『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』@Amazon Prime(22/04/28(thu)鑑賞)
本日の映画『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』@Amazon Primeを観終わりました。1969年公開。松竹ラインのドリフ映画第4弾。マドンナのミヨちゃん役に倍賞美津子。今回は公害問題と労働問題がテーマ。……いや、まあどうせいつものドタバタでしょうが(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月28日
『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』:とある地方都市で漢方薬工場を経営するいかりやは、乳飲み子を置いて逃げた女房に続き従業員(荒井注/仲本工事/高木ブー)にも逃げられ、逃げ損なった加藤茶を酷使してようやく操業を続ける日々。だが工場から出るひどい臭いの排煙で町の住民から嫌われる。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月28日
『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』:市議会議員の音頭取りで工場閉鎖の市民集会が開かれるが、そこで反対してくれるのは、ドリフたちの高校時代の恩師のハナ肇のみ。住民投票により、圧倒的多数で閉鎖が決まりそうだ。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月28日
『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』:一方、問屋に納品に向かった加藤茶は、帰り道で女子大生3人組のヒッチハイクを受ける。そのうちのひとりがドリフたちの高校時代のマドンナだったミヨちゃんにそっくりだったことから、加藤茶はあっさりとメロメロに(昭和用語)。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月28日
『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』:そのミヨちゃんもとい美代ちゃん(倍賞美津子)は、ハナ肇の妹で、旅行業者の左とん平との見合いのために帰郷したのだという。だが、その裏では、市議会議員と旅行業者による地上げの陰謀を探るべく、女子大生仲間たちと調査していたのだ。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月28日
『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』:市政を揺るがす疑惑を探るハナ肇と美代ちゃんをよそに、互いに出し抜いて美代ちゃんの気を惹こうと、ドリフの面々は実に醜い争いを続けるのだった……というお話。あらすじ書き起こして気付いたが、ドリフのメンバー、本筋にあまり絡んでないな(爆 #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月28日
『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』:一応、工場排煙と住民運動の話なので「公害」ネタと、いかりや長介の横暴に荒井注たちが反発して退職するので「労働問題」ネタが出たということで、お題クリア。特にそれから深掘りはされず、ラストでもアレは「公害問題」は解決していない気がする(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月28日
『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』:高校時代の吹奏楽部の先輩後輩の関係というだけで、いかりやの下から逃げ損なって、夜な夜なデスノート的な復讐日記を綴ったり、思いあまって殺害計画を実行しかけて赤ん坊の顔を見て思いとどまったり、今見ると加藤茶の挙動が例によって際どい(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月28日
『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』:とは言え、終盤、工場閉鎖の住民投票結果が出て、絶望したいかりや長介が自殺するのしないのでジタバタする話と、市議会議員と旅行業者の地上げの陰謀を残りのみんなで暴く話が分離してしまい、ちょっとプロット構成がうまくない。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月28日
『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』:あそこは逆上したいかりや長介が、市議会議員と旅行業者主催の宴会会場に突入して、どったんばったん大騒ぎの末、事件解決でも全員逮捕でもよかったのだが。ハナ肇が要所を締める安定感はあるけど、ドリフ本来のアナーキーさはちょっと抑えめかしら。#fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月28日
『ミヨちゃんのためなら全員集合!!』:いかりや長介と加藤茶のふたりの掛け合いは、ドリフらしい毒と不穏さを秘めていて楽しいのだけど、作品全体を完全にドリフ色で染め上げるまではいっていない印象。まあまだ4作目ですからね。次いってみよう!(^^;; #fr22_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2022年4月28日
■監督フィルモグラフィ:渡邊祐介(1927年〜1985年)