『バンデラス ウクライナの英雄』@Amazon Prime(22/05/22(sun)鑑賞)
『バンデラス ウクライナの英雄』@Amazon Primeを観終わりました。2018年本国公開のウクライナの戦争映画。勿論、ウクライナ側に立ってのプロパガンダ映画なんですが、それも踏まえた上で何を見せてくれるのか。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:2014年9月、ロシアによるクリミア半島併合後の和平交渉が進む中、東部ドネツク州ヴェセレ村で地元市民を乗せた乗り合いバスが襲撃され、親露派メディアにより政府軍の仕業と宣伝される。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:しかしキエフの軍中央は、現地部隊に潜入するロシア人工作員ホドックの仕業と断定。これを炙り出し、襲撃者一党を殱滅すべく、地元出身のアントン率いる特殊部隊を送り込む。工兵隊と身分を偽って現地入りした部隊は、捜査を開始するが……というお話。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:主人公の派遣されたドネツク州は、この時期、かろうじてウクライナ支配下にあるとはいえ、親露派工作員が入り放題。どころか、政府軍内にテロリスト幹部が潜伏してるわ、実行犯捕まえたら幼馴染だわ、そいつが殺したのも共通の親戚だわという地獄絵図。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:住民の半数は親露派で聞く耳持たないし、ちょっと外歩けば、若い頃やんちゃした想い出の場所ばかり。そんな状況下で、陰々滅々と捜査を行ってゆくのだけど、敵は先手を打つように兵士や住民を殺害し、住民と政府軍の衝突を画策する……。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:ジャンルとしては戦争映画というより、戦場ミステリー寄りですね。次々に怪しい人物が捜査線上に浮かんでは消える。ただ敵も黙って見ているわけではなく、先手を打って仕掛けてきて、連れてきた部下も容赦なく殺される。この辺の緊張感はお見事。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:終盤になると工作員の正体がバレて、ボランティアとして現地入りしていた主人公の奥さん誘拐して親露派の拠点に誘拐してしまい、それを追って主人公が敵地に単独潜入。工作員とタイマン対決という判りやすいアクション映画化します。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:そのアクション描写は、若干繋ぎ方が粗いかな、とは思うものの、軍隊格闘術ベースで良くやってると思います。香港とかハリウッドの最先端レベルと比べると、もうちょっとスピード感が欲しいとこですが、まあ、予算も技術の蓄積も違うでしょうし。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:作品中のロシア人はまったく話の通じないドクズ野郎として描かれます。彼らが口にする「ウクライナ人なんて存在しない」「みんなスラヴ人だ」「洗脳されてるだけ」というのは、実際にプーチン辺りが言ってることなんで、誇張でもなんでもないですけど。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:一方で地元の親露派住民は、ロシア系メディアを無邪気に信じて、「援助物資をくれるのでロシア人はいい人」とか思ってて、ウクライナ側の声に耳を貸さない。とはいえ、皆、顔見知りの親戚縁者ばかりなので見捨てるわけにもいかないし……という扱い。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:お話の落ちも悪のロシア人工作員をぶっ飛ばしてめでたしめでたし…とはいかず、苦いラストへと雪崩れ込む。まあ、悪党ひとり斃しても、戦争が終わるわけではないので。この苦さを判ってほしい、というのがこの映画の宣伝(プロパガンダ)要素なのかな。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日
『バンデラス ウクライナの英雄』:個人的には戦場ミステリー要素だけで最後まで引っ張ってくれても良かったかな。この本作は今回のロシア軍の本格侵攻が始まる前の映画なので、その時点でのウクライナ側のいろんな想いが詰まった映画で、今撮ればまた違った映画になるのかもしれませんが。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年5月23日