『霧笛が俺を呼んでいる』@神保町シアター(16/2/25(thu)鑑賞)
本日の映画『霧笛が俺を呼んでいる』@神保町シアターに劇場入りしました。1960年公開。赤木圭一郎、芦川いずみ、吉永小百合と豪華キャストのマドロスもの。……いや、「マドロスもの」とか言われても、21世紀人なんでピンとこないですけど(^^;; #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月25日
『霧笛が俺を呼んでいる』観終わりました。マドロスもの…という割には、いわゆる「マドロス姿」にはまったくならず、主にスーツ姿の赤木圭一郎が活躍する日活アクション。憂いを帯びた芦川いずみのファムファタル振りもいいが、デビュー直後の吉永小百合の美少女っぷりもいいぞ! #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月25日
『霧笛が俺を呼んでいる』:航海士の主人公(赤木圭一郎)は乗船する貨物船の寄港で立寄った横浜で、親友の死を知らされる。遺体の発見された埠頭の突堤を訪れた彼は、そこで親友の恋人(芦川いずみ)と出会い、遺体発見の状況を聞く。そこに不審感を覚えた彼は、真相を探り始める。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月25日
『霧笛が俺を呼んでいる』:調査を始めた主人公に接触してくる刑事と怪しげな男たち。そして、主人公に情報を提供しようとしたホステスが何者かに刺殺され、状況は緊迫の度を高めてゆく……というお話。意外に(?)ちゃんとサスペンスしてた(^^) #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月25日
『霧笛が俺を呼んでいる』:で、この先をネタバレすると、親友は他人を身代わりに殺して生きており、横浜を脅やかす麻薬組織のボスとして裏社会に君臨してました、と。で、美人の恋人も、吉永小百合な脚の悪い妹にも黙って逃げようとするド外道でした、と(爆 #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月25日
『霧笛が俺を呼んでいる』:そんなド外道でも親友なので、やはり逃がしてやりたい…とか眠たいことを言い出す主人公(-。-;;「甘えんな」と刑事から麻薬被害者の資料を突きつけられ、せめて説得して自首させるという話に。この辺の友情と正義の妙な落し所が昭和のナイスガイなのか。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月25日
『霧笛が俺を呼んでいる』:そんなわけで、逃げようとする親友、自首させようとする主人公と恋人、逮捕しようとする刑事、親友の口を塞ごうとするヤクザがひとつビル内で攻防を繰り広げる雪崩れ込み、やがて苦い結末へ……と、そんなに向かうわけです。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月25日
『霧笛が俺を呼んでいる』:それで全体の印象ですが、観てて思いの外、ルックスに古い印象がない。ひとつはこの映画で描かれる「横浜」の描写が、今観るとレトロ・ポップ感があって、むしろ新鮮に見えるのがひとつ。ネオンの色使いとか、丸みを帯びたクルマのフォルムとか洒落てます。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月25日
『霧笛が俺を呼んでいる』:それと何と言っても、主役の赤木圭一郎のスタイル! 静止画(スチル)だと判りづらいけど、大きなスクリーンに映すとはっきり判る。周り中の男が昭和の体型なのに、あいつだけエグザイルからタイムスリップしたみたいなガタイしてんだもん!(爆 #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月25日
『霧笛が俺を呼んでいる』:スーツを着せれば肩幅が広いんでばっちり決まるし、手脚が長いんでアクションで振りまわしても映える。ツーシーターのスポーツカーの助手席に吉永小百合を乗せて、ハンドルを握ってどこからも文句を言わせないのは、この男くらいですわw #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月25日
『霧笛が俺を呼んでいる』:それとシンメトリーをちゃんと計算した構図のショットがちょいちょい入ってきて、それもまたカッコいい。色彩も含めて、絵を描かれる方にも参考になる映画だと思います。ビターテイストの落ちも含めて、台詞の言葉遣いが時代相応なくらいで、全然古くない。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月25日
『霧笛が俺を呼んでいる』:いやぁ、映画史に名を遺す映画には、それ相応の理由とポテンシャルがあるんです。侮ってました。申し訳ない。まぁ、メジャーな作品だけあって、動画配信などでもアクセスしやすいと思いますので、機会がありましたら、是非。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年2月25日