『ラーンジャナー』@新宿ピカデリー(21/12/22(wed)鑑賞)
本日の映画2本目『ラーンジャナー』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。異教徒同士の恋人たちが、親に交際反対されたり、記憶喪失になったり、ストーカーになったり、殺し合ったりする純愛大作のインド映画、らしい。……純愛? まあインド映画で純愛ならそうもなるか(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月22日
『ラーンジャナー』観終わりました。インド純愛地獄変(爆 思い込みの激しい男が、便利な友人くらいには思っても恋愛対象とはビタイチ見てくれない彼女に猛烈アタックしてた話から、地獄絵図を経て純愛に殉ずる聖者みたいな領域にたどり着くお話。例によって、こんなのインド映画だけだよ(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月22日
『ラーンジャナー』:インド映画では割とありがち何ですが、主人公がヒロインに一方的に猛烈アタックをしていると、最初は嫌がってたヒロインも、終いには折れて落ちる。ただ本作の場合、一瞬落ちたものの、怒った親に遠くの親戚の元に送られ、その後きれいさっぱり主人公のことを忘れてる(爆 #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月22日
『ラーンジャナー』:ざ、斬新だ(^^;; 一瞬、記憶喪失すら疑う主人公だが、よく話をしてみると存在自体は思い出したので、印象薄かったのか、積極的に忘れたかったのか。以後一貫して主人公とヒロインの間で恋愛関係成立しないまま。汚物でも見るような冷たい目で見られたりはしますが(爆 #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月22日
『ラーンジャナー』:まあヒロインも「友達」としての付き合いまで拒絶はしないし、「好き好き♪」と言って主人公がまとわりつくこと自体はまんざらでもなさそうに許してるんだけど、それがどういう意味を持つか今いちピンときてない。なので屈託なく、本命の彼の話とかするわけですよ(爆 #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月22日
『ラーンジャナー』:あー、いるよね、そういう女の子。若い頃、そういう娘に振り廻されてた頃は、恨んだり恨みきれなかったり、自分も色々あったわけだけど(^^;;、今にして振り返ると、そういう娘は本当に自分が何をしているか理解できていないんだと思う。そういう分解能が備わってないのだ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月22日
『ラーンジャナー』:この歳になると、それを責めてもなあ、とも思うようになったので、あーあ、と眺めてたのだけど、このヒロインが割と悪意なく小賢しい茶番で状況を打破しようとする悪い癖があり、主人公が真に受けて話に乗ってくるので、往々にして事態は最悪の方向へ(爆 #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月22日
『ラーンジャナー』:この主人公とヒロインの組み合わせは、割と最悪なのでは?(汗 そうした茶番の涯(はて)に、ついに人死が出た辺りから、インド映画以外、あり得ないルートに突入してゆくわけです。まああの展開で人死が出ること自体、インド固有の問題ですが……。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月22日
『ラーンジャナー』:そこから政界ルートに物語は進み……いや、マジだって(^^;; ヒロインが大学で学生政党の党首になって、そこに何やかんやあってw学生でもない主人公が組織幹部になって彼女を支えるんだけど、ヒロインの方は顔も見たくない、という。……。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月22日
『ラーンジャナー』:こうやってあらすじ書いても、邦画とかハリウッド映画しか知らない人はもうついて来れなくなってると思うんだけど(^^;;、これがインド映画です。ありのまま受け入れてください。そして物語の結末も、主人公はヒロインの茶番を茶番と知りつつ受け入れて死んでゆくわけです。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月22日
『ラーンジャナー』:西側にも『幸福な王子』型の物語類型はあるので、利他を貫いた主人公が当人自身は報われずに死んで終わる展開はまあ判らんでもないのだけど、そこにはヒロインへの当てつけ感もあるだろうし。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月22日
『ラーンジャナー』:主人公もヒロインも、人格的に大概問題抱えてるし、日本の観客目線ではもやもやしたものが残る映画です。つーか、コレ、「恋愛映画」で括っていいのか? 何かもっと大きな哲学とか人生観についての話を見せられてしまった気分……(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月22日