『国際捜査!』@シネマート新宿(21/03/13(sat)鑑賞)
韓国警察史上最大?の国際捜査が幕を開ける!『国際捜査!』予告
本日の映画1本目『国際捜査!』@シネマート新宿に劇場入りしました。しょーもない収賄容疑で内務調査をかけられそうになった刑事が、ほとぼり冷まそうフィリピン旅行に出たら現地で殺人事件に捲き込まれる韓国映画。ほどほどスケールの定食アクション・コメディ……かなあ(^^)。#fr21_n pic.twitter.com/5VEpkZ24sF
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月13日
『国際捜査!』観終わりました。バイプレイヤーズ畑ひと筋の冴えない中年のオッサンたちがフィリピンでわちゃわちゃしてるだけの華のない絵面の映画なのだけど、それでもしっかり映画一本楽しく廻してのけるという、案外、韓国映画の地力を魅せる映画。こういうのが侮れないのよ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月13日
『国際捜査!』:田舎の所轄刑事ビョンス(クァク・ドウォン)は年中金欠で、住宅ローンの資金繰りにも苦しみ、地元中小企業からの袖の下にも手を出したものの、内務調査の手が及びそうで落ち着かない。それもこれも、幼馴染みで詐欺師の親友ヨンベ(キム・サンホ)に金を持ち逃げされたためだ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月26日
『国際捜査!』:そのヨンベがフィリピンにいるという。それでうっかり妻子の前でフィリピンの名を口にしたら、「結婚以来、国内旅行にも行ってないんだから、フィリピン旅行に連れてゆけ」と奥さんに詰められ(爆、職場の仲間も何故か多額の餞別を包んでくれたので、休暇を取ってフィリピンへ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月26日
『国際捜査!』:現地では家族サービスに徹していたものの、たまたま見つけた同郷の後輩でガイドのマンチョル(キム・デミョン)によるとヨンベは殺人犯として刑務所にいるという。訪ねるとヨンベ自身は冤罪だと訴える。見捨てかけたものの、ヨンベは山下資金の在り処を知っていると口にする。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月26日
『国際捜査!』:幼馴染みの友情と山下資金の金に目が眩んでw、家族と別行動でヨンベの冤罪を晴らす捜査を始めるビョンス。だが、単独行動を始めるや、あっという間に金とパスポートと携帯電話を擦られ、フィリピン裏社会の混沌に振り廻されてゆく……というお話。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月26日
『国際捜査!』:主役3人は全員オッサンで、小太りだったり禿げだったりと、冴えない事この上ない絵面ですが、いずれも韓国映画を長年支えてきたバイプレイヤーズです。これ以外に、若手のイケメンの俳優とか美人女優とか見事に出てこない(爆 そこで勝負しない、と潔く腹を括った企画。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月26日
『国際捜査!』:とはいえ、そこは皆、百戦錬磨のベテランですから、オッサン3人が腹を探りつつ、友情もありつつのわちゃわちゃ芝居だけで楽しいので、案外、これでスクリーンの場持ちがするんですね。森繁久弥やフランキー堺とかの気心の知れた面子で廻す昭和名喜劇を観ているようだわ(^^) #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月26日
『国際捜査!』:そこをベースにしつつ、何が飛び出してくるやら判らないフィリピン裏社会を舞台にすることで、先が読めなくなる。気を抜いたらあっという間に財布もパスポートも盗まれるくらいなら御の字。友人の冤罪晴らすはずが、自分も冤罪で刑務所にぶち込まれるし、油断がならない。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月26日
『国際捜査!』:その一方で、念のためにと、ボディーガードにチャラい兄ちゃんコンビを雇ったらいきなり作中最強で無敵だったりするので、どうなってんだよ、フィリピン(爆 いや、実際のフィリピンの現実がどうこうよりも、韓国人のフィリピン観の反映なんでしょうけれど。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月26日
『国際捜査!』:そんなわけで、刑事と詐欺師で幼馴染みのオッサン3人の南洋の冒険行で、華はまったくないが、それはそれでわちゃわちゃと楽しい映画でした。ちなみに『ノンストップ』も中年夫婦の海外家族旅行の話でしたけど、韓国でそういうの流行ってんの?(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月26日
■監督フィルモグラフィ:キム・ボンハン(?年~)
『スキャナーズ』@シネマート新宿(21/03/20(sat)鑑賞)
Scanners (1981) ORIGINAL TRAILER [HD 1080p]
本日の映画4本目『スキャナーズ』@シネマート新宿に劇場入りしました。1981年公開。デービッド・クローネンバーグ監督の超能力バトル映画。頭が吹っ飛ぶ描写で有名な作品だけど、これもVHS時代にレンタルで観ただけなんじゃなかったかな。今日も温故知新(^^) #fr21_n pic.twitter.com/zzXKdlmgLf
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月20日
『スキャナーズ』観終わりました。以外と21世紀に観てもそこそこ面白い映画でした。超能力バトルものと言いつつ、通底するのは企業統治の話であり、生殖の話であり、倒すべき「悪」が自身の所属する組織深部と融合し、己の実存とも融合してゆく。電話回線越しに超能力ハッキングもあるぞ(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月20日
『スキャナーズ』:これを1981年にやってんのか〜。監督の若きデビッド・クローネンバーグの才気がキレキレで、軽やかに時代を越えてくるのが凄まじい。超能力表現のキモがSFXというより特殊メイクで、ラストの決戦も特殊メイク合戦という辺りが、80年代B級SF映画らしくて微笑ましいけど(^^) #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月20日
■監督フィルモグラフィ:デビッド・クローネンバーグ(1943年~)
『奥様は、取り扱い注意』@TOHOシネマズ池袋(21/03/20(sat)鑑賞)
劇場版『奥様は、取り扱い注意』予告【2021年3月19日(金)公開】
本日の映画3本目『奥様は、取り扱い注意』@TOHOシネマズ池袋に劇場入りしました。綾瀬はるか&西島秀俊のエスピオナージュ・コメディ。TVドラマの劇場版なんだけど、結局、録画した再放送を一話も観てない……orz 韓国映画はこの手のお話得意だけど、邦画だとどうかな(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月20日
『奥様は、取り扱い注意』観終わりました。日本人で『アトミック・ブロンド』を撮れる女優・綾瀬はるかの圧倒的身体性を堪能する映画…と思いきや、中盤まで記憶喪失でおっとり美人妻と化した綾瀬はるかと、風光明媚な海辺の港町で、スローライフ夫婦生活を過ごす映画(爆 どうしてこうなったw #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月20日
『奥様は、取り扱い注意』:事前に思ってたのと違うorz が、綾瀬はるかがワンピース姿の清楚な若奥様然と海岸通りを歩くだけで、「まあ、それはそれで」と成立してしまうのが恐ろしい。スクリーン持ちする美人女優というのは、実在するのだ。そうなると、余計なことをしないのが正解になる。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月20日
『奥様は、取り扱い注意』:正直、韓国映画『ノンストップ』のようなわちゃわちゃした夫婦スパイ・アクションを期待して行ったら、のんびりスローライフ夫婦生活を見せられて、明らかに想定していたジャンルが違うわけです(^^;; TV版をこのペースでやってたとも思えないけどなあ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月20日
『奥様は、取り扱い注意』:あらすじとか設定が茶番レベルで真面目にエスピオナージュをやるつもりではないのは、最初から判ってたんで、別にそこはいいんですが、もっとスパイものらしい緊張感が……。「でも綾瀬はるか美人だしね」「そだねー」で大概どうでも良くなる恐ろしさっつーか(爆 #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月20日
『奥様は、取り扱い注意』:とは言え、終盤は巨大な掘削探索船上で、たっぷり西島秀俊と夫婦アクションで大立ち回りがあるので、ご安心を。いや、スタントも入れてるんだろうけど、このレベルで身体の動く女優さんにアクション大作映画をなかなか用意できない邦画の罪を考えちゃうよね。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月20日
『奥様は、取り扱い注意』:立ってる姿を映してるだけでスクリーン映えする女優さんであり、バリバリの高速近接格闘戦(CQB)描写もこなせる身体性も併せ持つ「綾瀬はるか」という女優を、邦画はどう扱うべきかを割と真剣に問われる映画ではあって、観た後、ちょっと考え込んじゃいました。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月20日
■監督フィルモグラフィ:佐藤東弥(1959年~)
https://www.netflix.com/title/81343382
https://www.netflix.com/title/81343381
Netflix | ごくせん THE MOVIE
『太陽は動かない』@立川シネマシティ/CINEMA ONE(21/03/06(sun)鑑賞)
『太陽は動かない』観終わりました。やっと公開に漕ぎつけた、藤原竜也主演の国際スパイ・アクション。藤原竜也は日本で原作コミックスとかではなく、キャスト主導で企画が立てれる数少ないスタア俳優なので、勢い邦画は藤原竜也大喜利になりがちという指摘もあるようですが、さて(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月7日
※劇場入りのコメント間違えた……orz
『太陽は動かない』観終わりました。世界を股にかけるスケールの大きな世界水準のアクション映画、としてはそこそこよくできてました。でも世界のスパイ文学のトレンドのキモを外して、全然違うことやってるのをどう評価すべきか(^^;; まあ語りたいテーマがそもそも別なんでしょうね。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月7日
■監督フィルモグラフィ:羽住英一郎(1967年~)
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『アウトポスト』@新宿バルト9(21/03/13(sat)鑑賞)
最悪の戦闘を描く衝撃の実話『アウトポスト』2021.3.12(金)公開【予告】
本日の映画2本目『アウトポスト』@新宿バルト9に劇場入りしました。2009年、アフガニスタン北東部。四方を切り立った渓谷に挟まれた最前線の前哨基地(アウトポスト)が、撤退寸前にタリバン部隊の猛攻を受けるお話。この基地、何かのドキュメンタリーで観た気がするなあ……。#fr21_n pic.twitter.com/eoJWIVNQa1
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月13日
『アウトポスト』観終わりました。周囲の斜面から基地施設が一望できる基地を巡る米陸軍vsタリバンの攻防。いや、この地勢で重要設備の埋設もせずに、よくこの犠牲で済んだな、というか。敵を舐めてたのと、ある意味、米軍側の装備と練度があったればこそ、この程度で済んだというべきか。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月13日
『アウトポスト』:まず根本的な話として、兵隊さんのいる軍事施設とは言え、この基地はまず地域住民を招いて懐柔(ハーツ&マインド)工作を行うための外交的な機能の施設なんですね。なので、防御が困難なこんな場所に基地が作られている。加えてタリバンは重砲や爆撃機とか持ってないし。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月14日
『アウトポスト』:なので、抗堪性もそれほど必要ない。いざとなればカタールからB1爆撃機呼んで、爆弾の雨を降らせばいいし…という敵を舐めた姿勢が、ひと目で判る基地構成です。敵が暗視装置持ってない前提で、日没以降はリラックスして騒ぐし。そんなもん、どこからでも入手可能だろうに。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月14日
『アウトポスト』:だいたい戦闘中に、弾薬庫から敵の銃撃を避けながら基地内各所の銃座に銃弾届けるのなんて、ちゃんと地面掘って連絡路作ってればだいぶ楽だったはずで、真面目に戦争やる気あったのかと。まあ前線の兵隊さんの問題より、アホな基地構成を承認した後方司令部の問題ですが。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月14日
『アウトポスト』:勿論、戦争映画を撮り慣れたハリウッドの映画ですので、迫力ある戦闘シーン描写は堪能できますし、悲壮な決意で戦う若い兵隊さんの姿は胸を打つんですが、このアホウな戦略プラン思いついたペンタゴンの高官をぶん殴るのが先なんじゃないの、という疑念がやはり拭い難い。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月14日
『アウトポスト』:映画のEDで、実際に戦闘に参加した兵隊さんをインタビューしたCNNの映像が挟まれ、こうした実録映画を撮って顕彰もする。この映画にも、参加兵のひとりが本人役で出てるそうで、そういったメディア化が、戦死者の慰霊と兵士の顕彰として、米国では社会に組み込まれてる。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月14日
『アウトポスト』:しかし、若い彼らがその遠い異国の土地で、なんで顔も知らない現地の人々と殺したり殺されたりせねばならなかったのか、の核心の話には巧妙に踏み込まずにやり過ごし、「兵隊さんは立派に戦いました」という話に落とし込んでいるわけで、それでいいのか、とは思いますよね。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月14日
『アウトポスト』:一応触れておきますが、この戦闘の結果を受けて、米軍はこの前哨基地展開の戦略をすぐに終了させており、組織としてはまだ柔軟に対応している方です。それでも、前線からホワイトハウスまでの長大な指揮系統の中で、誰かがこんな間抜けな戦略を思いついて実行に移される。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月14日
『アウトポスト』:ここでは「戦争」だけど、同じような話は社会のどこででも起こりうる。東京大空襲では、地域住民にできるはずもない消火を命じたバカのおかげで、10万人の市民の命が失われた。災害や防疫や貧困政策のどこかにバカが紛れ込むことで、人は死んだり身ぐるみ剥がされたりする。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月14日
『アウトポスト』:そして得てして、それを思いついたバカを締め上げるより、犠牲になった人々を顕彰することで社会は気が済んでしまう。しかし市井の市民の立場からは、そういうものだと受け入れて、その時になったらできる限り足掻いてみせるくらいしかないのでしょうか。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月14日
『アウトポスト』:まあ、バカのマクロなやらかしで死地に嵌め込まれるのを前もって気づくのは難しいのでしょうが、自分や自分の身内にそれが起こったら、絶対にそのバカを見つけ出してぶん殴りに行こう。それと勝手に美談にして消化しようとする連中も、と映画を観ながら考えていました。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月14日
■監督フィルモグラフィ:ロッド・ルーリー(1962年~)
『Tokyo 7th シスターズ 僕らは青空になる』@新宿バトル9(21/02/28(sun)鑑賞)
『Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-』予告編
本日の映画1本目『Tokyo 7th シスターズ 僕らは青空になる』@新宿バトル9に劇場入りしました。スマホ向けアイドルゲームの劇場アニメ。いや、ゲーム自体はやってないし、好きな声優さんが出てるのかもよく判ってないのだけど、楽曲PのKzのファンだったりするので(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月28日
『Tokyo 7th シスターズ 僕らは青空になる』観終わりました。アイドル映画の皮を被った森川智之劇場だった(爆 まあ大枠としては、記号性強めのファンムービーということで良いのだけど、森川智之演ずる悪役ディベロッパーの憎々しげな口上を機に一気に全体の熱量が増して血が通うのはさすが。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月28日
『Tokyo 7th シスターズ 僕らは青空になる』:その森川智之キャラの暗躍で絶望的な状況に叩き込まれて意気消沈するアイドルたちに、熱い説教で喝を入れるのがマネージャーの水瀬いのりで、ああ、こうやって時代は移りゆくのだな、と(^^;; その辺の熱量で映画として成立させる作品でした。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年2月28日
『野球少女』@TOHOシネマズ新宿(21/03/06(sat)鑑賞)
Netflix | 野球少女
https://www.netflix.com/title/81442112
本日の映画2本目『野球少女』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。野球大好きの女の子が、真っ向勝負で韓国球界に挑むジェンダー・スポ根映画。そうなると問われるのは挑まれる男性社会の方、というね。『野球狂の詩』をこの目線でリメイクしてもいいのに、とか思いつつ。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』観終わりました。女子最速130キロの速球を投げ、高校球児として全国優勝に寄与し、「天才野球少女」とマスコミにもてはやされても、プロ球団のドラフトで声もかからなければ、トライアウトも受けさせてもらえない。それでも折れずに挑み続ける女の子のお話。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:お話は主人公が高校三年の秋からスタート。新設の強豪校に特例で入部した女子選手チュ・スイン(イ・ジュヨン)は、女子最速130キロの球速を誇り、チームの全国優勝に寄与した選手だが、ドラフトでは声もかからず、トライアウトは門前払いで受けさせてもらえない。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:チーム内で唯一心を開いていたリトルリーグ以来の幼馴染イ・ジョンホ(クァク・ドンヨン)はドラフトでプロ入団を決めて以来、距離を感じて声をかけづらい。裕福ではない家庭で母親からは就職を迫られながら、孤独にプロ入団の道を探る彼女の前に、新しいコーチが着任する。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:プロを目指すものの独立リーグ止まりで、離婚したばかりのところを旧知の監督に拾われた新任コーチのチェ・ジンテ(イ・ジュニク)は、アマチュア女子野球や就職の進路指導を頑なに拒否してプロを目指す彼女に、彼女の実力ではプロでは通用しないと諭すが……というお話。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:強豪野球部の男子部員の中で紅一点……とはいうものの、きゃぴきゃぴした華やかさはなく、スポーツ選手の中にサムライがひとり混じってるような面構えで(^^;; お話が進むにつれ、おいおい判ってきますが、野球は集団競技とはいえ彼女は孤独に戦ってここにいる。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:ここまでも実は結構ハードモードで、唯一の女性選手ということで、他の男子選手や監督から嫌がらせを受けながらの選手生活だし、高校野球部に入部するのも、新設校で名前を売りたい高校側に無理矢理売り込んで、お父さんが監督に土下座までして入部してる。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:それで男子選手に混じっての全国大会優勝という「ありえない奇跡」をものにしている女の子なんですが、そんなものではプロ入団には全然足りない。連載マンガなら第二部開始で、まあそれは面構えも違いますよね(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:一応、リトルリーグ以来の「戦友」として幼馴染がいるけど、リトルリーグでは自分より小柄だった彼も、ガタイが大きくなって先にプロ入団を決めてしまう。第一部で「旅の仲間」だった親友キャラが抜けて、ハードモードで再スタートする感じかな。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:この映画は、このヒロインの折れない心(アイアン・ハート)を除けば、基本的に韓国野球界の現実に即して語られます。日本だと女子プロ球団があるけど、韓国はまだそこまでいってないのかな。高校生の女子野球選手の進路として、アマチュア野球はあるけどプロはない(作中では)。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:日本で野球やってる女子選手だと、実業団とか大学野球部に推薦とかありそうだけど、韓国だとそこも層が薄いのか。まあ、あくまでヒロインの目指しているのはプロ野球なので、アマチュア野球の有力選手だったという先生とかもわきにいるけど、あまり出番ないんですよね(^^;; #fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:無茶は承知の話なので、愚直に突進してゆく彼女の前には、過酷な現実が次々に立ちはだかります。まず男女差別云々の前に、女子最速とは言え130キロの球速では遅すぎてプロでは通用しない。でも、球速だけが本当にプロの条件なのか。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:ここでこの映画は、女性差別と戦う話である以上に、選手の能力を評価する軸は多様にあるべきではないか、という、より普遍的な命題を提示します。そこに軸足を置けば、女性でも障害者でも、参加の可能性は広がる。多様性(ダイバーシティ)とは、本来、そうあるべきでしょう。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:ヒロインがしゃにむにプロ野球に挑戦し続けるのは、「女にも野球をやらせろ」というより「私を公平に評価してくれ」という理由なんですよね。ラス前で球団側が提示するある条件を否定するのも、女性の社会参画拡張が理由ではないからでしょう(結構迷ってたけど(^^;;)。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:プロ野球に限らず、アスリートの世界は一握りのトップエリートの裏で、膨大な敗者たちの「諦め」が折り重なって綴られている世界です。どんな崇高な目標があっても、どこかで「諦める」ことを受け入れる瞬間がくる。劇中でも「諦めることは間違いじゃない」という台詞がある。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:でも「諦め」を受け入れた敗者たちも、「あそこで諦めなかったら、自分はもっと先へ行けたのか」という問いを胸に秘めている。だから「公正な評価」を求めて「諦めない」ヒロインに、その戦う姿に、自ずと胸が熱くなる。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:この映画は、物語の熱量の基盤をそこに置いているので、男女関係なく感情移入できる映画です。女性映画というより、まず「挑戦する人」の映画なんだよね。同時にその挑戦を受け入れられる社会は、女性により生きやすく、男性にとっても生きやすい社会を予感させる。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日
『野球少女』:結構、ハードモードな現実を描きながら、それでも観終わって爽やかな野球映画であるし、重要な問いかけを孕んだジェンダー映画であると同時に、多様性(ダイバーシティ)とはどうあるべきかという視座を示す素敵な映画でした。#fr21_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2021年3月6日