『若おかみは小学生!』@TOHOシネマズ新宿(18/09/24(mon)鑑賞)
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本日の映画1本目『若おかみは小学生!』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。…いえ違います。子供連れじゃないです。大人一枚で。席に着くと、ちびっ子が元気に駆け廻ってる(^^-:: いいだろ、『茄子 アンダルシアの夏』の高坂希太郎監督作品なんだから、オッサンがひとりで観に来たって。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月24日
『若おかみは小学生!』観終わりました。講談社青い鳥文庫で2003年から10年全20巻刊行された児童文学を『茄子 アンダルシアの夏』の高坂希太郎監督によるアニメ映画化。なお今年春クールからTVアニメ化もされて、先頃めでたく2クールで完結してます(そっちは未見)。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月24日
『若おかみは小学生!』:基層の部分は鄙びた温泉旅館を舞台にした人情喜劇なんですが、そこにヒロインを小学生にして、幽霊や妖怪のイマジナリー・フレンドとの児童文学的なお話を重ねている。原作が長く続けられたのは、その辺、どっちに振ってもネタを広げられる設定の上手さでしょう。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月24日
『若おかみは小学生!』:で、原作やTV版は未見なので判りませんが、今回は原作の話の発起点である交通事故で死んだ両親の死を軸に、ヒロインがそれをどう受け留めるか、という結構きつい話に正面から踏み込んでいます。まぁ、勿論、児童向け、女児向けの劇場アニメとして、ですが。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月24日
『若おかみは小学生!』:ヒロインは明るく溌剌とした女の子で、同い年くらいの幽霊のイマジナリー・フレンドやクラスメイトの友達と明るく会話したり、喧嘩したりしてるんで、うっかり忘れかけるんですが、本人も捲き込まれた事故で両親を一度に亡くして、どうもそれが上手く腑に落ちてない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月24日
『若おかみは小学生!』:ちょいちょい両親が「まだ生きてる」設定の夢を見て、現実の状況と接続してる。観にきたお子さんたちはピンときてないと思うけど、大人が見れば「ああ、この子はこうやって両親の死を受け留めようとしてるのか」と判る。泣くぞ、おっちゃん、ここで泣いちゃうぞ(;_;) #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月24日
『若おかみは小学生!』:そういう両親絡みの話を縦軸に、旅館のお客ネタ、幽霊たちと戯れるイマジナリー・フレンドねた、それと学校の話と、90分くらいの尺でやることいっぱいあるんだよね(^^;; かつ、真面目にやり過ぎると辛気臭くなるので、女児向けにキラキラさせないといけない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月24日
『若おかみは小学生!』:難易度高っ!でもちゃんとやってるからね。フリフリのピンク服着たお嬢様キャラの友達(cv水樹奈々(^^))とか、歳上のお姉さんに服買ってもらってキラキラのファッションショーとか。この映画、大人向けじゃなくて、本気で現役女子小学生向けに作ってるんで、ガチです。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月24日
『若おかみは小学生!』:いや、そのお姉さんと高速道路をドライブ(フェラーリで(^^;;)中に、事故の記憶を思い出して過呼吸起こすとか、観てる親世代の方が辛い(;_;)。でもまぁ、子供はあっさり流しちゃうのかしら。この辺は、子ども連れで来てないので、何とも言えないけど。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月24日
『若おかみは小学生!』:映画としては、最終的に両親の幻影やイマジナリー・フレンドたちと別れを告げて、成長してゆくまでのお話なので、このお話の枠組みとしてやるべきことはやりきった締め方。現役の子供向けのポップさと、児童文学としての骨太さのバランスの取れた良作でした。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月24日
【追記】『若おかみは小学生!』@立川シネマシティ/CINEMA ONE(18/10/21(sat)鑑賞)
本日の映画1本目『若おかみは小学生!』@立川シネマシティ/CINEMA ONEに劇場入りしました。元々、2回目鑑賞の機会を狙ってたんですが、スタッフ&おっこ役の小林星蘭ちゃん参加のトークショー回なので。やったー!(^^)/ 今回はTV版も視聴済みなので、その辺も踏まえて観てみましょう。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月21日
『若おかみは小学生!』観終わって、音響監督の三間雅文氏とヒロインおっこ役の小林星蘭ちゃんのトークショー明け。生『ジンカンバンジージャンプ』聴けた!わーい!(^^)♪…あ、いや、それはともかくとして(こほん)。2回目ともなると、脚本上の仕掛けの精緻さも見えてきて、色々凄いなぁと。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月21日
『若おかみは小学生!』:細かい気づきはちょこちょこあるんだけど、やっぱり冒頭の悲劇を受けて、崩れているべきヒロインの感情が崩れずに、朗らかで健康的な物語が表層で進むことで、観客に不穏なプレッシャーが潜在的にかかり続けるホラー映画みたいな構造に改めて戦慄っつーか(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月21日
『若おかみは小学生!』:ジャンル映画の技法だからといって転用してはいけない法はないし、それを使ったからといってそのジャンルになるわけでもない。要は作り手が何をやりたいか自覚的なら、後は引き出しの多さと発想の柔軟さだな、とラストの神楽舞をぐしぐし泣きながら観ていたのでした。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月21日
■監督フィルモグラフィ:高坂希太郎(1962年~)