『復活の日』@神保町シアター(15/6/27(sat)鑑賞)
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本日の映画2本目『復活の日』@神保町シアターに劇場入りしました。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月27日
『復活の日』観終わりました。1980年公開。小松左京原作、深作欣二監督・脚本作品。東西冷戦の狭間から流出した細菌兵器によって滅びゆく人類の黙示と神話の物語。前半はパンデミックものの嚆矢と言っていい展開なれど、そのまま人類滅亡まで一気に行ってしまうのは、今からすると珍しい。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月27日
『復活の日』:ただ当時の感覚としては、『渚にて』的な絶滅後の描写が主題だったのかな。原作、小松左京だし。災害映画(ディザスター・ムービー)というより、シミュレーション色が強く、状況は結構理詰めで展開してて、しかもまずい方へまずい方へとぐいぐい追い込んでくるのな(^^;;
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月27日
『復活の日』:全体の構造として面白いなと感じたのは、基本ちょっとだけ希望を与えてはへし折るの繰り返しで(爆、普通のパンデミック映画や災害映画なら「ここは助かるだろ」という場面でも「助からない」orz どうもならんのじゃ。これは人類滅亡映画なのです。ううう。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月27日
『復活の日』:まぁ、そうやって、徹底的に希望をへし折ってきたからこそ、ラストで主人公が生きていたこと、それ自体が人類再生の希望の神話となったことが、観客の感動に繋がるわけです。ここまでやりきるって、今観るとやっぱり凄いわ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月27日
『復活の日』:この全人類規模のスケールの話をきっちりまとめた深作欣二の力量はやはり凄いんだけど、僕らのよく知る情熱と狂気のフカサクは抑え気味。そこはちと残念ながら、70年代に日本映画が得意とした災害映画の集大成的な面もあり、これも決して観落とせない邦画の一作でした。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月27日