『乱(4Kレストア版)』@YEBIS GARDEN CINEMA(17/4/11(tue)鑑賞)
本日の映画『乱(4Kレストア版)』@YEBIS GARDEN CINEMAに劇場入りしました。1985年公開、ご存知の黒澤明監督作品。昔ビデオで一度観たくらいかな。劇場で観るには、これが初めてなので、楽しみ(^^) #fr17_n pic.twitter.com/KSbYdxhlWP
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 11, 2017
『乱(4Kレストア版)』観終わりました。シェイクスピアの『リヤ王』をベースにしているだけあって、全体に舞台演劇を思わせる。あと基本的に老王がハッピーリタイアメントに失敗して、すべてを喪って親族全滅エンドに突き進む話なので、アッパーに上げる話ではない……(^^;; #fr17_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 11, 2017
『乱(4Kレストア版)』:そうは言っても、やはりワンショットごとの構図の美しさは揺るぎなく、また兵馬の数で圧してくる合戦シーンは圧巻の一語に尽きます。CGもない、人件費も高い80年代半ばの日本で、こんなもの撮るなんて、頭おかしいんじゃねぇの、とか思ったけど(爆 #fr17_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 11, 2017
『乱(4Kレストア版)』:天下の黒澤明と言えど晩年の映画なんで、熱量を伴う脂身的な要素より、美しくも荒涼としたルックスと世界観なので、まぁ、若い頃にいきなりこれを観せられて「どうだ、これが黒澤明だ。凄いだろう」とか言われても、そりゃピンとこないわなー(-o-;; #fr17_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 11, 2017
『乱(4Kレストア版)』:ああ、ただ難解ではないんだよね。ワダエミの原色を多用した衣装とか、遠目でもキャラの動きが判るし、だいたいこれがリアリティ・ドラマではなく、寓話であることが一目で判る。軍の動きも、地形と数と戦術の関係が理解できるように描かれてる。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 11, 2017
『乱(4Kレストア版)』:結局、寓話なんだし、戦国武者の合戦描写を趣味的に楽しむのが主題じゃないんだから、そこに力入れなくてもとも思うんだけど(^^;、手は抜かない。それも「ここで何が起きているのか」は判りやすく伝えなければならなく、という強い意志を画面から感じる。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 11, 2017
『乱(4Kレストア版)』:晩年で演出の集中力も減ってきてたろうに、そういう所は手を抜かなかったのか、この巨匠は。いや、演出補佐に本多猪四郎の名前もあるので、一概に黒澤明だけの仕事かは判らないけれど。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 11, 2017
『乱(4Kレストア版)』:あとは時代劇というより、能や狂言を思わせる役者の所作の美しさでしょうか。これは専門家が考証についたからって、演出家が教養として自身の血肉にして、時間を掛けて役者に指導しないと成立しないですよ。今の邦画でこれが出来る演出家がいるのかしら。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 11, 2017
『乱(4Kレストア版)』:考えてみれば、70年生まれの自分が黒澤明の「最新作」として触れたのは、この映画や『影武者』だったわけで、こうした枯れた晩年の作品が第一印象だと、クロサワの凄みを見誤ると思うので、若い人がここから入ることはお勧めしません。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 11, 2017
『乱(4Kレストア版)』:まぁ、普通に『七人の侍』辺りから入ってみるのが、順当でしょう。しかし、老いて枯れてなお、この美しさと判りやすさも巨匠の真実。レストアされて公開当時の発色を取り戻したこの4K版は、観ておいて損はないと思います。#fr17_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) April 11, 2017
黒澤明監督作品 AKIRA KUROSAWA THE MASTERWORKS Blu-ray CollectionI(7枚組)
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『ゴースト・イン・ザ・シェル』@TOHOシネマズ新宿(17/4/9(sun)鑑賞)
ゴースト・イン・ザ・シェル ブルーレイ+DVD+ボーナスブルーレイセット [Blu-ray]
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ゴースト・イン・ザ・シェル (4K ULTRA HD + Blu-rayセット) [4K ULTRA HD + Blu-ray]
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『ゴースト・イン・ザ・シェル』公式アートブック THE ART OF 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL
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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 [Blu-ray]
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本日の映画2本目『ゴースト・イン・ザ・シェル』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。あえて世間の感想は目に入れないようにしてきましたが、どんなもんでしょうかね。乞うご期待?(^^;; #fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年4月9日
『ゴースト・イン・ザ・シェル』観終わりました。よく出来てたけど、エンタメ枠というより英米の映画人が低予算でも作りたがるダウナー系ディストピアSFになってました(^^; 押井版『攻殻機動隊』って、向こうでこう消費されたのかと、今になって判ったというか。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年4月9日
『ゴースト・イン・ザ・シェル』:押井版やTV版でほぼやり尽くしたはずの、『攻殻』のビジュアルを、新しくオーバーライドしてくれた面がちょこちょこ見られたのは評価点。「自分探しする少佐」なんて原作からするとギャグだけど、ウェットな少佐は『ARISE』でもやってましたし。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年4月9日
『ゴースト・イン・ザ・シェル』:後、今回、バトー(ピルウ・アスベック)が序盤は義眼じゃなく、途中からお馴染みの義眼姿に切り替わるんだけど、それで役者が目の芝居を奪われることの大きさがよく判ったり。逆に言えば、バトーというキャラが何を奪われたキャラだったのかを知れる。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年4月9日
『ゴースト・イン・ザ・シェル』:まぁ、原作コミックスに初めて触れた時の、テクノロジーが社会や思想の在り様まで変えてゆく「知の最前線」に触れる興奮というのは、さすがにあまり感じられないので、そこを期待するとちょっと。今そこを掘るならAI方面とかビッグデータ関連かな。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年4月9日
『ゴースト・イン・ザ・シェル』:ただ『攻殻』をハリウッドで解釈するとこうなる、というのを観れたのは面白かったです。同じように韓国とか中国とかインドとか、いろんな映画圏で映像化させても面白いんじゃないですか。それこそ原作が持っているダイバーシティってそういうことだし。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2017年4月9日
『クリミナル・プラン 完全なる強奪計画』@シネマート新宿(17/4/5(wed)鑑賞)
本日の映画『クリミナル・プラン 完全なる強奪計画』@シネマート新宿に劇場入りしました。今日もスペイン映画特集その3。タイトルから察するに強奪(ケイパー)もの? さてさて、今日はどんな映画なんざんしょう(^^) #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月5日
『クリミナル・プラン 完全なる強奪計画』観終わりました。難攻不落の投資銀行を襲う計画を立てるギャング団に潜入した捜査官。別件で突入してきた特殊部隊に主犯格は一掃され、計画は宙に浮いて終わったかに見えたが……というお話。中盤から一気に先が見えなくなる展開がお見事。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月5日
『クリミナル・プラン 完全なる強奪計画』:これも大して予算かかってなさそうだけど、ジャジーな劇盤も相まって、60年代辺りの日活とか東映のクライム・アクションの匂いがするよね。そういうのが死ぬほど撮りたい時期なのかしら、今のスペイン映画は(^^;; #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月5日
『クリミナル・プラン 完全なる強奪計画』:あと、そんなにたくさんスペイン映画を観ているわけではないのに、地下トンネルねたの出現頻度が妙に高いんですが、スペイン人ってそんなにトンネル好きなんでしょうか?(^^;; 何か、文化とか宗教的な意味付けが……あるかなぁw #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月5日
『キリング・ファミリー 殺し合う一家』@シネマート新宿(17/4/7(fri)鑑賞)
Netflix | キリング・ファミリー 殺し合う一家
https://www.netflix.com/title/80168028
本日の映画『キリング・ファミリー 殺し合う一家』@シネマート新宿に劇場入りしました。スペイン映画特集その5。今夜は誘拐ビジネスを営む邪悪な男に捲き込まれた兄弟の話だそうですが、さて。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月7日
『キリング・ファミリー 殺し合う一家』観終わりました。田舎の雑な悪党どもの雑で適当で無神経で不快なカントリー・ノワール映画(映画の作りは雑じゃないです(^^;;)。だいたい主人公からして、1年引きこもって公務員クビになったような奴で、平気で遅刻するような奴だしw #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月7日
『キリング・ファミリー 殺し合う一家』:一緒に暮らす弟を捲き込んで、不倫相手との心中沙汰で死んだ母親の保険金を渡すと言われて、田舎街までのこのこ出てきた主人公(登場いきなり二度寝して遅刻w)。母親を殺して自殺した法定代理人を名乗る男の言うままに、手続きを進める。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月7日
『キリング・ファミリー 殺し合う一家』:保険金が出るまでの間、失業中なのでどうせやることもない。ろくに顔も合わせたこともない弟が住んでいた半ばゴミ屋敷を整理して、道具類を叩き売って金に変える日々。その間、主人公を招いた男は、サイドビジネスの誘拐業に精を出していた。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月7日
『キリング・ファミリー 殺し合う一家』:……こう、いろいろ嫌な感じに「雑」(^^;; まず主人公の体型が、たるみ切った肉づきで腹のでた小太りで、緊張感ゼロの雑な体型(爆。あんまり深く考える様子もなく、小悪党の指示に雑に流されてゆく。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月7日
『キリング・ファミリー 殺し合う一家』:何かこう、自分自身にも関心が薄い。自尊心が不足したまま、惰性で生きてる感じ。対する小悪党も、いろいろ無神経で雑。その場のノリですぐ判るウソをしれっとつくわ、誘拐なんて大それた犯罪を、そこの浅い計画に惰性でこなすは。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月7日
『キリング・ファミリー 殺し合う一家』:話しぶりも、相手の目の前で、本人や家族をヘラヘラとdisるとか、本当にいそうな田舎のオッサンの無神経さで、すごく嫌(;´д`) つか、人口密度薄すぎて、悲鳴を上げても誰も助けにきてくれなさそうなのも嫌(爆 #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月7日
『キリング・ファミリー 殺し合う一家』:ここまで、ボロクソに貶しているかのように読まれた方もいらっしゃるかと思うが、この映画は所謂「嫌ミス(嫌な後味のミステリー)」なのであり、つまり大絶賛しているということを、よくご理解いただきたい(爆 #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月7日
『キリング・ファミリー 殺し合う一家』:その意味で、今回もタイトルがエクストリーム過ぎるんだよね。まぁ、結局、登場人物ほぼ全滅するので(おい)、ウソではないのだけど、別に家族で殺し合うのがキモの話でもないので。田舎の嫌な感じを詰め込んだ映画だよなー。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月7日
『キリング・ファミリー 殺し合う一家』:別に派手な銃撃戦もカーチェイスも、デカいセットもない、これまた金がかかってなさそうなんだけど、登場人物が全員考えが浅くて、仕事が雑で、クズなんで、まったく先が読めずに最後まで緊張感が持続する、よく出来た嫌ミス映画でした。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月7日
『セキュリティ』@ヒューマントラストシネマ渋谷(17/3/28(tue)鑑賞)
Netflix|セキュリティ
https://www.netflix.com/title/80161921
本日の映画『セキュリティ』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。アントニオ・バンデラス主演、ショッピングセンター・アクションだそうで。……ショッピングセンター?(^^;; #fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月28日
『セキュリティ』観終わりました。殺し屋に追われた女の子が逃げ込んできて、心に傷を負った元軍人の主人公は彼女を守って戦うことに…と書くと、正月に観た『スタンドオフ』と一緒になっちゃうけど(^^;;、ど定番なお話をど定番にやりきってくれたのが嬉しいザ・B級アクション。#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月28日
『セキュリティ』:アフガン帰りの元海兵隊大尉で失業中のエディ(アントニオ・バンデラス)が、やっと見つけたショッピングモールの警備員の仕事の初勤務の夜、嵐の中に助けを求めて飛び込んできた少女を店内に受け入れる。それを追って重武装の戦闘部隊が襲いかかる!#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月28日
『セキュリティ』:基本的なあらすじはこんなもの。シンプルなだけに強度が高い。あとは、お約束の各要素を、どう表現するか。まずマフィアに雇われた敵について、本編で細かい説明はないけど、練度とか戦意の高さからすると、民間軍事会社系かな。まず通信の封鎖から始めるプロ集団w #fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月28日
『セキュリティ』:冷静沈着で部下の犠牲にも平然としているベン・キングズレー率いる統制の効いた傭兵部隊に対するのは、5人のショッピングモールの警備員はバンデラス以外は戦闘経験なしのボンクラ揃い。あかん、勝ち目ない……という所から、さて、どうひっくり返すか(^^) #fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月28日
『セキュリティ』:そう、この映画、バンデラスひとりが活躍するんじゃなくて、ショッピングモールの地の利を活かしてこのボンクラ軍団を指揮してどうプロ集団と対決するか、という作戦・戦術の妙が中盤までの見せ場。主人公の元士官設定がここで活きてくる。#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月28日
『セキュリティ』:ボンクラ警備員ひとりひとりにも見せ場作って、ちゃんとキャラ立ちさせたりね。ヒロインの幼女も、ラジコンカーで偵察したり敵を撹乱させたり活躍するぞ。勿論、クライマックスではバンデラスがばっちり大活躍だ!(^^) #fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月28日
『セキュリティ』:テンプレート通りと言えばそうなんだけど、そのテンプレートを観客にどう楽しんでもらうかこそ、ジャンル映画のお楽しみ。カットの繋ぎ方、セリフ廻しの妙だけでも、工夫の余地は無限にある。この映画、自分はB級アクションとして、非常に楽しめましたね。#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月28日
『セキュリティ』:アントニオ・バンデラスが、今も元気にアクション映画の主役張ってる姿眺めるだけでも、『デスペラード』の仕込みギターケースに熱狂したオッサンには嬉しい(^^)。もう最初っから最後まで、にっこにこのアクション映画。ちなみにレイトでもほぼ満席でしたよ。#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月28日
『3月のライオン 前編』@地元のシネコン(17/3/20(mon)鑑賞)
3月のライオン【前編】 Blu-ray 豪華版(本編Blu-ray1枚+特典DVD1枚)
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3月のライオン【後編】 Blu-ray 豪華版(本編Blu-ray1枚+特典DVD1枚)
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3月のライオン おさらい読本 初級編 (ヤングアニマルコミックス)
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3月のライオン おさらい読本 中級編 (ヤングアニマルコミックス)
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2016/08/26
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本日の映画1本目『3月のライオン 前編』@地元のシネコンに劇場入りしました。神木隆之介主演、大谷啓史監督。この監督は、善かれ悪しかれ原作を自分のものにしちゃう人なんで、さてどうなるか。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月20日
『3月のライオン 前編』観終わりました。エピソードの構成を結構大きく取捨組み換えをしているものの、うまく映画としての観応えに繋がっていた印象。特に原作の最大の魅力でもある内話(モノローグ)を絞りつつ、重要で強い言葉はちゃんと残してて、そこは良かったですねぇ。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月20日
『3月のライオン 前編』:原作は主人公の零を中心に、個性豊かな棋士たちや周囲の人々の人生や内面を丁寧に掘り下げて描く、一種、群雄伝的なスタイルなんだけど、それをそのままやってては前後編4時間半あってても全然足りないので(^^;;、零くん中心の視点に整理されてます。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月22日
『3月のライオン 前編』:そうやって長く情報量も視点も豊かな原作を整理されると、この物語が内省と内話(モノローグ)の物語だったことに気づかれされます。いや、前にも書いたように、そこも原作より整理されて、ボリューム的には削られてるんですけどね。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月22日
『3月のライオン 前編』:だけど、芝居と佇まいで補われ、鋭さは失われていない。作り手が画面(え)の強さを信じてるんでしょうね。台詞やモノローグを削られても、原作のシーンの意味や豊かさが壊されたり喪われたりした印象はなかったな。自分はこのスタイルは好きですよ。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月22日
『3月のライオン 前編』:アニメ化ならともかく、実写化だと扱いしくじるとリアリティラインが一気に壊れそうな二階堂(まぁ、文字通り「マンガみたいな大金持ちの御曹司」設定なので(^^;;)は、むしろ序盤の重い空気を打ち壊すような登場の仕方をします。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月22日
『3月のライオン 前編』:リアリティラインを崩すことは、必ずしも悪いことではないんですよね。ただやり過ぎると、スラップスティックになっちゃうし、それ以前にただ滑って終わることもある(爆 今回だと、さすがに「にゃー将棋」とかの破壊力の高いネタは避けたようで。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月22日
『3月のライオン 前編』:この辺のマンガ原作の実写化の際のネタの取捨選択の間合いも、昨今の作品ではだいぶ成熟してきて、失敗も少なくなってきている印象。ちなみに同じ問題はハリウッドのヒーローものも抱えているはずだけど、だいぶアプローチが違うのが面白いよね。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月22日
『3月のライオン 前編』:ハリウッドだと、原作コミックスからルックスや設定を大胆に変えることに躊躇しないし、それを観客も受け入れるし。日本だと、やっぱりまずルックスを寄せようとするんだけど、しかし、染谷将太のあの太り方は大丈夫なのか……?(特殊メイクだそうです)。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月22日
『3月のライオン 前編』:話を戻すと、多様な登場人物たちの内話(モノローグ)を重ねて重ねて、豊かな世界観を作っているのだけど、この映画版では主人公・零を中心に整理され、あとは島田八段と二階堂がちょっとあるくらいかな。かなりばっさり整理されてます。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月22日
『3月のライオン 前編』:ただそうすることで、原作自体が持つ構造の美しさも見えてくる。俗世の何もかもを振り切って、盤上の駒に意識を集中し、自身の内的世界を孤独に窮めてゆく……とその孤独の同時に、その先に待つのは、彼を支える周囲の人々の声に満ちた豊かな世界だった、と。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月22日
『3月のライオン 前編』:いや、あくまでそれは監督の(あるいはいち観客である自分の)解釈に過ぎないし、後編であっさりひっくり返されるかもしれないけど(^^;;、自分は前編クライマックスでわずかに示唆されたこの物語構造を美しいと感じました。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月22日
『3月のライオン 前編』:あとは零くんの過去をしっかり描く都合からか、ヒナちゃんより香子の方が、今回扱いが大きいのは賛否が分かれるかも(^^;; まぁ、でも、イジメの話にせよ、お父さんの話にせよ、後編はヒナちゃんの話が前に出てくるしな……。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月22日
『3月のライオン 前編』:個々のキャラの扱いで怒ってる声も多少あるようですが、概ね原作のイメージを裏切らない映画だったと思います。特に対局シーンの緊張感は、大きな画面に集中する映画の特性を活かせてたような。これなら後編も安心して観に行けそうですね。そんな映画でした。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月22日
ミュージアム ブルーレイ&DVDセット プレミアム・エディション(初回仕様/3枚組) [Blu-ray]
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『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』@新宿ピカデリー(17/3/20(mon)鑑賞)
「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」スペシャル・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バップ
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ひるね姫~知らないワタシの物語~ (1) (角川コミックス・エース)
- 作者: 一花ハナ,神山健治
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/04/10
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『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』実は観終わって、友人たちと感想会だか反省会だかをやっての帰り。テクノロジーを生活シーンに落とし込む手際の良さはさすがだったけど、ドラマとビジョンはあっさりめ。その分、変な破綻はなかったけど、それで良しとすべきかどうか。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月20日
『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』:何というか、表層的にはそんなに深い話をやってるわけではないので、するっとした喉ごしで胃にまで届いてしまうのだけど、映画としてそれでいいのか問題っつーか。下手をすると「そうですか」で終わってしまいかねない。ストレスはないけど。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月20日
『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』:後は全体に作中に散りばめられたイメージの練りこみというか、有機的な結合感が甘いんだよね。例えば自動運転の話なのに、その存在が投げかける倫理的、哲学的な命題に踏み込むわけではない。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月20日
『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』:メーカー主導の開発と、ソフト会社主導の開発の相克に触れるわけでもない。それに作品のテーマらしき「心根一つで人は空も飛べる」てのが、作中に出てくる自動車メーカーの標語でもあるんだけど、それ自動車作りと関係ないよね。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月20日
『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』:やりたいコンセプトは判るし、それまで悪いとは思わないんだけど、やりたいこと、出したい要素が先走りすぎて未消化な印象を受ける。もう何稿か脚本を練って、もう一段高い視座でビジョンを示して欲しかった。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月20日
『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』:いや、高望みしなければ、これでもいいちゃいいんだけどね。自動運転車の話はネタのひとつに過ぎないというなら「そうですか」で済んで、つるつるとした喉ごしで引っかかりなく吞み込める話だし。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月20日
『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』:まぁ、『劇場版SAO』でも思ったんだけど、クリエイターの想像力が鈍ったのか、アニメの制作サイクルの問題なのか、日本アニメが現実のテクノシーンに新しいビジョンを提示する力が弱くなってるんじゃないか、という印象を感じなくもない。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月20日
『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』:TV版『SAO』の時は、確実に半歩先のビジョンを示すことができていたのに。この映画を観て、「あの映画で描かれた自動運転技術を現実にしたかったんです!」という技術者が将来出るかな、って話。TV版『SAO』では、世界中にいたけど。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月20日
『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』:アニメーションとしては良く出来ていたと思うし、特に大きな破綻もない。破綻するようなところには、踏み込まないしね。だから口を窮めて罵倒するほど酷くもないけど、観てて傷も残らない。でも娯楽(エンタメ)って、それでいいんだっけ…? #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月20日
『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』:そうだ。もう一点、この映画は夢の世界と現実世界がシームレスに入り乱れるお話なのだけど、その乱れ方が、日本アニメにしか見られない(つか、日本人がやりたがる)間合いの取り方で、これは日本アニメの特徴ではあるなぁと思ってましたw #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月20日
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