『エクスペンダブルズ』@地元のシネコン(10/10/16(sat)鑑賞)
【映画パンフレット】 『エクスペンダブルズ』 出演:シルヴェスター・スタローン.ジェット・リー.ミッキー・ローク
- メディア: おもちゃ&ホビー
これからレイトショーの『エクスペンタプルズ』を観に行くナリ。……しばらく書き込みせずに再開一発目がこれか、という気も我ながらしないでもないけど、気にしない気にしない。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
先程、『エクスペンダブルズ』から帰ってきました。いや、スタローン番長最高!
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
※なんで「番長」かというと、パンフ上で本作でのスタローンの役のことを「使い捨て番長」wと称してたので。以下、スタローンのことは「番長」で通します。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
で、どんな話かというと、アンダー・フォーティーお断りなやさぐれた不良中年で構成された弱小零細傭兵部隊が、「金さえ払えばどんな仕事も請け負うぜ」と悪ぶって見せつつ、作戦で関わった純情ヒロインが囚われたと聞くや、金もシガラミもかなぐり捨てて一座で殴りこみという、ベッタベタなお話w→
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
→80~90年代にアクション映画が大好きだった男子中学生なら、誰もが夢見た豪華なキャスティング。決してお約束を外さないストーリーライン。そして何より監督/脚本/主演を務める番長の侠気溢れる優しさ! 主要キャストにはきっちりまんべんなく出番あげてるのよね。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
01:32:49">https://twitter.com/yoshitada_n/status/" target="_blank">01:32:49→本作の胸アツ・ポイントその1は、番長とブルース・ウィリスとシュワルツネッガーの三人が揃うシーン。まさに夢の共演! んで、大手傭兵会社トップのシュワちゃんが「新聞ちゃんと読め」とか言うと零細企業のオヤジである番長が「うるせえ」とか返すわけですよw→
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
→胸アツ・ポイントのその2は、傭兵チームの皆はどいつもこいつも基本的にダメな大人で、それを番長がちゃんとわかって受け留めてる点。一番まともそうなジェイソン・ステイサムがのっけから女に振られて落ち込んでると、番長はきちんと愚痴を聞いてやるのですw→
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
→ヤク中で命令無視のドルフ・ラングレンをクビにしたら、あろうことか寝返って敵に廻って襲いかかってくるのだがw、番長は許す! ……勿論、きっちりぶちのめしてからだけどw 番長はドルフ・ラングレンが仲間はずれにされて寂しい気持ちでいることを理解しているのだ!→
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
→だから、ラストで「えーっ! そんなんアリか!?」という場面がさらりと出てくるのだが、だが番長が許したのならオレも許そう! 普通なら「金返せ!」となるところが、番長のディープな懐の深さにむしろ胸が熱くなるのだw
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
→そして番長の侠気以外でちょっと本作で注意して見ておきたいのがアクションの組み立てだ。この映画、ベースのストーリーラインはベッタベタなのだが、近接格闘戦を非常にねちっこくかつスピーディーに演出していて、これは90年代までのこの手のB級アクション映画とは一線を画している。→
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
→特にジェイソン・ステイサムは元SASという設定からか、素手による近接格闘戦(CQB)→投げナイフ(クナイ)投擲による近距離戦→拳銃→自動小銃と彼我の距離に応じて流れるように最適な獲物にスウィッチングしていて美しい。→
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
→これを山場ではチームの5人が一斉に始めるのを、細かいカット割りで延々と結構な長い時間追いかけてるので、ちょっと目まぐるしくてついて行けない観客もいたのではないか。→
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
→この辺、ジェット・リー個人の影響というより、香港返還後に渡米した香港映画アクションチームの感性をハリウッドが完全に自家薬籠中のものにしたということかもしれない。アクションマンガ家や小説家を目指す者も、この辺の小技の演出技法は意識をしておく必要があるのではないか。→
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
あと山場の集団戦の中で番長が戦場を駆け抜けるのだけど、「ああ、番長もういい歳なのに大丈夫?」とハラハラしながら見守ってしまう辺りも見所といえば見所w→
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
→深夜のTweetだからと割と脈絡なく思いついたことを書いてきたけど、総括すると人生負け組が確定してやさぐれてる不良中年傭兵どもが、番長の侠気に触れ、作戦を通じて家族として再生するというハートフルな映画なのだと言えましょう。……いや、敵兵はいっぱい死んでるけどw
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
→これは本当に、番長が自分や同年代の仲間達が創ってきたハリウッドB級アクション映画の世界をこよなく愛していて、それを現代の観客にも伝わるように愛のあるリスペクト作品を示すのが、ハリウッド映画人の「大人」の務めであると自負と誇りの元に創られた作品などのだと思う。→
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
→と同時に、現場はきっとノリノリで作ってるんだろうなというのも伝わってくる、とても幸せな作品です。→
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
→この映画はそうしたハリウッドB級アクション映画の文脈にたいするリテラシーのない人にはちょっとお薦めしづらい面はあるのだけど、男が男の子のままカッコよく歳を取ることの楽しさを描いた映画として観ていただければ、女性にも受け入れやすいのではと思うのですよ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
P.S. あと日本版オリジナルの長渕剛のED曲は意外に合ってましたw あ~、この映画、DVD買っちゃうかもなぁ~♪
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2010年10月16日
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