積読日記

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幸村 誠『ヴィンランド・サガ(6) (アフタヌーンKC)』

ヴィンランド・サガ(6) (アフタヌーンKC)

ヴィンランド・サガ(6) (アフタヌーンKC)

 トルフィンとトルケルの死闘は、覚醒し父スヴェン王への叛逆を決意したクヌート王子によって終息。トルケルはアシュラッドとトルフィンとともにクヌート王子の傘下に下る。
 夥しい殺戮の果てに、物語は次のステージへ──
 
 というわけで、荒々しいヴァイキング叙事詩も、どうもここからが本番のようで。
 お話の構造としては、これから繰り広げられるデンマーク王家内部の権力抗争を通じて、トルフィンが亡き父トールズが宿していた戦士の眼差しを受け継ぐとことまでなのだろうけど、現時点でのトルフィンの荒みきった目つきを見る限り、先は長そう。
 しかし、ここまで血みどろの話を、元々、少年誌でやろうとしてたのか……いや、無理だって。