『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』@立川シネマシティ/CINEMA TWO(21/12/12(sun)鑑賞)
本日の映画『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』@立川シネマシティ/CINEMA TWOに劇場入りしました。TVアニメから時を経ての劇場新三部作も最終章。やっと観にこれた。つーか、この劇場三部作のストーリー解釈を根本的に間違ってたことを先日教えられたばかりですが(^^;; #fr21_n pic.twitter.com/YmnRvcrjdo
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月12日
『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』観終わりました。拗らせ倒した諸設定を取っ払うと、やさぐれ女戦士エウレカさんが、ちっちゃなエウレカちゃんと旅して、初恋の王子様と再会し、本懐を遂げるお話。これをやるのにここまでやるか、と呆れはしたが、ちょっと泣いた(^^;; #fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月12日
■追記:『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』@立川シネマシティ/CINEMA TWO(21/12/18(sat)鑑賞)
本日の映画1本目『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』@立川シネマシティ/CINEMA TWOに劇場入りしました。まあ先週も観たし、後でアップする予定のレビューでもさんざんに腐してるんですが、でも映画の骨格の部分で嫌いになれないのよね。そんなわけでおかわり鑑賞です。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月18日
『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』観終わりました。観る前にも触れたように、この後、さんざん腐すし、それが間違ってるとも思わないんだけど(^^;;、「観客の心を動かす」という意味では、やはりよくできていて、結局、長期シリーズの締めとしては納得しちゃうのよね。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月18日
『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:まずくさしから入るけれど、設定を拗らせ倒した結果、やはり判りづらい。シリーズ諸作品が多元宇宙間に展開し、相互に連結融合して溶け合い、それを登場人物自身がメタ的に捉えているというのは、まあ入りやすくはないですわな。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月18日
『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:公開も4週目なので、このくらいのネタバレはいいだろうと思って書くが、話の根幹であるはずなのに、新劇場版『ハイレボ1』でレントンが死んでたというのを、自分はつい最近某ブログで説明されたのを見るまで気づいていなかった(爆 #fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:いや、劇場と配信で2回は観ていたはずだし、そこまで自分がボンクラだとも思いたくはないが、作品テーマ的に主観と客観が入り混じる構成なので、元々判りづらいのだ。つか、『ハイレボ1』でも「死後」も普通にレントン出てたしな。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:ちなみに『ANEMONE』では、「何か知らんが、レントンと離れ離れになって彼を探してる」のかと思ってました。別にその認識で困らん作りだったけど。ともあれ、そういう振り落とされ気味の観客に配慮が致命的に足りないと思う。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:それとやさぐれ女戦士エウレカさんが子ども連れでドイツ国内を逃げ廻る下りが『グロリア』『ターミネーター』を彷彿とさせる辺りまでは微笑ましくていいのだが。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月18日
『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:クライマックスのここぞという泣かせで、他作品イメージがちらつくのはやり過ぎ。いや、この作品の場合、作中の登場人物は自身が「創作物」であることを知り、自らの「感情」は「真実」なのか、と問うテーマがあるので、意味はある。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:しかしそれを踏まえてもなお、決めのシーンぐらいオリジナルでやってくれないと、元ネタ作品のイメージがちらついて観客は素直に感情移入できなくなる。自分も監督と同世代だから、やりたくなるの判るけどさあ。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:もうそういうの、20世紀に置いてこいよ、と思う。「僕らは模倣しかできない」のを越えて、それでも作り続けることで滲みでるオリジナルの「自分」を信じろよ、と言いたくなる。まあくさしとしては、そんなとこ。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:そういう大きな減点ポイントを踏まえた上で、それでも自分はこの映画好きよ。結局2回も劇場で観たくらい好き。公開4週目で、上映回数も減ってるけど。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:それはまあ、やさぐれた戦士が激闘の涯(はて)に心の殻(から)を振り捨てて、ピュアな少年少女の心を取り戻すという、この映画のストーリー部分を構成する物語類型に弱いのよ(^^;; そこに子ども絡められるともうダメ。メロメロ。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月18日
『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:さんざんくさした設定のくそ面倒くささも、それを語るための「言い訳」と捉えると愛おしくすらある。まあなんだかんだ言っても『グロリア』とか『座頭市血笑旅』を観せられたら、無条件降伏しかないの。しょうがねえじゃん。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:もうねえ、TVシリーズで可憐な美少女だったエウレカが、こんなやさぐれ女戦士になって、というとこで泣き……いや、そこはTV版初回から面倒くさい拗らせ女子だったような気がするから、元々こんなもんだったか(^^;; #fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:レントンに心を開いて恋する乙女モードだったほんの一時期だけが、むしろ彼女にとって特殊だったのだろうけど、以後「エウレカの物語」としてのこのシリーズは、そこへ回帰するための長い長い道のりの物語だったことになる。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:それを恋、というより人間性の回復とするなら、普遍的な戦士の物語であり、現代社会で社会性と人間性の狭間に生きる市民の物語とも響き合う。非常に強度の高い物語類型であり、そりゃ強いですよ。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:別の視点として、この映画は、ヒロイン・エウレカ役の名塚佳織の「女優映画」でもあって、彼女がデビュー以来培ってきた声優としての手練手管の引き出しをすべて開けさせて、最後にデビュー直後のエウレカの芝居に回帰させる。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:実写ではよくある手法で、作中の物語の裏に、女優のキャリアと私生活も裏重ねして強度をより高める。若い頃から芸能の現場に立ってきたベテランの社会人として、娘を持つ母親として、積み上げてきたのをすべて叩き込んできている。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:それも単に持ち込むだけでなく、場面場面で求められる繊細な出力(ゲイン)の調整を精緻に行ないながら。新劇場版では前作でも小清水亜美でやってることだけど、今回は看板に「名塚佳織」の名前を大書きしていい活躍でしたね。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:その他、これまでのシリーズ作品で断片的に書き散らして放り出してきたキャラ(多元宇宙なので、同一キャラではないにしても)の「想い」を掬い上げ、短くも上手く提示してくれたことも、長く追ってきたファン的には良かった。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:特に今回の新劇場版でレントンの義理の父母とされているチャールズ&レイ夫婦の息子を失った喪失の悲しみと、「レントンを死なせた」という自責の念で生きてきたエウレカの対峙は、芸達者な声優陣の芝居も相まって胸にきました。#fr21_n
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『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:結局、瑕疵だらけの作品とは思うけど、こういう情緒のラインは途切らせずにラストまで繋がってゆくので、ちゃんと観客の心は動くし、作品全体としては憎めない。そして長期に渡ってシリーズを追ってきたファン的に納得感すらある。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月18日
『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:個々のシーンや設定の好き好きや、肯定否定とは別に、総体としての「映画」の在り様の評価は、やはり分けて捉えるべきなんだろうな、というのをこういう映画を観ると考えちゃいますよね。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月18日
『EUREKA 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』:そんなわけで、「いい映画」だったというのが、公開から遅れて2回観た自分の結論。もうどこの劇場もほぼ公開最終週に差し掛かってる今頃言うのもアレですが、まだの人は急いで観に行かれますよう。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年12月18日