積読日記

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陰山琢磨『超・空挺砲艦「火龍」』第3巻

超・空挺砲艦「火龍」〈1〉大逆転!ガダルカナル戦 (コスモノベルス)

超・空挺砲艦「火龍」〈1〉大逆転!ガダルカナル戦 (コスモノベルス)

 amazonにはまだ画像はおろかこの巻のリンクすら載ってないので、とりあえず1巻のリンクを。
 タイトルの「空挺砲艦」というのは、重火器で武装した対地攻撃機ガンシップ)のこと。広義には武装ヘリなんかも含まれるが、主に輸送機に戦車砲やら大口径のガトリング砲やらを積んで、トラクターが畑でも耕すように地上の敵を薙ぎ払う、地上の兵士にとっては極めて質の悪い悪夢のような兵器のことを指す。
 ちなみに実在するガンシップについての国内で入手可能な定本といえば、この辺りか。
ガンシップ

ガンシップ

 本シリーズは、そのガンシップをWWIIの日本軍が開発していたら、という架空戦記で、この作者特有の『プロジェクトX』ばりの技術者の開発秘話と前線の兵士の苦闘で構成されている。
 この巻で完結のようだが、火力と火力の壮絶な殴り合いを空戦でやるというこのシリーズの最大の魅力を存分に発揮してもらえると、嬉しいのだけど。