していれば、香港映画が『インファナルアフェア』を出してきた時、「ふーん、そう。まぁ、ウチらはとっくにそれやってるけどね」とか余裕ぶることできたのに。<そういう問題ではない。#fr16_n
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『邪魔者は消せ』:なんかもう、時代を遡った方が、現代性の高い作品を見つけられるって、どうなってるのよこの国の映画界は。先人の遺してくれた、こういう映画(コンテンツ)があるんだから、いい作品はどんどんリメイクして、現代映画界の糧にしないと。#fr16_n
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『邪魔者は消せ』:正直、こういう古い邦画を観てて「懐かしい映画を観に行く」という意識は一切ないです。物語制作における偉大な先輩方に喧嘩を売られてる、くらいの覚悟で観に行かないと。そして帰りはこの物語を今やるならどうする、とずっと考えてる。#fr16_n
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『邪魔者は消せ』:まぁ、でもやっぱりコンテンツは数作らないとダメってことなんだろうな。だから、大量生産されている現代のマンガやアニメ、ゲームを後世の人間が発掘して、同時代で売れなかったけどびっくりするくらい先進的な作品を見つけることもあるのかもしれない。#fr16_n
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『邪魔者は消せ』:そんなわけで、古い邦画にまたもびっくりさせられた映画でした。どこかの名画座で見かけたら、是非。#fr16_n
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