『JUNK HEAD』@アップリンク渋谷(21/03/27(sat)鑑賞)
【公式】映画『JUNK HEAD』予告編/3月26日(金)公開
本日の映画2本目『JUNK HEAD』@アップリンク渋谷に劇場入りしました。独学でゼロからの思いつきで始めた初のストップモーション・アニメの長編映画で、国際映画祭で絶賛された堀貴秀監督のディストピアSF。ストップモーション新時代の騎手とされる作品だそうですが、さて。#fr21_n pic.twitter.com/361tgHPxSR
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月27日
『JUNK HEAD』観終わりました。圧倒的なオリジナリティに溢れる世界観で、異形の登場人物とモンスターたちが、死とバイタリティに満ちた冒険を繰り広げるディストピア地底探検奇譚。これがデビュー作で初ストップモーション作品って何? 野生の天才って、いるとこにはいるもんなんだなあ。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月27日
■追記:『JUNK HEAD』@TOHOシネマズ立川立飛(21/04/03(sat)鑑賞)(2回目)
本日の映画3本目『JUNK HEAD』@TOHOシネマズ立川立飛に劇場入りしました。先週観た映画ですが、せっかく近場でも上映してくれるというので、大きめのスクリーンでも観たかったし、パンフも買いたかったしい(^^;; そんなわけで2度目の鑑賞です。#fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月3日
『JUNK HEAD』:ちなみにパンフは売り切れでしたorz もう一回観にこないとダメかな(^^;; #fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月3日
『JUNK HEAD』観終わりました。2回目の鑑賞でも、改めて情報量の多さに圧倒されました。ところ狭しとジャンクな廃材や埋め尽くされているかと思えば、スクリーン映えするロングで引いたショットが多用され、脇のキャラも隙あらば小芝居で攻めてくる。これが監督デビュー作……恐ろしい子(^^;; #fr21_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年4月3日
■追記:『JUNK HEAD』@Amazon Priime(22/04/28(wed)鑑賞)(3回目)
『JUNK HEAD』:公開から1年経って、配信も始まってますし、改めてレビューを。……いや、公開直後は衝撃が凄すぎて、2回も観たのにレビューまとめきれなかったから(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月29日
『JUNK HEAD』:遠い遠い未来。義体化により不老不死を実現した人類は、生殖能力を失ったことで新型ウイルスによる人口激減から滅亡の危機に瀕していた。そこでかつて開発後、深深度地下に投棄された人口生命体マリガンから、生殖機能を採取するため探査員を送り込むことに。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月29日
『JUNK HEAD』:だが、地下世界では、既にマリガンから派生した多様な生態系が作られ、知性を持つマリガンによって文明さえ築かれていた。探査員の乗るポッドはあっさり現地マリガン人によって撃墜され、探査員の義体はバラバラに。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月29日
『JUNK HEAD』:その頭部ユニットは地元の科学者マリガンによって新たな義体に組み込まれたが、撃墜の衝撃で記憶を失った探査員は、自らの任務も思い出せず、彼を拾った科学者や資源回収の3バカ兄弟と、地下世界の探索をはじめる……というお話。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月29日
『JUNK HEAD』:序盤はそんな風に始まるんですが、独自の進化を遂げた地下マリガン世界に驚愕する内に主人公は3バカ兄弟とはぐれ、またぶっ壊れて記憶を失って、そこで別の義体に組み込まれ……と変転流転を重ね、文字通り転がってゆくことになります。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月29日
『JUNK HEAD』:本作の魅力というか、インパクトのポイントは、この地下マリガン世界の圧倒的なオリジナリティで、マリガン生物同士で食物連鎖を形成し、食べて、排せつして、傷つけば血を流して死に、屍体は他のマリガンの餌になる。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月29日
『JUNK HEAD』:さらに知性化して人間に近い個体はコミュニティを形成し、それぞれに任務を持ち、非知性化マリガンを養殖して食料を得る。そうしたコミュニティ内で小狡く立ち廻ろうとする者もいれば、協力して凶暴なマリガン獣に立ち向かうものもいる。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月29日
『JUNK HEAD』:私たち現代人の目から見ると異様で、異質で、奇妙なんだけど、その世界なりの確かな合理性とぬくもりを持って存在しているように見える。深い教養と哲学とデザインセンスに満ちている。これが初めての映像作品でこの世界観が確立しているのは驚くべきことです。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月29日
『JUNK HEAD』:でもそれでいて全体にユーモラス。丸っこいデザインもそうだけど、作中で交わされる言語の奇妙なトーンもおかしいし、その会話の内容(全編日本語字幕付き(^^;;)もとぼけてて面白い。そうやって笑っている内に、観客は地下のマリガン世界の最深部へと引き摺り込まれるのです。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月29日
『JUNK HEAD』:あと、映像としてこれは指摘しておかないといけないのが、ほぼ個人制作で、撮影セットもガレージレベルなのに、ちょいちょい見事なスケール感のロングショットが差し込まれて、本格的なスタジオ撮かと勘違いさせるほど映像がリッチなんだよね。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月29日
『JUNK HEAD』:作り込まれた小道具類もそうだけど、監督の本業が装飾業だからか汚れを含んだセットの質感のリアリティも凄くて、インディー制作の貧乏くささを全然感じない。これを実質4人で作ったのか……と、こういう時に「安くすんで良かった」と予算を出さないから邦画はダメなんだけど。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月29日
『JUNK HEAD』:昨年2021年はコロナの猛威に振り廻された1年でしたが、本作や『PUI PUI モルカー』のような、手作りの3Dフィギュアアニメの新しい才能に驚かされた年でした。公開から1年経って、今回配信で改めて観直してもやはり凄かった。早く続編を観たいですね。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月29日